最近、ようやく英語の本が読めるようになってきた5歳の息子。
お気に入りの英語の絵本のシリーズの一つが、「FLY GUY」です。
今日は、英語を読み始めた子どもにおすすめ!FLY GUYシリーズ についてご紹介します。
FLY GUYとは
FLY GUYという名の通り、この絵本の主人公は「ハエ」!
- FLY GUY: FLY GUY(ハエ)と、FLY GUYをペットにしているBUZZ(バズ)という少年のお話
- 作者: Tedd Arnold
- 参考ページ: ScholasticのFLY GUYの紹介ページ
『Hi! FLY GUY』と『I Spy FLY GUY!』は、ALSC: A DIVISION OF THE AMERICAN LIBRARY ASSOCIATION(米国図書館協会)によるTheodor Seuss Geisel Award(セオドア・スース・ガイゼル賞)を受賞しています。
Theodor Seuss Geisel Awardは、あのDr. Seuss(ドクター・スース)の作者の名前を冠している賞です。
ドクター・スースは、「どんなに小さい子どもでも、大人と同じものを欲しいと思っている。笑いとチャレンジ、楽しいことと喜びだ。」という言葉を残しています。
Theodor Seuss Geisel Awardには、ユーモアと遊び心がたっぷりの名作をたくさん残したドクター・スースの意思を継ぐような、英語を読み始めたEarly Reader(アーリー・リーダー)たちが、楽しく英語を学びながら読むことができるような絵本が選ばれています。
FLY GUYシリーズのおすすめポイント
- 面白い展開なので子どもが楽しく読める
- 簡単な英単語で書かれているので読みやすい
- アメリカらしさも学べる
面白い展開なので子どもが楽しく読める
身近だけれど、現実では嫌われ者の存在のFLY(ハエ)がペットで主人公という面白い設定です。
しかもこのハエは、ペットの主人のBUZZ(バズ)という名前が言えるのです!
英語では、ブーンというハエの羽音を「Buzz」というのをうまく利用しています。
ゴミ箱を漁ったり、人の鼻の穴の中に入ったり、ハエっぽい少し汚らしいこともしますが、息子にとっては、そこが面白いと感じるポイントのようです。
簡単な英単語で書かれているので読みやすい
FLY GUYの対象年齢は、K-2(キンダーガーデンからセカンドグレイド)なので5歳〜7歳くらいです。
英語を勉強し始めて、読み始めた子どもたちが読めるような簡単な英単語を使って書かれています。
息子がFLY GUYを好きなのは、内容が面白く、自分で読むことができるからです。
一人で読むことができると自信にもつながり、もっともっと同じシリーズを読みたい!という意欲につながっていくようです。
アメリカらしさを学べる
FLY GUYシリーズでは、アメリカで生活していると身近に感じるものが題材になっているので、アメリカらしさも学ぶことができます。
例えば、『I Spy FLY GUY』は、アメリカでとても有名な「I Spy」という何かを見つけるゲームからきています。
I Spyゲームは、色々なものが散らばっている中から、特定のものを探す、いわゆる「探し物ゲーム」。
幼稚園の時から学校で I Spyゲームをしたり、絵本を読んだり、ボードゲームをしたり、アメリカでは昔から親しまれています。
『Hooray for FLY GUY』は、アメリカ人の大好きなフットボールが題材になっています。
この本では、Quarterback(クォーターバック)、Snap(地面のボールをクォーターバックに渡すこと)、Touchdown Dance(タッチダウンダンス)というような、フットボールに出てくる基本的な言葉も学ぶことができます。
『There was an old lady who swallowed FLY GUY』は、なんでもかんでも飲み込んでしまう『There was a old lady who swallowed 〜』からきています。
アメリカでは、このあり得ないものを次々に飲み込んでしまうこのおばあさんのシリーズも、とても人気があります。
『Super FLY GUY』は、FLY GUYがスーパーマンのようなスーパーヒーローになるお話。
アメリカ人なら、ほとんどみんなが知っているようなものが多く出てくるので、アメリカで生活をし始めた子どもにもおすすめです。
まとめ
今日は、英語を読み始めた子どもにおすすめ!FLY GUYシリーズ についてご紹介しました。
子ども心をつかむユーモアがあり、とっても読みやすい絵本、FLY GUY。
読み聞かせからひとつレベルアップして、英語を少しずつ自分で読めるようになった子どもにおすすめしたいシリーズです。