家族ではまっているボードゲーム、Ticket To Ride!
古びた感じのパッケージデザインなので、難しいゲームかと思っていましたが、6歳の息子でも楽しめるようなボードゲームでした。
今日は、家族で楽しめる、おすすめのボードゲーム!Ticket To Ride についてご紹介します。
Ticket To Rideとは
- Ticket To Ride: Alan R. Moonが考案した電車がテーマのファミリー向けボードゲーム。Days of Wonder社から販売されている。オリジナル版は、アメリカバージョン。他に、ヨーロッパ版、ドイツ版、イギリス版、アフリカ版、イタリア&日本版などもある。
- 対象年齢: 8歳以上
- プレイヤーの数: 2人〜5人
- ゲームにかかる時間: 30〜60分程度
- ゲームの概要: 行き先チケット(Destination Card)に書かれている2つの都市を自分の列車のコマがなくなるまでつなげていくゲーム。つなげた電車のコマの数、2つの都市の距離によって、点数が決まり、一番点数が高かった人が勝ち。電車を長くつないだ方が得点が高くなる。
Ticket To Ride(アメリカ版)の遊び方
- 列車のコマの色を決めて、同じ色のスコアマーカーをスタート地点に置く
- 各プレイヤーに、列車コマを45ずつ、行き先カードを3枚、列車カードを4枚ずつ配る
- プレイヤーは、行き先カードに書かれた2つの都市をつなぐように、列車カードを使って、地図上に自分の列車コマを置いていく(列車コマが置けない場合は列車カードを引く、もしくは、行き先カードを引く)
- 1人の列車コマが残り2つ以下になったら、最後に一周してゲーム終了
- 一番、得点の高かった人が勝ち
自分の番には、①〜③のいずれかができる。
①列車カードを出して、列車コマを置く(列車コマを置くためには、地図上に書かれた線路と同じ色、同じ数の列車カードが必要。グレーの線路には、同色であれば、何色の列車カードを使っても良い)
②列車カードを引く(5枚並べた中から、もしくは、カードデッキから2枚。レインボー列車カードの場合は1枚のみ)
③行き先カードを引く(ただし、手元に持って良い行き先カードは最大3枚)
①〜③の時に点数が入る。点数に応じて、スコアマーカーを動かす。
①列車を並べた時に、電車の数に応じた点数(電車1両=1点、2両=2点、3両=4点、4両=7点、5両=10点、6両=15点)をもらえる
②行き先カードに書かれた2つの都市を自分の列車コマでつなげた時に、行き先カードに書かれている点数をもらえる
③一番長く電車がつながっていた人は、最後に10点加算
少し難しそうに感じるかもしれませんが、やってみるととても簡単で、子どもでもすぐに覚えられるようなルールです。
ほかのバージョンでも大まかなルールは同じですが、バージョンにより少しずつルールが異なります。
例えば、Rail & Sailでは、船も動かさないといけないので、船のコマやカードがあり、港を立てたり、ルールがもっと複雑になってきます。
ルールを確認したい場合は、Days of Wonderのホームページで、日本語版の説明書を見ることができます。
Ticket To Rideのおすすめポイント
- 小さな子どもでも楽しめる
- 楽しみながら地図や地名を覚えられる
- 色々なバージョンがある
小さな子どもでも楽しめる
対象年齢は8歳(日本語版ではなぜか13歳以上)からとなっていますが、我が家の6歳の次男もルールを覚えて、とっても楽しそうにゲームに参加しています。
はじめは難しそうに感じますが、一度覚えると意外に簡単です。
子どもたちは、高い得点が書いてある「行き先カード」の都市と都市を電車でつなげたときや、自分の電車を一番長くつなげられたときが、特に嬉しいようです。
楽しみながら地図や地名を覚えられる
アメリカ版だと、ニューヨーク、ロサンゼルス、ヒューストンといった超有名な都市だけでなく、日本人にはあまり馴染みのないような都市、例えば、モンタナ州の州都ヘレナ、アーカンソー州の州都リトルロック、カナダのマニトバ州の州都ウィニペグなどが使われています。
アメリカの現地校ではサードグレイドくらいから社会(Social Studies)の勉強が本格的になり、アメリカ50州なども覚えたりするので、小学生にもぴったり!
遊んでいる間に、都市名だけでなく、地図上で大体の場所も覚えられるので一石二鳥です。
色々なバージョンがある
大まかなルールは同じなので、一つのバージョンが飽きたら、他のバージョンを試してみるのもおすすめです。
Ticket To Rideには、アメリカ版だけでなく、ヨーロッパ版やドイツ、イギリス版などもあります。
日本版はイタリア版と一緒になっていて、二つのパターンで遊べるようです。
アメリカ版では物足りなくなってきたら、もう少しルールが複雑で駅やトンネルなどが登場するヨーロッパ版や、船を使って海路も進んで行くRail & Sailなどがおすすめです。
長いと子どもが飽きてしまう、もう少し短い時間で遊びたい、というときには、アメリカ版より小さなマップになるニューヨークシティ版や、 子ども向けのTicket To Ride(Kids)がおすすめです。
まとめ
今日は、家族で楽しめる、おすすめのボードゲーム!Ticket To Ride についてご紹介しました。
我が家にはテレビゲームがないので、子どもたちの学校がお休みの間などは、家族でボードゲームをすることが多いです。
Ticket To Rideは、子どもから大人も楽しめて、時間も結構かかるので、家族や友達と長く遊べるボードゲームを探している方におすすめです。
少しかさばりますが、アメリカやニューヨークのお土産としても喜ばれそうです。