アメリカで子育て

キンダーガーデンは何歳から?ニューヨーク州の学校事情

昨年9月から息子がニューヨークのキンダーガーデンに通い始めました。

コロナの影響もありリモート授業も交えながら始まった学校生活。

始めは戸惑いもありましたが、お友達も増えて、毎日元気に登校することができて一安心。

今日は、アメリカ、ニューヨーク州の学校事情(K-12)についてご紹介します。

ニューヨーク州の学校の学年と年齢

ニューヨーク州の学校の学年と年齢について簡単にご紹介します。

  • アメリカの義務教育期間は一般的に、K-12と表記される
  • K-12とは、Kindergartenから12th Gradeまでの12年間のこと
  • 義務教育期間、公立の学校の学費は無償

  • ただし、州によってはKindergartenは必須でない場合もあります

例えば、アラスカ州ではKindergatenは必須ではなく、義務教育の就学年齢は7歳となっています

Elementary School(日本の幼稚園年長〜小学校)

Kindergarten 5-6歳
Grade 1(First Grade) 6-7歳
Grade 2(Second Grade) 7-8歳
Grade 3(Third Grade) 8-9歳
Grade 4(Forth Grade) 9-10歳
Grade 5(Fifth Grade) 10-11歳

Middle School(日本の中学校)

Grade 6(Sixth Grade) 11-12歳
Grade 7(Seventh Grade) 12-13歳
Grade 8(Eighth Grade) 13-14歳

High School(日本の高校)

Grade 9(Ninth Grade) 14-15歳
Grade 10(Tenth Grade) 15-16歳
Grade 11(Eleventh Grade) 16-17歳
Grade 12(Twelfth Grade) 17-18歳

ニューヨーク州のキンダーガーデン

何歳から入学するの?

  • キンダーガーデンに入学する年5歳になる子供が対象 
  • 区切りとなるカットオフの誕生日は9月1日か12月1日(9月1日か12月1日まで5歳になる子供)の場合が多いが、ニューヨーク州としての規定はなく、LEA(Local Education Agencies=地方教育当局)が定める

 

ただし、子供の成長具合に応じて、キンダーガーデンへの入学を1年遅らせるなどの対応も可能なようです。

例えば、私のプレスクール(キンダーガーデンの前に入る学校、通常2歳〜4歳が対象)には、11月中旬生まれの男の子がいました。

男の子のママは、クラスメイトの中では一番体格も小さかった息子の様子をみて、プレスクールを2回(2年間)行かせることにしたとのこと。

日本から転校してきた場合も一学年下の学年に入れることがあります。


参考情報

キンダーガーデンの位置付けは?

  • 小学校(Elementary School)の一番下の学年で、小学校の0年生のような位置付け

 

Kindergaten=幼稚園という意味ですが、位置付けは小学校0年生に近いです。

通常、アメリカのElementary SchoolはKindergartenからGrade 5まで。

Kindergartenからが義務教育となり、無償で公立の学校に入学できるようになりますが、地域によって(例えばニューヨーク市内)は、Kindergartenの1年前のPre-Kindergarten(Pre-K)の4歳から公立の学校に入れるようになります。

どこのキンダーガーデンに通うの?

  • 住んでいる場所(住所)により定められたSchool District(学区)に従う

 

通常、アメリカでは、住所によってどこの学校に行くのかが決まります。

一般的に良い学区の住宅の値段は高くなっています。

以前と比べて別の学区の生徒を受け入れるケースも増えているようですが、学校に個別に相談・依頼をする必要があります。

クラスの規模は?(息子が通う学校の場合)

  • 1クラスの生徒の人数: 16-17名
  • 1クラスの先生の数: 3名(Head Teacher=担任 1名、Assistant Teacher=サブ担任 2名)
  • 1学年のクラス数: 4クラス

 

昨年までは2クラスずつ合同で活動することが多かったようですが、今年はコロナの影響で別クラスや別学年と交わることは一切なく、クラスごとで活動しています。

今年は、リモートクラスの担当なども必要になるため、全体的に職員の数を増やしているようです。

アメリカの学校の特別支援クラス

アメリカでは英語を母語しない場合や、障がいなどがある場合、学校で無償で支援を受けられます。

ENS/ ESL

  • ENL(English as a New Language)/ ESL(English as Second Language): 英語を第二言語とする場合に受けられる
  • 息子の学校では、ヒスパニック(スペイン語を母語とする人たち)とアジア系の移住者が主にこの授業を受けている
  • 授業の間(昼休みはスナックタイム、場合によっては授業中)に別の教室で30分程度の授業を受ける
  • キンダーガーデンの場合は入学後、それ以降は春頃に試験を受けてENL/ ESLクラスが必要か判断される

Special Ed

  • Special Ed(Special Education): 特別支援教育
  • 障がいなどによって特別なサポートが必要な場合(Special Needsがある場合) に受けられる支援

 

障がいがある子供でもその子供の特性を伸ばし、活かすための教育支援を行うことが目的。

IDEAにより特定されている下記の障がいと診断された場合、支援を受けられます。

Special Educationの対象となる13の障がい

1. Specific learning disability (SLD): 発達障害 限局性学習症

  • Dyslexia: 失読症
  • Dysgraphia: 書字障害
  • Dyscalculia:算数障
  • Auditory processing disorder: 聴覚情報処理障害
  • Nonverbal learning disability: 非言語性学習障害 など
2. Other health impairment: その他の健康障害

  • ADHD: 注意欠陥多動性障害など、子供のやる気、注意力などの実行能力に関わる障害 など
3. Autism spectrum disorder (ASD): 自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群
4. Emotional disturbance: 情緒障害

  • Anxiety disorder: 不安障害
  • Schizophrenia: 統合失調症
  • Bipolar disorder: 双極性障害
  • Obsessive-compulsive disorder: 強迫性障害
  • Depression : うつ病 など
5. Speech or language impairment: 発話障害、言語障害

  • Stuttering: 吃音障害
  • Articulation Disorder: 構音障害
  • Cuttering: 速話症
  • Dysprosody: 失音調 など
6. Visual impairment, including blindness: 視力障害(全盲、弱視を含む)
7. Deafness: 聴覚障害
8. Hearing impairment: Deafnessに含まれない聴覚障害
9. Deaf-blindness:盲ろう
10. Orthopedic impairment: 整形障害

    • Cerebral palsy(脳性麻痺) など
11. Intellectual disability: 知的障害
12. Traumatic brain injury: 外傷性脳損傷
13. Multiple disabilities: 重複障害

参考情報

アメリカの学校の通学手段

全員、黄色スクールバスで学校に通うのかと思っていましたが、他の通学手段もあります。

  • 徒歩
  • 自家用車での送迎
  • スクールバス

 

学校からの距離が近い場合は、Walkerとして徒歩で登校します。

つまり、学校から近すぎるとバスに乗れません!

Walkerの場合、10歳くらいまでは保護者と一緒に登下校する場合が多いようです。

スクールバスの代わりに自家用車での送迎も可能です。

スクールバスを利用する場合は、近所の最寄りのスクールバス用のバス停が指定され、決められた時間にバスに乗降します。

アメリカの学校の面白いイベント

アメリカの学校には、日本の学校にはない面白いイベントがあります。

  • パジャマで登校するパジャマデー(Pajama day)
  • 100歳の格好をしていく学校の100日目(100 days of school)
  • 学校で写真を撮る日、ピクチャーデー(Picture Day)
  • 変な髪型にしたり、変な帽子やで学校に行く日(Crazy hair, hat & sock day)

 

Crazy Hair Dayは、髪の毛を染めたり、カップケーキやドーナツみたいな髪型にしたり・・・ヘンテコな髪型をして楽しむ日です。

まとめ

今日は、アメリカ、ニューヨークの学校事情についてご紹介しました。

私の学区では1月にその年の9月入学するキンダーガーデンの申し込み書類の提出が必要でした。

Notary(公証人)のサインが必要な場合もあるので、時間に余裕を持って準備を始めた方が良いと思います。

ちなみに、Notaryのサインは、図書館や銀行で無料でもらえます。

現在はコロナの影響で、オンライン(ビデオ面談とEメールでの書類のやりとり)でサインがもらえる場合もあります。

キンダーガーデンが始まる年齢や申し込み書類の提出期間は学区により異なると思うので、情報収集をしっかりすることをおすすめします!

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