Happy Thanksgiving !!
今年のサンクスギビングはコロナの影響もあり、お家でゆっくりしている人が多いと思いますが、私の住んでいる地域の学校は、水曜日からお休みになることもあり、火曜日の午前中のスーパーマーケットは買い出しをする人たちが溢れていました。
我が家でも、火曜と水曜に買い出しをして、木曜日に一気に料理を作りました。
ターキーの丸焼きは、食べきれない、パサパサしていて美味しくない、飽きる、という声も良く聞きますが、我が家ではまだ丸焼き挑戦が3度目ということもあり、家族にはなかなか好評です。まだまだ試行錯誤中ですが、ローストターキ(Roast Turkey)のレシピをご紹介します。
ローストターキー以外のサンクスギビング定番料理は、こちらのブログでご紹介しています。簡単に作れるものが多いので、おすすめです。
ターキーを選ぶ
おすすめのターキー

Butterballのターキー。青い包装で目立ちます。

Norbestのターキー。
有名かつリーズナブルな価格。多くの店で取り扱いがあり、味にも定評があります。私の近所のスーパーマーケットでは、Butterballのものは1羽 約20ドル、Norbestのものは約30ドルでした。
解凍が不要なものは冷凍のものに比べて少し高価です。Murray’s、Bell&Evansの冷蔵のターキーは、私の近所のスーパーマーケットでは1羽 60ドルくらいでした。
ローストターキーの作り方
我流なので、レシピブログのように正確な分量などはありませんが、参考までにターキーの作り方も載せておきます。
1. 解凍する:冷凍のターキーの場合、解凍に時間がかかるので、料理する日の2、3日前に購入することをおすすめします。我が家では、包装されたままの状態で、大きめのお鍋に入れて、2日間冷蔵庫に入れておきました。

750mlのワインボトルが小さく見えるくらいの大きさです。
2. 中身を取り出す:通常、首の部分が丸ごと、内臓部分はバッグなどに入った状態でターキーのお腹に入っているので取り出します。

長い部分が首(Neck)です。調理すれば食べられるようですが、我が家ではまだ挑戦したことはありません。
3. ターキーの外側と内側を洗ってから水分を拭き取る:レシピによっては洗う必要がないと記載しているものもあるので、お好みで。不要な水分はペーパータオルで拭き取ってください。
4. 焼く前日にブライン液に漬ける(Brine):こちらもレシピによっては省いているものもありますが、ブライン液につけた方がしっとりと仕上がります。我が家では、市販の野菜スープ(Vegitable Stock)を使用しています。3箱くらいで丁度13〜14パウンドのターキーが漬かります。念のため大きなビニール袋を二重か三重にした状態で、ターキーを入れてから、大きめのお鍋やバケツに入れて、野菜スープなどのブライン液を注ぎます。スナック用のクリップやゴムなどでビニール袋の口をしっかりと閉じたら、冷蔵庫で一晩浸けます。

特にサンクスギビングの時期には多くのスープストックが売り出されています。我が家ではベジタブルストック3箱分をブライン液として使用しました。

三重にしたビニール袋の中にベジタブルストックを注ぎます。ビニール袋はターキー売り場にあったものをもらってきました。

袋をプラスチックのクリップなどでとめてから、冷蔵庫へ。
5. 味付けをする:ブライン液から取り出した後は、水分をキッチンペーパーなどで軽くとってから、塩、コショウを振ります。お腹の中にもすりこむ感じで。我が家では子供がコショウが苦手なので、塩のみにしています。味が薄くても、最終的にはソースをつければなんとかなります。
6. スタッフィングを入れる:スタッフィングを詰めます。スタッフィングは食べるためというより香りづけのために入れています。今回は、レモン、オレンジ、リンゴ、タマネギをくし切りにしたものと、ハーブ(タイムとローズマリー)を詰めました。

思ったより中に入らず、りんごやハーブは少し余りました。

息子たちもスタッフィングのお手伝いをしてくれました。
7. ターキーを閉じる:タコ糸とTurkey Racers(串)を使って、お尻部分などを縛ります。

Racers(串)を刺したあと、タコ糸を8の字に絡ませてしっかり締めます。

2、3ドルでRacers(串)とタコ糸のセットが売っています。串は洗って再利用可能です。
8. ターキーの表面にガーリックバターを塗る:溶かしバターに、ガーリックパウダー、余ったハーブやパセリを入れたものをターキーの表面に塗ります。今まではオイルと塗っていましたが、ガーリックバターの方が香りもよく、家族には好評でした。

簡単に作るために、ガーリックパウダーと乾燥パセリを使用しました。
9. ターキーを焼く:オーブンで、はじめは華氏450度(摂氏232度)で30分くらい、その後華氏350度(摂氏177度)に下げて、2時間から2時間半くらい焼きます。表面が焦げてきたと思ったら、途中でアルミホイルをかけてください(重たいので気をつけて)。太もも部分のお肉の厚みがあるところに温度計を刺して、華氏165度(摂氏74度)に達していたら、焼けている状態と言われています。我が家では、温度計の代わりにPop Out Up Poultry Timer(Turkey Timer)を使用しています。太もも部分のお肉の厚みがあるところに刺し、焼けている温度に達すると、赤い部分が飛び出す仕組みです。

約2時間30分焼きました。温度計の赤い目印も飛び出しました。

Pop Out Up Poultry Timer(Turkey Timer)は2ドルくらいで手に入ります。一度使用したものの再使用はできません。
10. ターキーを休ませる:オーーブンから取り出したターキーにアルミホイルを被せて、 15-20分程度休ませたら完成です。

中にしっかり火も通って美味しく出来ました!
おすすめの食べ方
- お好みのソースで食べる:クランベリーソース、グレイビーソース、味ぽんなど。グレイビーソースは、ターキーを焼いた時にでる肉汁に、小麦粉、バター、お塩を入れて完成です。
- 他の料理に利用する:チキンライス、チャーハン、サンドウィッチ、カレーやシチューなどに入れる。ターキーはくせがあまりないので、色々な料理に利用できます。我が家では、最終的にカレーを作ることが多いです。お肉の旨味が出て、とても美味しいカレーになります。火が通っていないスタッフィングの野菜の残りも入れられて一石二鳥。
まとめ
Thanksgiving Dayは別名Turkey Dayと言われるくらい、サンクスギビングとターキーは関わりが深いものです。
ターキーはかなり大きいので、初めて焼くときは少し勇気が入りますが、一度焼けば要領が掴めます。チキンよりも焼く時間がかかりますが、その分、長く楽しめます。アメリカの学校では、サンクスギビング前にターキーの工作をしてきたり、絵本を読んできたり、ターキーに触れる機会が多いので、本物のターキーを食べるのも一つの良い経験になるかと思います。
ローストターキーのレシピは日本語や英語のブログ、ターキーを作っている会社の包装やホームページでも見つけることができます。色々なレシピがあるので、毎年少しずつ違うレシピを試して、お気に入りを見つけるのも楽しいかもしれません。
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