多種多様な人種の人が集まるニューヨーク。
学校でも様々な文化に触れあう機会が設けられています。
ニューヨークのロングアイランドの学校に通っている息子ですが、今年のマルチカルチュラル・ウィークでは、ペルーについて勉強してきたようです。
今日は、息子が通う学校(キンダーガーデン・エレメンタリースクール)のイベント、マルチカルチュラル・ウィーク(Multicultural Week)についてご紹介します。
マルチカルチュラル・ウィーク(Multicultural Week)
- 色々な国や地域の文化について学ぶ週間
- 毎年1つの国が選ばれ、その国の文化、歴史、風習、食べ物などについて勉強する
コロナ以前は学校でオープンハウスも開催され、かなり盛大なイベントだったようです。
例えば日本がテーマだった時は、学校に鳥居のようなものが用意されたり、千羽鶴が飾られたり、日本食が振る舞われたりしたそうです。
選ばれた国に由来がある保護者がボランティアとして、様々な準備をすることが多いようです。
残念ながら今年はオープンハウスは開催されませんでしたが、1週間みっちり、ペルーの文化について学んできたようです。
今年のテーマ、ペルーについて学んだこと
息子の学校では、今年のテーマはペルー。
ペルーの国旗を作る
印刷したペルーの国旗に色ぬりをしたようです。
国旗に描かれた動物が、vicuña(ビクーニャ)という動物であるということも学んできました。
ビクーニャはアンデス山脈に生息するラクダ科の動物。
ペルーの国家を聴く
マルチカルチュラル・ウィークのペルーに関する勉強や作業をする間は、スペイン語で歌われている国家がバックミュージックとして流れていたそうです。
この授業の後、息子は他の国の国家や国旗にも少し興味を示すようになりました。
スペイン語の挨拶を学ぶ
ペルーの公用語の一つであるスペイン語。
息子の学校にはスペイン語を話せる子供たちが多いこともあり、スペイン語での簡単な挨拶を勉強してきたようです。
マチュピチュのジオラマを作る
粘土やラマの毛糸を使って、各自マチュピチュのジオラマを作成したようです。
息子は、本物のラマの毛糸を使ってラマをデコレーションしたり、アンデス山脈にしかいないAndean Bear(Spectacled Bear=メガネグマ)などを表現したようです。
ペルーに生息する動物について学ぶ
アンデス山脈やアマゾン熱帯雨林に住む動物たちの色ぬりをしてきたり、Andean Bear(メガネクマ)のお話を読んできたり、お面を作ってきました。
いつまで記憶に残るかわかりませんが、現時点では、私よりもペルーについて詳しくなっています。
自分の国や文化を紹介する日
マルチカルチュラル・ウィーク以外にも息子の学校では多文化について学ぶ機会があり、自分のルーツとなる国や文化の服装をしていく日がありました。
いつもと違った服装でみんなと会える、楽しい1日。
息子の学校の日本人の子供たちはほとんどが浴衣か甚平を着ていたようです。
息子も甚平を着て、手作りのうちわを持って登校しました。
浴衣は少し動きにくいので、中には着替えを持っていった子もいたようです。
浴衣や甚平は日本から持参しておくと、意外な時に役に立ちます!
メモリアルデー前後や独立記念日の夏休み前には、アメリカについて学ぶ機会も設けられています。
まとめ
今日は、息子が通う学校(キンダーガーデン・エレメンタリースクール)のイベント、マルチカルチュラル・ウィーク(Multicultural Week)についてご紹介しました。
iPadの読書アプリでもペルーに関する本を沢山読んだりして、思ったよりも詳細に多文化について学んできたようです。
来年は、他の文化をより肌で感じられるように、オープンハウスも再開されることを願います。