ロケットや宇宙が大好きな息子たち。
ロケットが大好きになったきっかけは、コロナ禍の自粛生活中にお酢とベーキングソーダでペットボトルロケットを飛ばしたことです。
幼稚園、学校などでも人気がある、お酢とベーキングソーダを使った実験。
身近な材料で簡単にすぐでき、STEM教育にもなるのでおすすめです。
今日は、お家でSTEM教育!簡単にできるお酢とベーキングソーダの簡単実験 についてご紹介します。
ベーキングソーダとお酢の化学反応
ベーキングソーダ(重曹)とお酢を混ぜると化学反応が起こり、シュワシュワとした泡=二酸化炭素が発生します。
このシュワシュワは、キッチン・水まわりなどお掃除にも利用できますが、子供たちの実験にも活躍します。
ベーキングソーダとお酢で飛ばすペットボトルロケット
材料
- 空のペットボトル(500ml以上の容量、コーラなどのしっかりしたペットボトルが使いやすい)
- コルク
- ダクトテープ
- キッチンペーパー
- ベーキングソーダ
- お酢(一般的な蒸留酢、Distilled Vinegarで良い)
=発射台を作る場合=
- 木の板
- 釘
=自立するロケットを作る場合=
- 割り箸、鉛筆、ストローのいずれか 3本か4本
- ゴム
実験方法
事前準備
- まず、発射台を作るか、自立するロケットを作るか、どちらかを選びます
- 木の板の裏から釘を打って、コルクを固定する
- コルクの周りにダクトテープを巻き、太さを調整する
- ペットボトルの周りにゴムをつける
- ゴムとペットボトルの間に鉛筆などを四本配置し、同じ高さになるようにする
- ゴムの周りにテープをつけて固定する
- コルクの周りにダクトテープを巻き、太さを調整する
ロケット発射
ロケットを飛ばすときは・・・
- 周囲に障害物のない、広い場所で飛ばしましょう
- お酢が降ってきてお酢臭くなるので、飛ばす人は、汚れても良い服装で行きましょう
- 1/3くらいに切ったキッチンペーパーに、大さじ一杯分くらいのベーキングソーダを入れて包む
- ペットボトルにボトルの1/4から1/3くらいの量のお酢を入れる
- キッチンペーパーで巻いたベーキングソーダーをペットボトルの中に入れる
- 発射台のコルク部分をペットボトルに挿してから発射台を地面に置く(発射台を使わない場合は、コルクを挿してから、ペットボトルを逆さまにして地面に置く)
- お酢にベーキングソーダが入るとすぐに化学反応が始まり、ブクブクと泡が出てくるので、急いでその場を離れる
- 限界になると、コルクが外れて、ペットボトルロケットが打ち上がる
※3-5は可能な限り、手早くやりましょう。
失敗なく、より簡単にペットボトルロケットを飛ばしたい!という方には、Water Rocket がおすすめです。
ベーキングソーダとお酢で作る火山の噴火
材料
- 紙皿(プラスチック製でも良い)
- ホイルパン(紙皿の下に置く。汚れても良い屋外で実験する場合は不要)
- 紙粘土
- 絵の具
- スポイト、もしくは、シリンジ(我が家では不要になった液体風邪薬用のシリンジを使用)
- ベーキングソーダ
- お酢
- 着色料(マグマのように見えるので、赤色がおすすめ)
- シリンジ: 子供用の液体風邪薬などについているものでOK
- 着色料: 何色でも、色を混ぜでも良いですが、マグマのように見えるので、赤っぽい色がおすすめ
実験方法
事前準備
- プラスチック製の平らなお皿の上に、紙粘土で自分の好きな火山の形を作る
- 頂上部にはベーキングソーダを置くので、少し凹ませる
- 紙粘土が乾いたら、絵の具で好きな色に塗る
- 室内で実験する場合には、紙皿の下にホイルパンなど深めのお皿を置く
火山噴火
- 紙粘土の火山の窪んだ部分にベーキングソーダを入れる
- 着色料(Food Coloring)を少し混ぜたお酢をスポイトなどで少しずつ垂らす
- 火山が噴火するように、ベーキングソーダとお酢が溢れ出す
まとめ
今日は、お家でSTEM教育!簡単にできるお酢とベーキングソーダの簡単実験 についてご紹介しました。
お酢とベーキングソーダを使った実験は、アメリカでは人気があるようで、博物館のSTEMイベントでも、お酢とベーキングソーダを使った実験をするコーナーがありました。
プレスクール(3歳や4歳)でも同様の実験をしていました。
ハロウィンの時期に、ジャック・オー・ランタン(かぼちゃをくり抜いて作ったかぼちゃのお化け)の中にベーキングソーダを入れてから、着色したお酢を垂らして口から泡が溢れるのを見たそうです。
このような実験はとても面白く、印象深いようで、子供たちも楽しそうに実験結果を教えてくれました。
コロナの影響でなかなか子供たちにも新しい経験をさせてあげられない日々が続いていますが、少しでも楽しいことを経験させてあげたいと思います。