アメリカ、ニューヨークの郊外で暮らしている我が家ですが、先日、3歳の息子が補助無しの自転車に乗れるようになりました。
ストライダー(バランスバイク)が主流になってきてからは、早いと2歳くらいで自転車に乗れるようになる子もいると聞きます。
息子たちもストライダーのおかげでスムーズに自転車に乗れるようになりました。
今日は、ストライダーはやっぱりすごい!3歳、補助輪なし自転車デビューへの道のり についてご紹介します。
自転車に乗れるようになるまでの道のり
1歳半頃〜
- 両足を蹴って進む、足けりの乗り物
英語では、Ride-On Carと呼ばれます。
家の中では、手押し車と乗り物の両方の形で使えるものを使用していました。
ネジも大きくて組み立ても簡単。
ネジ回しの練習ができる組み立て遊びとしても活躍しました。
2歳半頃〜
- 三輪車
英語では、Trike(トライク)と呼ばれます。
ペダルに足が届いて、自分でこげるようになったのは、2歳半頃でした。
それまでは、ペダルに足を乗せておいて、親がPush Handle(手押し棒)で後ろから押していました。
私たちが使っていたのはお下がりの日本製の三輪車ですが、手押しモードに切り替えができて非常に便利でした。
手押しにする時にペダルに足を置いておくとクルクル回ってしまうので、漕がないで良い(Training Pedal)モードに切り替えられるものがおすすめです。
サイクリングモード(Cycling)に切り替えると、ペダルとタイヤが連携して自分で前に進むことができます。
2歳後半〜
- ストライダー
英語では、Strider(ブランド名)、Balance Bikeと呼ばれます。
はじめはゆっくり進んでいましたが、数日経つとスイースイーと進める距離が伸びていき、一ヶ月も経つと自然にスムーズに乗れるようになっていました。
ストライダーは2歳頃から3歳、4歳頃まで乗る可能性があります。
成長が著しく身長も伸びる時期なので、特別な道具なしで、簡単にハンドルとサドル部分の高さ調整ができるストライダーはとても便利です。
EVA樹脂(EVA Foam)でできているタイヤは、とても軽いので持ち運びも簡単で小さい子でも乗り回しやすくなっています。
また、空気が入っているゴムタイヤとは違いパンクしないのが魅力です。
3歳前半〜
- 補助輪付きの自転車(12インチ)
英語で、補助輪はTraining Wheelsと呼ばれます。
ストライダーからそのまま補助無し自転車にいける子供もいると思いますが、我が家では、ペダルを漕ぐ練習のため、補助付きの自転車にも少し乗せることにしました。
補助輪付きの自転車もはじめはゆっくりのスピードでしたが、一週間くらいでスムーズに乗れるようになりました。
しばらくの間は、ストライダーか補助輪付きの自転車の好きな方を選んで乗っていました。
3歳後半〜
- 補助無しの自転車(12インチ)
ペダルにも慣れてきた頃、12インチの自転車の補助輪を外しました。
次男は3歳にしては少し小さめなので、12インチのバイクをこぐことはできますが、止まるときに足がほとんどつかない状態でした。
そのためはじめは少し怖がっていましたが、大人が後ろで支えながらスピードを出してこぐようにアドバイスをすると・・・
1時間足らずで上手に乗れるようになりました!
最初はハンドルさばきも慣れずにフラフラしていましたが、その日のうちに曲がったり、円を描くように自転車に乗れるように。
乗れると嬉しいようで、毎日のように自転車に乗りたいと言っています。
こちらはストライダーと違い空気を入れるタイプのタイヤです。
ハンドブレーキもペダルブレーキもないので、スピードを出すようになったら、別の自転車に交換した方が良いと思います。
ストライダーのすすめ
次男は2歳からストライダーを乗り始めたので、3歳には補助無しの自転車が乗れるようになりました。
- 2歳頃から乗り始めることができる
- バランス感覚を養える
- スピードに慣れて、自転車のような乗り物が楽しいと思える
長男の時は、ストライダーを与えておらず、補助輪付きの自転車に乗らせていました。
4歳になり、いざ補助無し自転車に乗らせようとすると・・・バランスがとれず怖かったようで、ほとんど前に進めませんでした。
その様子を見てから自転車はバランスが大事だと悟り、すぐにストライダーを買いにいきました。
長男は、ストライダーにまたがると、お尻が痛い、怖い、と言ってはじめはスムーズに進めませんでしたが、それでも少しずつ練習をして、一ヶ月もすると上手に乗りこなせるようになりました。
当時4歳だった長男。
ストライダーが乗りこなせるようになってから補助無し自転車に乗せたところ、なんと一発で補助無し自転車に乗れるようになりました。
怖いという気持ちがあると、ペダルを勢いよく踏むこともできないので、まずはストライダーやバランスバイクでバランス感覚を養い、自転車のスピードに慣れること、そして楽しいと思ってもらうことが大事だと思います。
また、周りのお友達を見ていると、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる下の子は、上の子に追いつきたくて、ストライダーでもどんどんスピードを出して乗りこなしている印象を受けます。
お友達や少し年上の子どもと一緒に乗るのが、ストライダーやバランスバイクが上達するコツかもしれません。
まとめ
今日は、 ストライダーはやっぱりすごい!3歳、補助輪なし自転車デビューへの道のり をご紹介しました。
特にストライダーはベビーカーを卒業した後の次男の移動手段としても大活躍!
軽くてパンクもしないので、とても重宝しました。
両足をつけるので、ほとんど転ぶことなく安全なのも嬉しいポイントです。
ただ、早くに自転車に乗れるようになると親としては嬉しいものですが、子供の成長はそれぞれなので焦る必要は全くないと思います。
先日も息子のお友達(6歳)がストライダーや補助なし自転車の練習をほとんどしていない状態でしたが、息子の自転車を貸すとすぐに自転車に乗れるようになりました。
成長してバランス感覚や運動神経も発達すると、自ずと乗れるようになるようです。
お子様の成長に合わせて、乗り物を選ぶ際の参考になれば幸いです。