コロナウィルスの流行によって、お家時間も増えて、生活スタイルも変わってきているこの頃。
自分の身の回りのものを整理すると、捨てるのにはもったいなけれど、もう自分には必要のないものも出てくるかもしれません。
今日は、アメリカで中古品を売買する方法!知っておきたいヤードセールやウェブサイト情報 についてご紹介します。
アメリカで不要品を売買する方法
多くのものを売買したい時には、ヤードセールを開催するのがおすすめです。
少しずつ整理していきたいといういうときは、Facebookなどを活用してみるのも良いと思います。
- ヤードセール
- フェイスブックのマーケットプレイス
- フェイスブックのBuy/Sellグループ
- Info-Freshの掲示板
Facebookのマーケットプレイスのほかにも、メルカリやeBay、Poshmarkなどでも売り買いができます。
ヤードセール
家族単位、もしくは近所のお友達を誘って合同(Multi-Family)で、前庭(Yard)や車庫(Garage)を使って行うフリーマーケットのことを、ヤードセール、ガレージセールと呼びます。
現在、ニューヨークでは、コロナウィルスの影響と寒さのせいで、ほとんど見かけませんが、暖かい時期や季節の変わり目には頻繁に開催されています。
本格的にやりたい時は、値札を貼ったり、沢山の品物を並べたりと少し準備が必要になりますが、思い立った時に、要らないものを少し並べて置くだけでも、ふらっと人が立ち寄ってくれることもあります。
ヤードセールは、誰でも気軽に開催することができるのが魅力。
子供たちもお店屋さんごっこのような感覚で、楽しみながら、物の価値や売買について学ぶことができるので、お手伝いをしてもらうのも良いと思います。
私の経験からヤードセール・ガレージセールのポイントをまとめました。
初めて挑戦する方は参考にしてみてください。
- 人通りが多い場所・家で開催する
- 天気の良い日に行う
- 貼り紙やフェイスブックの掲示板などでお知らせをする
- 接客する人数は多めに確保する
- お釣りとなる1ドル札、5ドル札は多めに用意する
- 洋服の出店が多い場合は、ハンガーラックと姿見鏡(スタンドミラー)を用意する
- 複数家族で開催する場合は、値札を色分けすると便利
人通りが多い場所・家で開催する
住宅街のあまり奥の方だと、人がほとんど集まらないことも・・・
複数の家族で開催する場合は、人通りが多い通りに面した家を選んだ方が集客率がよくなります。
天気の良い日に行う
基本的なことですが、暖かく天気の良い日の方が人通りも多くなります。
ただし、天気の良い三連休の週末などは、遠出してしまう人も多いので少し注意が必要です。
貼り紙やフェイスブックの掲示板などでお知らせをする
近所の人、通りすがりの人だけでは集客は限られているので、少し遠方に住んでいる人も呼び込めるように、人通りの多い通りに貼り紙を貼ったり、フェイスブックのコミュニティのページなどでお知らせを出しましょう。
スーパーマーケットや美容室などにも掲示板がある場合が多いので、掲載許可をもらって貼り紙をするのも良いでしょう。
接客する人数は多めに確保する
全ての商品に値段を予め貼るのはかなりの手間がかかるので、その場で値段を決めることがあると思います。
値段を設定していても、値段交渉されることも多々あるので、臨機応変に接客できるように、接客できる人数は多めに確保しておきましょう。
あまり接客人数が少ないと、見えないところで万引きされてしまう可能性もあるのでご注意を!
私たちも、いつの間にかメガネケースの中身のサングラスがなくなっていた・・・ということがありました。
お釣りとなる1ドル札、5ドル札は多めに用意する
20ドル札、10ドル札、小さな金額のお札をしっかり用意しておきましょう。
日曜日はお給料をもらうことが多いのか、ヒスパニック系の方が100ドル札を持ってくることも!
ヤードレースを行う際は、銀行で、30〜40ドル分くらいを1ドル札と5ドル札を中心に両替をしておくことをおすすめします。
洋服の出店が多い場合は、ハンガーラックとスタンドミラーを用意する
洋服が多い場合は、売る方も見る方もハンガーから洋服を下げている方が便利です。
可能であれば、スタンドミラー(姿見鏡)も用意しましょう。
試着はできなくとも、鏡があるだけでも、購入意欲が高まるようです。
複数家族で開催する場合は、値札を色分けしておくと便利
複数家族で開催する場合は、値札を色分けしておくと便利です。
売り場を分けていても、持ち歩いて別の商品と一緒に会計をする人もいるので、お互いに気持ちよく精算時できるような工夫をしておくと良いと思います。
フェイスブックのマーケットプレイス
日本で、中古品・不要品を売買する時に便利なのはメルカリ(Mercari)だと聞いています。
アメリカでもメルカリをはじめ、やeBay、Poshmark、Craiglistなどで中古品で売買は可能ですが、私がよく利用しているのはフェイスブック(Facebook)のマーケットプレイス(Marketplace)です。
Facebookのアカウントを持っていれば誰でも気軽に売り買いができるのが魅力!
断捨離や子供の成長に伴って出てきたものを簡単に売買したい!少しでも安価に欲しいものを手に入れたい!という方におすすめです。
ヤードセールを行うにはある程度まとまった出品が必要になりますが、アプリを利用すれば一品からでも売買可能。
出品の仕方もとても簡単です。
- 売りたいものの写真を撮る(出来れば複数の角度から)
- 掲載したい写真を選択し、商品名【Title】、価格【Price】、分類【Category】、商品の状態【Condition】を入力
- 任意で、大きさ【Size】、ブランド【Brand】、色【Color】、概要【Description】に売買条件(どこで引き渡しをするか)などを記載して公開【Publish】する
- 公開【Publish】後、簡単な審査【Review】がありますが、通常問題がなければ、数時間以内にはマーケットプレイスに出品される
- 購入希望者は、Facebookのマーケットプレイスを通して、ダイレクトメッセージを送信する
- 購入条件に見合う人がいれば、引き渡しのスケジュール、金銭の授受方法(現金か、Venmoなどもアプリ経由か)を確認し、購入希望者に伝える
- 商品の受け渡しが完了したら、Mark as sold(売買済み)とステータスを変更する
なるべく人との接触は避けたいという方は郵送を選択することも可能(自己負担、自分で手配)です。
商品掲載後すぐに問い合わせが殺到した人気商品は、ソファベッド、ダブルストローラー、子供用の滑り台などです。
その他にも使用しなくなったベッドフレームや棚、赤ちゃん用品なども売れました。
マーケットプレイスでは、中高品を購入することも可能です。
公開設定なっていれば、出品者の評価を見ることができるので、購入者する場合は、事前に確認してみると良いでしょう。
ちなみに、私は、マーケットプレイスを通じて、カシオ(CASIO)のPrivia PXシリーズの電子ピアノを購入しました。
長男がピアノを習い始めるにあたり、どうしても鍵盤が重めの電子ピアノが欲しくて、カシオのものを探していました。
マーケットプレイスで見つけたPrivia PX-160は、スタンドとカバー付きで300ドルでした。
マンハッタンまで取りに行きましたが、状態もとても良く、息子のピアノの練習に大活躍です。
フェイスブックのBuy/Sellグループ
Facebookでは、住んでいる地域限定のBuy/Sell専用のグループが存在することがあります。
例えば、私は住んでいるエリアの名前に下記のような名称がついたフェイスブックのグループがあります。
- Buy, Swap, Sell
- Buy, Sell or Trade
- Virtual Yard Sale
- Yard Sale
- Mama Buy/Sell Marketplace
地域限定のグループだと、自分の住まいに近い人たちとのやりとりになるので、売買が成立しやすくなるという利点があります。
通常、管理者がいる承認制のグループですが、住まいなどの簡単な質問に答えればグループメンバーになることができます。
Info-Freshの掲示板
Info-Freshが管理・運営している掲示板には、売り買い情報が日本語で掲載されています。
- Info-Fresh ニューヨーク 観光 生活 不動産情報: 掲示板ホームページ
Info-Freshは、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、ハワイ、ボストン、マイアミ、ロサンゼルス、ワシントンD.C.のエリアの情報提供を日本語で行なっているサイトです。
売り・買いだけでなく、住まい探しの情報収集も可能です。
ニューヨークの場合、取引場所はニューヨーク市周辺が多いですが、日本語でやりとりを行いたい方におすすめです。
まとめ
今日は、アメリカで中古品を売買する方法!知っておきたいヤードセールやウェブサイト情報 についてご紹介しました。
生活スタイルの見直しや、子どもの成長に伴い出てくる、使わなくなったものたち。
アメリカ生活で、少しでも地域に持てるものを還元したいと考えている方には教会や学校への寄付がおすすめです。
少しお小遣いを稼ぎたいという方はヤードセールを開催したり、アプリや掲示板を利用してみるのも良いと思います。
捨てる前にできることを考えてみたいものです。