アメリカでは、お誕生日を盛大にお祝いします。
幼稚園〜小学校低学年までは、クラスのみんなを招いて、バウンシーハウスやジムなどでパーティーを開くことが多いです。
学年が上がると、少しずつバースデーパーティーの様子が変わってきて、仲の良い子たちだけを呼んで、ボーリング場やレストラン、映画館、貸切スペースなどでパーティーをするようになるようです。
そして、学年が上がるにつれて、人気が出てくるのが、スリープオーバーといわれるお泊まり会のお誕生日会。
今日は、お誕生日にお泊まり会!アメリカのスリープオーバーとは?! についてご紹介します。
スリープオーバー(Sleepover)のお誕生日会
スリープオーバー(Sleepover)とは
- スリープオーバー(Sleepover): いわゆるお泊まり会。アメリカでは、子どものお誕生日会のときにスリープオーバーをすることがある。
アメリカでは、子どもたちがエレメンタリースクール(小学校)頃になると、仲の良いお友だちを招いて、スリープオーバーをすることが増えてきます。
ちなみに、夏休みの間のサマーキャンプなどでもお泊まりをすることがありますが、そのときは、”Sleepaway,” “Overnight”という言葉が使われるようです。
Sleepoverで何をする?
もちろん、何をするのも子どもたちの自由ですが、一般的には、夕方〜晩御飯の前に集まって、一緒にご飯を食べて、ゲームをしたり、映画を観たりして、翌朝の朝ごはん〜ブランチの時間くらいまでを一緒に過ごすことが多いです。
お風呂に子どもたちが一緒に入ったりする文化はないので、お風呂にはあらかじめ入っていくか、翌朝、帰ってきてからシャワーを浴びるようにした方がよいようです。
夕ご飯の定番はチーズピザ、朝ごはんの定番はパンケーキ。
食べ物を用意することになるので、招待する場合は、あらかじめアレルギーの有無を確認することも忘れずに!
Sleepoverに何人招待する?
何人招待するかは、もちろん、お家の広さと自分たち(親)の許容度によりますが、今回息子がお邪魔したスリープオーバーのお誕生日会では、5人に声をかけて、実際に参加したのは3人だったようです。
自分の子どももいるので、3人ぐらいが限度のような気がしますが、中には、10名も子どもたちを呼んだことがあるという人も!!
Sleepoverに必要なもの
Sleepoverに招待されたときに必要なものは、スリーピングバッグ(Sleeping Bag)、いわゆる寝袋です。
アメリカでは、昼寝付きの保育園(デイケア)に子どもを預けるときなどにも、スリーピングバッグが活躍します。
そのため、アマゾンなどでも、光る柄(Glow in the dark)のものや、人気キャラクターのものなど、子ども用のスリーピングバッグがたくさん売られています。
息子は、お下がりでいただいたスリーピングバッグを持っていきました。
スリーピングバッグがない場合は、小さめの毛布(ブランケット)や枕を持参すればOKですが、子どもたちは、芋虫のようにみんなでバッグの中に入るのが楽しいみたいです。
スリーピングバッグはあくまでも毛布代わりで、そのまま床で眠ると体が痛くなりそうなので、お友だちがお泊まりに来る場合には、エアベッドなどがあると便利です。
枕は、招待した方が用意するか、もしくは、足りない場合は、スリーピングバッグと一緒に持ってきてもらうようにお願いをしましょう。
ちなみに、今回のお友だちのグッディバッグの中身はこちら
アイスホッケー好きな子だったので、今回のグッディバッグのテーマはアイスホッケーでした。
可愛らしい鉛筆と消しゴムのセットや靴下、タトゥーシール、空気で膨らませるアイスホッケーのスティックなどが入っていました。
まとめ
今日は、お誕生日にお泊まり会!アメリカのスリープオーバーとは?! についてご紹介しました。
アメリカの小学校のサードグレイド(8歳)の息子は、先日、初めて、お友だちのお誕生日のスリープオーバーに行ってきました。
息子にとっては、人生初のスリープオーバー。
行ってきますのときには、不安そうな顔つきで、メソメソしていていた息子。
日本でも、おばあちゃんやおじいちゃんのお家に子どもだけでお泊まりしたことはないので、夜中に泣いて帰ってくるのではないかとこちらもドキドキしていましたが、泣きべそをかくこともなく、ニコニコで帰ってきました。
みんなでSillyな映画を観て、アイスクリームを食べに行って、やったことのないビデオゲームをして、楽しく過ごせたようです。
新しいことを経験した息子は、また一回り、成長したように思えました。
子どもが少し大きくなったら、スリープオーバーのお誕生日会もおすすめです!