アメリカのニューヨークで暮らす子供たち。
夫の会社の歯科保険を利用して、年に二回、定期的に歯科検診を受けています。
今日は、歯医者の検診は何歳から?アメリカの小児歯科はこんなところ についてご紹介します。
検診の前に・・・
歯科保険
- アメリカでは歯科保険は、健康保険とは別!
まずは、自分の入っている歯科保険(Dental Insurance, Dental Plan)の保険会社とプラン、利用しようとしている歯医者でその保険が適用されるかを確認しましょう
通常、アメリカの歯科保険では、年二回の定期検診(Prevetive Dental Care, Check up)が受けられるようになっています。
歯医者によっては、保険は適用されないけれど、治療は受け付けます、という言い方をしてくる場合があります。
しかし、保険が適用されないと、歯科検診だけでも300ドル以上取られる場合があるので、要注意です。
初回の検診のみ、保険がなくても、100ドルや99ドルで受け付けている場合もあります。
子供たちは、夫の会社の歯科保険を使用しています。以前のプランでは、年二回の定期検診を受けるのに100ドルかかっていましたが、新しいプランでは、歯科検診が無料になりました。
初めての歯科検診は何歳?
- AAPD(American Academy of Pediatric Dentistry)では、最初の歯が生えてから、もしくは、1歳になる前に歯科検診を受けることを推奨しています
- 2009年にAmerican children’s oral healthが実施した調査によると、初めての歯科検診の平均年齢は2.6歳とのこと
2歳前は、お昼寝やイヤイヤ期もあり、検診に行くのが難しかったので、我が家の息子たちは、2歳過ぎに初めて歯科検診を受けました。
ナーサリーに提出する書類の一つに、Dental Formというものがあり、行きつけの歯医者の情報を書く欄があったので、入園前に行くことにしました。
アメリカの小児歯科
アメリカの小児歯科はこんなところ
子供には小児歯科がおすすめです。
アメリカでは、小児歯科は、Pediatric Dentistry、とか、Child Dentistry、と呼ばれています。
小児歯科では、先生や歯科助手の人たちも子供に慣れているので安心です。
また、子供専用の歯医者さんなので、施設自体が子供向けに作られています。診察室も子供用にデコレーションされていて、子供でも入りやすい雰囲気になっていることが多いです。
小児歯科の良いところ
一例ではありますが、私が利用したことがある小児科医の様子をご紹介します。
- 待合室や診察室が可愛い
- 子供向けの設備が充実している
- ちょっとしたPrize(プライズ=ご褒美)がもらえる
待合室や診察室が可愛い
待合室にもシールが貼ってあったり、デコレーションがしてあったり、子供が楽しくなる工夫が施されています。
診察室は、スーパーヒーローや動物だちで装飾されていたりします。
子供向けの設備が充実している
待合室にiPadが置いてあったり、おもちゃが置いてあるところが多いです。
大きな水槽があって、泳いでいる魚たちを見ることができる歯医者さんもありました。
診察中にもテレビが見られるように、診察台の上にもテレビがついている歯医者さんも多いです。
ちょっとしたPrize(プライズ=ご褒美)がもらえる
子供たちが通っている歯医者では、好きなシールと好きなおもちゃを選ばせてくれます。
おもちゃは小さなコマやミニカー、スーパーボールなど、アメリカのよくある小さなプライズ(親からしたらガラクタ・・・)ですが、子供たちはいつも楽しみにしています。
アメリカでは、歯医者に限らず、小児科などでも、頑張ったご褒美としてシールなどがもらえることが多いです。
小児歯科での検診の流れ
こちらも一例ではありますが、子供たちが通う小児歯科での流れをご紹介します。
現在は、コロナ対策のため、まず入室時におでこで体温を測ります。
入室後、息子たちが通う歯医者では、治療中、眩しくないようにサングラスをかけます。
寝転んだ上にもモニターがあり、子供が好きなテレビ番組を流してくれます。
検診はとてもシンプル。
歯科助手の人が、電動ブラシを使って歯磨きをしてくれます。必要に応じて、デンタルフロスなどで汚れをとり、最後にフッ素(fluoride)を塗って終了です。
歯磨き粉やフッ素は、いちご味、さくらんぼ味、バブルガム味などの中から、好きなフレーバーを選びます。
先生がやってきて、歯磨きのアドバイスや、歯の状態、次の治療や検診についてのアドバイスをくれます。
最後にご褒美として小さなおもちゃやシールをもらって検診終了。
受付で、次回の検診の予約をして終わりです。
アメリカの子供用歯磨き粉
アメリカの子供用歯磨き粉、低年齢向けはFluoride Free(フッ素なし)のものが多いです。
フッ素あり(Flouroide)の歯磨きを使う場合は、使用する歯磨き粉の量は、3歳未満は米粒くらいの大きさ、3歳から6歳までは豆くらいの大きさにするように推奨されています。
サンスター(Sunstar)のGUMからは、クレヨンのクレヨラとコラボした子供向けの歯磨き粉(フッ素入り)やフロスも出てます。
まとめ
今日は、歯医者の検診は何歳から?アメリカの小児歯科はこんなところ についてご紹介しました。
小児歯科といってももちろん場所により様々だと思いますが、基本的には、子供たちが定期的な検診や治療に来るのが嫌にならないような工夫がされている場所が多いようです。
まずは、保険の適用可否の確認が一番ですが、初めての子供の歯科検診に悩んでいたら、小児歯科を探してみるのもおすすめです。