コロナの脅威が収まりませんが、可能な限り、学校は対面形式で授業を行って欲しいと思っています。
理由の1つは、とても単純ですが 、お友達と遊ぶ機会があるからです。
コロナ禍の現在、家族単位で行動し、過ごす時間がとても多いので、家族以外の人たちと交われる時間はとても貴重です。
親から離れて、他の人たちと対面するからこそ学べる社会性を少しでも身につけてほしいと願っています。
今日は、ソーシャルディスタンスを保てる!アメリカの小学生のコロナ禍の遊び について紹介します。
道具も一切不要、とても簡単なので、キンダーガーデンの息子が学校でよくしている遊びです。
Red Light, Green Light, 1-2-3(One-Two-Three)
- 日本の「ダルマさんが転んだ」にとても似ている遊び
色々なバリエーションがあるようです。
次男もナーサリー(幼稚園)でもやったようで、とても楽しそうに遊んでいたと先生が教えてくれました。
誰でも簡単にできるの、おすすめの遊びです。
遊び方
- 指示を出す人を1人選ぶ
- 参加者は、指示役から少し離れた所(スタートライン)に一列に並ぶ
- 指示役は、ゴールラインに立つ
- 指示役は、スタートラインと反対側を向いて、”Red Light, Green Light, 1-2-3(One-Two-Three)”と言ってから、参加者がいる方に振り向く
- 振り向いた時に動いていた人はスタートラインに戻る(指示役が戻るように指示する)
- レッドライトグリーンライト 1、2、3を繰り返す
- 一番早く指示役の人にタッチした人が勝ち
- 指示を出す人を1人選ぶ
- 参加者は、指示役から少し離れた所(スタートライン)に一列に並ぶ
- 指示役はゴールラインに立つ
- 指示役が、『Green Light(青信号)』と言った時は、参加者はフィニッシュライン(ゴール地点)に向かって進む
- 指示役が、『Red Light(赤信号)』と言った時は、参加者はその時はその場で立ち止まる
- 『Red Light』と言った時に動いていたら、スタートラインに戻る)
6. 指示役は、Green LightとRed Lightを繰り返す
7. 一番早く指示役の人にたどり着いた人が勝ち
What time is it, Mr. Fox?
遊び方
- 指示を出す人を1人選ぶ(指示役がFox=キツネ役)
- 参加者は、指示役から少し離れた所(スタートライン)に一列に並ぶ
- 指示役(Fox)はゴールラインに立つ
- 参加者は順番に“What time is it, Mr. Fox?(キツネさん、今、何時?)”と聞く
- 指示役(Fox)は、自分が好きな時間を伝え、参加者はその時間の分、自分の好きな歩幅で前に進む
- 例えば、“It’s 5 o’clock!=5時!”とキツネが言った場合、参加者は5歩分、前に進む)
6. それを繰り返し、指示役(Fox)が”Midnight!(真夜中!)”と言ったら、指示役(Fox)はその場で5回、Jumping Jacksをし、その間に参加者はスタートラインに走って戻る
7. 指示役(Fox)がJumping Jacksを5回飛んでいる間にスタートラインに戻れたら参加者の勝ち、戻れなかった人は負けとなり、次の指示役(Fox)になる
息子の学校では、コロナの影響で最後だけルールが変わっているようです。
通常は、最後に指示役(Fox)が、”Lunch Time!(ランチの時間!)”と言ったら、参加者は逃げ、指示役(Fox)は参加者の誰かを捕まえるという遊びのようです。
ちなみに、Jumping Jacksとは、挙手跳躍運動のことで、ジャンプして足を開き手を頭の上でパチンと合わせ、次にジャンプして足を閉じ手を体の脇に戻す体操です。
Mother, May I?
遊び方
- 指示を出す人を1人選ぶ(指示役がMother or Father=お母さん、もしくは、お父さん役)
- 参加者は、指示役から少し離れた所(スタートライン)に一列に並ぶ
- 指示役(Mother)はゴールラインに立つ
- 参加者は順番に、“Mother, may I…?(お母さん・・・しても良いかしら?”と指示役(Mother)に聞く
- 例えば、”Mother, may I take 2 GIANT steps forward?(お母さん、大きく2歩、前に進んでいいかしら?)”というような質問をする
5. 指示役(Mother)の人は、“Yes(いいよ)”か、”No(ダメだよ)”と答える
- Yesの場合は、指示通りに進み、Noの場合は進めない
- 指示役(Mother)は、Yes、Noという返答以外に、”You may take 1 small step.(小さく1歩前に進んでもいいよ)というような代替案を出しても良い
- ただ進むだけでなく、”Mother, May I become a monkey?(お猿さんになっても良いかしら?)”というような質問でも良いが、その場合、質問した人はMonkeyの真似をして前に進み、Motherが”Stop(止まれ)”と言った場所で止まる
6. 1番早く指示役(Mother)の所にたどり着いた人が勝ち
Simon Says
- 日本の「船長さんの命令ゲーム」にとても似ている遊び
画面越しでも遊べるので、リモート授業の時にもやっていました。
アメリカではとても有名な遊びです。
遊び方
- 指示役(Simon=サイモン)を選ぶ
- 参加者は、指示役が、”Simon says…”と言った時だけ、指示役の指示に従う
- 例えば、”Simon says, Touch your nose(サイモンが、鼻を触って、と言ったよ)と言ったら、参加者は自分の鼻を触る)
3. ”Simon says”と言っていない指示、例えば、”Bend your knees(膝を曲げて)”という指示の時に、その動作をしてしまったら脱落
- どんどんスピードを早くしていくと、みんなつられやすくなる
4. 最後まで残った人が勝ち
まとめ
今日は、ソーシャルディスタンスを保てる!アメリカの小学生のコロナ禍の遊び について紹介しました。
どれも有名なものですが、ソーシャルディスタンスを保ちながらお友達と遊べるので、子供たちにも先生にも人気のある遊びのようです。
遊びながら自然に英語が身につくので、英語を勉強している小さなお子様にもおすすめです。