息子が通っているニューヨーク、ロングアイランドの公立学区におけるコロナウィルスの陽性(陽性が発覚した件数)が、遂に50件を超えました。12月上旬現在、こちらの学区では、55名の生徒、14名のスタッフ(教師を含む)の陽性が確認されています。
息子の学区(School District)では、9月始めはハイブリッド(隔日で登校とリモートラーニング)でした。9月後半からは週5日間登校していますが(フルリモート=週5日間リモート授業を選択することも可能)、学区内でのコロナ感染者は週ごとに増えています。特に先週は毎日のように、コロナの陽性者がでたという連絡が学区から届きました。先週は、次男が行っているナーサリー(幼稚園)でも、初めて2件の陽性が確認されました。
それでもエレメンタリースクール(小学校)での陽性率はまだ低い方で、息子の通っている小学校での陽性は3件ということもあり、できる限り学校には行って欲しいと思っています。
その理由の1つは、とても単純ですが 、お友達と遊ぶ機会があるからです。コロナ禍の現在、家族単位で行動し、過ごす時間がとても多いので、家族以外の人たちと交われる時間はとても貴重です。親から離れて、他の人たちと対面するからこそ学べる社会性を少しでも身につけて欲しいと思っています。
今日は、ソーシャルディスタンスを保ちながらできるアメリカの遊びをご紹介します。道具も一切不要、とても簡単なので、キンダーガーデンの息子が学校でよくやっている遊びです。小さな子供は、歌やポエム(詩)、遊びの方が英語を吸収しやすいので、英語を勉強中のお子様にもおすすめです。
目次
Red Light, Green Light, 1-2-3(One-Two-Three)
遊び方に色々なバリエーションがあるようですが、日本の『だるまさんが転んだ』にとても似ています。次男もナーサリー(幼稚園)でもやっていて、大興奮して遊んでいると先生が教えてくれました。誰でも簡単にできるのでおすすめです。
- 遊び方 1
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- 指示を出す人を1人選びます
- 参加者はスタートラインに並びます。
- 指示役の人は1人、ゴールラインの所に立ちます。
- 指示役の人は、スタートラインと反対側を向いて、”Red Light, Green Light, 1-2-3(One-Two-Three)”と言ってから、参加者がいる方に振り向きます。
- 振り向いた時に動いていた人はスタートラインに戻らなくてはいけません。
- レッドライトグリーンライト 1、2、3を繰り返します。
- 1番早く指示役の人にタッチした人が勝ちです。
- 遊び方 2
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- 指示を出す人を1人選びます
- 指示役の人が、『Green Light(青信号)』と言った時は、参加者はフィニッシュライン(ゴール地点)に向かって進みます。
- 指示役の人が、『Red Light(赤信号)』と言いながら振り向きます。参加者はその時はその場で止まらないといけません。もし動いていたら、スタートラインに戻ります。もし、『Red Light』と言ったのに動いている人がいたら、その人は、スタートラインに戻らなくてはいけません。
- 指示役の人は、Green LightとRed Lightを繰り返します。
- 1番早く指示役の人にたどり着いた人が勝ちです。
What time is it, Mr. Fox?
- 遊び方
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- 指示を出す人を1人選びます。指示役がFox(キツネ)役になります。
- 参加者はスタートラインに並んで、指示役(Fox)はゴール地点に立ちます。
- 参加者は順番に“What time is it, Mr. Fox?(キツネさん、今、何時?)”と聞きます。
- 指示役(Fox)は自分が好きな時間を伝え、参加者はその時間の分、自分の好きな歩幅で前に進みます。例えば、“It’s 5 o’clock!(5時!)”とキツネが言った場合、参加者は5歩分、前に進みます。
- それを繰り返し、指示役(Fox)が”Lunch Time!(ランチの時間!)”と言ったら、参加者は逃げ、指示役(Fox)は参加者の誰かを捕まえます。
息子の学校では、コロナの影響もあり、5番だけルールが変わっているようです。
5. それを繰り返し、指示役(Fox)が“Midnight!(真夜中!)”と言ったら、指示役(Fox)はその場で5回、Jumping Jacksをします。その間に参加者はスタートラインに走って戻ります。指示役(Fox)がJumping Jacksを5回飛んでいる間にスタートラインに戻れれば参加者の勝ち、戻れなかった人は負けとなり、次の指示役(Fox)になります。
Jumping Jacksとは、挙手跳躍運動のことで、ジャンプして足を開き手を頭の上でパチンと合わせ、次にジャンプして足を閉じ手を体の脇に戻す体操です。
Mother, May I?
- 遊び方
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- 指示を出す人を1人選びます。指示役がMother or Father(お母さん、もしくは、お父さん)役になります。
- 参加者はスタートラインに一列に並びます。
- 指示役(Mother)の人はゴール地点に立ちます。
- 参加者は順番に、“Mother, may I…?(お母さん・・・しても良いかしら?”と指示役(Mother)に聞きます。例えば、”Mother, may I take 2 GIANT steps forward?(お母さん、大きく2歩、前に進んでいいかしら?)”というような質問をします。
- 指示役(Mother)の人は、“Yes(いいよ)”か、”No(ダメだよ)”と答えます。Yesの場合は、指示通りに進み、Noの場合は進めません。指示役(Mother)は、Yes、Noという返答以外に、”You may take 1 small step.(小さく1歩前に進んでもいいよ)というような代替案を出しても構いません。
- ただ進むだけでなく、”Mother, May I become a monkey?(お猿さんになっても良いかしら?)”というような質問でも構いません。その場合、質問した人はMonkeyの真似をして前に進み、Motherが”Stop(止まれ)”と言った場所で止まります。
- 1番早く指示役(Mother)の所にたどり着いた人が勝ちです。
Simon Says
こちらはリモート授業でもできます。アメリカではとても有名な遊びです。日本の『船長さんの命令ゲーム』にとても似ています。
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- 指示役(Simon=サイモン)を選びます。
- 参加者は、指示役が、”Simon says…”と言った時だけ、指示役の指示に従います。例えば、”Simon says, Touch your nose(サイモンが、鼻を触って、と言ったよ)と言ったら、参加者は自分の鼻を触ります。
- ”Simon says”と言っていない指示、例えば、”Bend your knees(膝を曲げて)”という指示の時に、その動作をしてしまったら脱落です。
- どんどんスピードを早くしていくと、みんなつられやすくなります。
- 最後まで残った人が勝ちです。
まとめ
キンダーガーデンで長男が習ってきたアメリカの遊びをご紹介しました。どれも有名なものですが、ソーシャルディスタンスを保ちながらお友達と遊べるので、子供たちにも先生にも人気のある遊びのようです。遊びながら自然に英語が身につくので、英語を勉強している小さなお子様にもおすすめです。
コロナウィルスの蔓延により、人と交わる時間がなかなか取れない日々が続いています。学校があること、ソーシャルディスタンスを保ちながら、お友達と遊べる機会が少しでもあることに感謝しながら、これ以上の感染者が増えないように、自分たちも日々注意しながら生活したいと思います。
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