アメリカのサンクスギビングには、日本のお正月のように家族でご馳走を食べる習慣があります。
アメリカの学校では、Thanksgiving Feast(サンクスギビングのご馳走)は何を食べる?という話もよくするようです。
日本では馴染みのない行事ですが、アメリカにいる間は、子供たちの記憶に少しでも残るよう、定番の料理を作りたいと思っています。
今日は、簡単に作れる!アメリカのサンクスギビングの定番料理 についてご紹介します。
定番のサンクスギビング料理
我が家でよく作る、サンクスギビングの定番料理はこちらです。
- ローストターキー(Roasted Turkey)
- クランベリーソース(Cranberry Sauce)
- パンプキンパイ(Pumpking Pie)
- マカロニチーズ(Mac and Cheese)
- マッシュポテト(Mashed Potatoes)
あとは、コーンブレッド(Cornbread)も定番メニューです。
Trader Joe’sで売っているコーンブレッドの素などを使うと、簡単に作れます。
定番のサンクスギビング料理の作り方
ローストターキー(Roast Turkey)
こちらのブログでご紹介しています
クランベリーソース(Cranberry Sauce)
- クランベリー 1袋(12oz、340g)
- オレンジジュース 1カップ(200ml)
- 砂糖 150g(お好みで10〜50g追加)
- クランベリー1袋(12oz、340g)を水洗いし、ざるにあげておく
- オレンジジュース1カップ(200ml)に砂糖150gを入れて沸騰させる(オレンジジュースの代わりに水でもOK)
- 煮立ったら、クランベリーを入れて、中火で煮詰める(クランベリー弾けて、潰れていきます)
- クランベリーが半分以上潰れてきたら、弱火で煮詰める
- 味見をして、甘みが足りなければ、お好みで砂糖を10〜50gくらい足す
- クランベリーの形がなくなるまで煮詰めたら完成
パサつくターキーもクランベリーソースの甘酸っぱさがあると、とても食べやすくなるのでおすすめです。
パンにつけたり、ヨーグルトに入れて食べても美味しいです。

スーパーマーケットではサンクスギビング前、袋入りのクランベリーが山積みになります。

煮詰めていくと、皮が弾けて果汁が飛ぶことがあるのでご注意を!これくらいのなったら弱火で煮詰めます。

形がなくなるまで煮詰めたら完成!

余ったものは瓶に入れて冷蔵しておくと、長持ちします。
パンプキンパイ(Pumpking Pie)
- 9インチの冷凍のパイ型 1つ
- 砂糖 120g(お好みで150gくらいでもOK)
- パンプキンスパイス 小さじ1杯〜2杯くらい
- 塩 ひとつまみ
- パンプキンピューレ 1缶(15oz、425g)
- 卵 2つ
- 無糖のコンデンスミルク(Evaporated milk) 1缶(12 floz, 354ml)
- お好みで生クリーム(トッピング用)
- 9インチの冷凍のパイ型を解凍し、柔らかくなったらフォークで穴を開ける
- 砂糖120g(お好みで150gくらいでも)とパンプキンスパイス(小さじ1杯〜2杯くらい)、塩ひとつまみを混ぜる
- パンプキンピューレ1缶(15oz、425g)に1の砂糖とパンプキンスパイスを混ぜる
- 卵2つを割って混ぜてから、3に入れて混ぜる
- 4に少しずつ(3〜4回くらいに分けて)、無糖のコンデンスミルク(Evaporated milk)1缶(12 floz, 354ml)を入れて混ぜる
- 1のパイ型に5の中身をゆっくり入れる(入れすぎに注意!)
- オーブンで、華氏425度(摂氏218度)で15分、その後華氏350度(摂氏177度)に下げて、50分程度焼いたら完成(竹串などをさして、生地がくっついてこなければOK!)
お好みで生クリームやナッツを添えて。
そのまま冷蔵して使用できるホイップクリームも便利ですが、すぐにダレてしまうので、おもてなし用として出すときは、しっかり自分で泡立てた生クリームを使うことをおすすめします。
パンプキンスパイスはクセがあるため、子供たちはあまり好きではないようなので、我が家では香り付け程度に、小さじスプーン1/2分くらいしか入れていません。
パンプキンスパイスの代わりに、粉末のシナモン(小さじ1杯)、粉末のジンジャー(小さじ1/2杯)、粉末のクローブ(小さじ1/4杯)を入れてもOKです。
食べやすい、一口サイズのパンプキンパイもおすすめです

9インチは一般的なパイ生地(Pie Shell)のサイズのようで、よく売っています。こちらは2枚セットでした。

サンクスギビングからクリスマスシーズンにかけて、Libby’sのパンプキンピューレ缶は沢山売り出されています。15oz(425g)は小さい方の缶です。大きい方は29oz(822g)で9インチのパイ2枚分に適量です。

コンデンスミルクはEvaporated Milkと呼ばれます。生クリームや通常のミルクの代わりに、こちらをマカロニチーズやマッシュポテトに混ぜても美味しいようです。

卵がLサイズだったせいか、上記のレシピではフィリングが少し余りました。欲張ってフィリングを入れすぎて、少し溢れてしまいました。

ホイップクリームとカシューナッツで簡単に飾り付けをしました。

パンプキンスパイス。こちらもサンクスギビング前にはよく売り出されていますがあまり直前だと売り切れていることもあります。

私が使っているパンプキンスパイスには、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、クローブが入っています。

こちらは、そのまま生クリームがでてくる優れもの!(ただし、少々、生クリームはへたりやすいです。)
マカロニチーズ(Mac and Cheese)
今回は市販のものを使いました。
量を増やすために、マカロニを足して、チーズとバターとミルク、塩、胡椒で味付けしています。

マカロニと味付け用の粉末が入っているので、バターとミルクだけ足せば完成します。簡単で便利です。

マカロニ、チーズ、バター、ミルク、塩を足して完成です。
マッシュポテト(Mashed Potatoes)
- ジャガイモ 2つ
- バター 大さじ2杯(28g)
- 生クリーム 40ml 塩
- お好みの量
- お鍋で水からジャガイモ2つを茹でる
- 竹櫛が通るくらいの柔らかさになったらお湯から出して、潰す
- ガーリック風味がお好きな方は、パウダーのガーリックパウダーをふりかけてもOK
- 温かいうちに、バター大さじ2杯(28g)、生クリーム(40ml)、塩(お好みの量)を足して混ぜたら完成

バターや生クリームやミルクの量はお好みで調整してください。
まとめ
今日は、簡単に作れる!アメリカのサンクスギビングの定番料理 についてご紹介しました。
どれも簡単なものですが、作ってみるとサンクスギビングの雰囲気が楽しめます。
日本のお節料理のように、毎年食べていると飽きたと感じるものなのかもしれませんが、子供が飽きるまでは、ターキーを含めたサンクスギビング料理を作ってお祝いをしたいと思います。
簡単なレシピですが、少しでも参考になれば幸いです。

