アメリカでは、6月が学年末で、いわゆる、スクールイヤーエンドの時期です。
6月に入ると、息子の学校では、宿題がなくなったり、短縮授業があったり、ボードゲームをする日があったり、パジャマデーがあったり、クレイジーヘアーデーがあったり、バケーションモードに入っていきます。
子どもたちはとても楽しそうですが、保護者は学校のイベントのお手伝いをしたり、発表会を見に行ったり、先生へのお礼を用意したり、忙しくなります。
今年はコロナ禍の制限も完全になくなり、色々な学校行事が復活したので、特に大忙し!
もちろん学校によって、イベントは異なりますが、保護者が足を運ぶことができるイベントが催されることも多いので、スケジュールに余裕を持っておくことをおすすめします。
今日は、6月は大忙し?!アメリカのスクールイヤーエンドのイベント についてご紹介します。
スクールイヤーエンドのイベント(例)
クラスのイヤーエンドパーティー
ナーサリーでは、食べ物を持ち寄って、1時間くらいのパーティータイムがありました。
子どもたちは、自分たちが作った作文や作品を紹介したり、お歌を披露してくれたり・・・
イヤーエンドパーティーがある場合は、この時に、先生へのプレゼントを渡すことが多いです。
ピクニック
学校の終わりに近づくと、ピクニックが催されることがあります。
ナーサリーでは、アイスクリームトラックやバウンシーハウスがきてくれたので、子どもたちは大はしゃぎ!
エレメンタリースクールでは、DJが陽気な音楽を流してくれている中で、かき氷やピザを購入できたり、ちょっとした工作をしたり、バルーンアートをもらうことができました。
歌やダンスの発表会
息子たちの学校では、学年ごとにいろいろな出し物を発表してくれます。
今年、息子たちの学年では、歌とダンスを披露してくれました。
コロナの影響で2年前はマスクをしたまま歌を歌っている姿をビデオで見ただけでしたが、去年からは、マスクなしで歌っている姿を見ることができるようになりました。
子どもたちが一生懸命練習した成果を生で見られるのは非常に嬉しいことです。
フィールドデー
フィールドデー(Field Day)は、日本でいうと、運動会。
しかし、運動会といっても、息子の学校の運動会はとっても自由で、ほとんど練習もしないようです。
クラスごとにチームカラーが決められて、その色のTシャツを着て参加します。
息子の学校では、チームカラーは、赤、オレンジ、黄色、青の4色でした。
一応、競争をしているようですが・・・スコアボードもなく、結果はいつもよくわからないまま、次の競技にすすんでいきます。
子どもたちも必死に負けないように走る!というよりは、楽しい音楽を聴きながら、お友達とワイワイ楽しむという感じです。
競技種目は、コーンでUターンして帰ってくる短距離走、スプーンエッグレース、ボールをバケツに入れるものなど・・・
中でもアメリカらしいのは、クラスのみんなが一列に並んで、一番はじめの人がスポンジをバケツに浸して、あとはひたすら後ろの人へスポンジを渡していくレースです。
最後の人は、バケツの上でスポンジを絞って、最終的にバケツにたくさん水が入っていたチームが勝つようですが、勝ち負けは全く気にしていないようで、最後は、バケツに入っている水を先生が豪快に子どもたちにかけていました。。
多文化デー
息子の学校では、毎年、5月か6月に、色々な地域や国の文化を学ぶイベントがあります。
このイベントは、PTAを中心とした保護者のボランティアに支えられています。
色々な文化の言葉に触れたり、おもちゃを作ったり、食べ物を食べたりすることができる貴重なイベント。
また、多文化デーとは別に、毎年、一つの国について深く学ぶ一週間も設けられています。
まとめ
今日は、6月は大忙し?!アメリカのスクールイヤーエンドのイベント についてご紹介しました。
アメリカでは、学校が終わる6月は、イベントが多くなります。
忙しくなりますが、お家ではわからない子どもたちの学校生活の様子を垣間見ることができる、貴重な機会でもあります。
今年度も残すところ、本当にわずか。
残りの学校生活、楽しんでもらいたいと思います。