今年の一時帰国中、わずか二週間だけですが、長男が日本の小学校(小学一年生のクラス)に体験入学させてもらいました。
クラスにロケット好きな男の子もいたようで、楽しく過ごしていた息子ですが、七日目には学級閉鎖に。。
今日は、学級閉鎖で終了!楽しかった日本の小学校への体験入学 についてご紹介します。
日本の小学校に体験入学した感想
ニュースの通り、東京を中心に日本ではコロナの感染者がまた増えてきています。
その影響をもろに受けてしまったようで、二週間だけ日本の小学校に体験入学をした息子ですが、なんと、六日目はクラスメイトの半数近くがお休みだったらしく、七日目から学級閉鎖(リモート授業)に・・・
残念、無念!!
たったの六日間ではありましたが、息子にとってとても貴重な経験になったようです。
ここでは、日本の小学校に通った息子の感想や気づいたことについてご紹介したいと思います。
- 生活の授業が楽しい
- 英語の授業が楽しい
- 給食は美味しい
- 水筒が重たい
- 首元を冷やすためのタオルが便利
- 下敷き、ノート、筆箱などは無地?!
生活の授業が楽しい
生活科は、平成元年から小学校低学年(1、2年生)に新設された教科。
身近な生活に関わる活動や経験を積むことで、自立の精神を養うことを目的としているようです。
生活科では朝顔の観察やキャベツの収穫をしたようです。
最近は、朝顔の鉢植えも保護者が持ち帰る学校が多いようですが・・・息子は二キロもある大きなキャベツを歩いて抱えて帰ってきました。
バックパックは約3キロ。
全部で5キロもの重さのものを持って歩いて帰ってきたことに驚きです。
息子は顔を真っ赤にして帰ってきましたが、達成感を感じることができたようで、とても誇らしげでした。
英語の授業が楽しい
小学三年生からは外国語活動、小学五年生からは英語が必修科目となっているようですが、息子が通った小学校では小学一年生でも年に数時間、英語の授業が行われているとのこと。
タイミングよく、息子も英語の授業を受けることができました。
外国人の先生が来て、みんなで英語で挨拶をして、名前を書いたカードを交換しあったようです。
給食は美味しい
コロナの影響で全員前を向いての黙食。
お友達との会話は楽しめなかったようですが、シーフードピラフやガパオライス、菜めし、麦ご飯、しらすトースト、七夕汁など、毎日工夫された献立で、どれも美味しかったとのこと。
もちろん学校や先生の方針にもよると思いますが、息子が見てきた限り、結構残している子もいたようです。
苦手なものがある場合は、先生に理由を説明をしてから、残すこともあるようです。
わずか六日間の体験入学だったので給食当番は体験できませんでしたが、パン係だったらやってみたいなぁとのことでした。
(スープやご飯はすくう回数が決まっているようですが、やはり難易度が高いように見えたようです。)
水筒が重たい
昭和の学校では蛇口から出る水を飲んでいましたが、いまはみんな水筒をぶら下げて登下校。
ランドセルだけでも重たいのに、みんな本当によく頑張っていると思います。
ちなみに息子が通った小学校では、熱中症対策のために、水筒の中身はスポーツドリンクでもOKとのことでした。
首元を冷やすためのタオルが便利
こちらも熱中症対策の一環ですが、よく百均で売っている冷感タオルを巻いていてもOKとのこと。
日本では、アイスリングなどの熱中症対策グッズが充実しています。
下敷き、ノート、筆箱などは無地?!
デパートに行くと色々なキャラクターの文房具が売っていますが、小学校(特に低学年の間)は、無地のものを持参するように!と言われる学校が多いようで驚きました。
息子が通った学校では、下敷きのみ無地と注意書きがありましたが、学校によっては筆箱なども無地でないとダメな場合もあるようです。
自分が好きな柄やキャラクターのものを持っていった方が楽しく勉強ができそうですが・・・
気が散ってしまうなどの理由で現在では無地のものが好まれているようです。
他にも、習っていないカタカナや漢字は使ってはいけないなどと厳しく言われることもあるようで・・・
日本らしい”標準化”を求める部分も多くあるようです。
まとめ
今日は、学級閉鎖で終了!楽しかった日本の小学校への体験入学 についてご紹介しました。
とても短い期間でしたが、息子はいつもと違う学校生活がとても楽しかったようで、今からまた「来年も日本の小学校に行きたい!」と言っています。
日本や日本の生活に興味を持ってくれるのは嬉しいことです。
アメリカの長い夏休み、たくさん新しい経験をして、楽しんで欲しいと思います。