刃物は日本製に限る!
アメリカに来て実感することの一つです。
包丁だけに限らず、ハサミも日本製の方が切れ味がよく、耐久性があることが多いので、私は、赤ちゃん用の爪切りバサミや、子供が工作で使用するハサミ、キッチンバサミも、日本で買ったものを使用しています。
しかし、一つ、大事なものを買い忘れていました。
鉛筆削りです!
プレスクールでは、そこまで鉛筆を使用する機会がなかったのですが、キンダーガーデンに行くと、筆箱も色鉛筆も持参。
学校にも電動の鉛筆削りがあるようですが、家でも鉛筆を削る機会が増えて、アメリカの鉛筆と鉛筆削りの質の悪さに愕然・・・
理想の鉛筆削りに出会うまでに長い時間がかかりました。
今日は、アメリカの鉛筆削り事情をご紹介します。
アメリカの鉛筆削り
アメリカの鉛筆の問題なのか、鉛筆削りの問題なのか、両方の問題なのか、アメリカの鉛筆削りでは、なかなか気持ちよく鉛筆が削れません。
以下、私が使ってみたアメリカの鉛筆削りの感想と結論をご紹介します。
お土産屋さんで買った鉛筆削り
モーテルのお土産売り場で買ったカブース(車掌車)の鉛筆削り。
可愛いですが、ほぼ、鉛筆削れず・・・
ターゲットで買った49セントの鉛筆削り
ターゲット(Target)で買った、激安鉛筆削り。
削りカスがそのまま捨てられる便利なのですが、芯が飛び出たり、中で芯が折れたりすることが多いです。
たったの49セントなので仕方がないのですが、あまりに何度も折れるとイラっとしてしまいます。
アマゾンで買った数十ドルの電動鉛筆削り
アマゾンでは高レビューが多かった、電動鉛筆削り。
まず、音が非常に大きい。
そして、削り口はザラザラ。芯の削れ方も全く均一性がなく、芯が飛び出てしまうことも。
しかも、しっかりと削りカス用の容器をセットしていましたが、削ったカスが散乱しました。
数十ドルしましたが、0.49ドルの鉛筆削りと大して質が変わりませんでした。
鉛筆削りのストレスを減らすために購入したのに、余計にストレスが溜まりそうだったので、こちらは返品しました。
ちなみに、こちらの商品のAmazon.comのレビュー数は、26,000超え。評価は、★4.8の高評価の商品です。私の元に来たものがたまたま調子がよくなかっただけかも知れません。
MUJI(無印良品)の小さな鉛筆削り
Amazon.comで購入した、MUJI(無印良品)の鉛筆削り。
ペンケースに入れて持ち運びできる、小さな鉛筆削りです。刃は、信頼のKAI(貝印)。
ケースがついているので、削りカスの掃除も簡単です。
鉛筆は、尖りすぎるくらいシャープに、とてもよく削れました。
しかし、色鉛筆は、やはり芯が柔らかいようで、芯が折れてしまったり、少し削りにくかったです。
持ち運びの鉛筆用としては、優れものですが、お値段はこのサイズにしてかなり高めの約8ドル(日本では100円・・・)。
アメリカのダイソーで購入した鉛筆削り
アメリカの100円ショップ、ダイソー(DAISO)で購入した小さな鉛筆削り。
1.99ドルですが、アメリカで購入する無印良品のものと比較すると、かなり割安。
まだ数回しか利用していませんが、削り心地もかなりスムーズで、アメリカの色鉛筆もとてもきれいに削れました。
携帯にも便利!Made in Japan!
買って損のない、おすすめ商品です。
譲ってもらったPanasonicの電動鉛筆削り
困っていた時に、お友達から譲ってもらったのが、Panasonicの電動鉛筆削り。
昔、CIAで働いていたというおじいちゃんがくれたものらしく、かなりの年代物。
しかし、自動停止機能もあり、しっかりと削れます。
折れやすく、削りにくい、アメリカの色鉛筆もきれいに削れました。
アメリカで使った鉛筆削りの中では、一番の削りやすさです。
少しシャープすぎる削り方が気になりますが、芯が折れずに削れるので、大事に受け継いで使用したいと思います。
結論
レビューを見るだけでは、なかなか難しいアメリカでの鉛筆削り選び。
一番良いのは、日本で鉛筆削りを買ってくることだと思います。
しかし、今は、コロナの影響で日本に簡単に帰ることができません。
日本に行くことも、日本から荷物を送ってもらうことも、パナソニックの年代物の鉛筆削りを譲ってもらうこともできない場合におすすめしたいのは、アメリカのダイソーの鉛筆削りか、Amazon.comでも取り扱いがある、日本のカール事務器の鉛筆削り(エンゼル5)です。
Made in Japanの鉛筆削りで、鉛筆の芯の尖り具合も、より細く鋭角な削り方(0.5mm)、少し太めで丸めな削り方(0.9mm)の2段階調整ができるようです。
私も、もし、Panasonicのものが壊れたら、買ってみたいと思います。
レビュー数自体はそこまで多くありませんが、他の鉛筆削りと違って、全ての評価が★3つ以上という高評価です。
まとめ
今日は、アメリカでおすすめの鉛筆削り事情をご紹介しました。
アメリカの鉛筆は可愛くて安いですが、折れやすいこともしばしば。
そして、そんな鉛筆の芯を折らずに削れる鉛筆削りがなかなか見つかりません。
日本では、小学校に上がる時に、文房具を買い揃えますが、アメリカでは2年ほど早いキンダーガーデンを境に、鉛筆を使用する機会が増えます。
まだ文房具自体を使い慣れていない小さな子供たちに、少しでも使いやすい鉛筆や消しゴム、鉛筆削りを用意してあげたいものです。
アメリカでの鉛筆削り探しの時に、少しでも参考になれば幸いです。