新年明けましておめでとうございます!
今年もHマートや日系スーパーで食材を調達して、お節料理を作りました。
アメリカでは、市販のお節料理の種類も少なく値段も高いので、私はなるべく自分で作るようにしています。
手間はかかりますが、年に一度、家族の幸せを願いながら料理に集中できる時間は楽しいものです。
今日は、 アメリカでお節を作ろう!お節料理用の食材調達はHマートが便利 についてご紹介します。
我が家のお節料理
- なます(柚子の代わりにレモンに入れました)
- 有頭海老の旨煮
- 八幡巻き
- 鮭の昆布巻き
- だし巻き卵
- 田作り
- ローストビーフ
- 黒豆
- 伊達巻き
- さつまいもの芋きんとん
- 里芋の煮物(八頭の代わり)
- お煮しめ
Hマートで調達した食材
スナップエンドウ(Sugar Snap Pea)
お煮しめ用。
塩だけでシンプルに茹でたのち、長男にキッチンハサミで形で切ってもらいました。
サヤエンドウ(Snow Pea)
我が家ではスナップエンドウを使っていますが、サヤエンドウも売っています。
サヤインゲン(String Bean)
我が家では八幡巻きに使用しました。
サヤインゲンはアメリカ系スーパーマーケットにも売っています。
レンコン(Lotus Root)
水煮のものも売っています。
我が家は少しでも簡単にするために、水煮のものを使用しました。
歯ごたえは生のものの方がシャキシャキしますが、水煮の方が子供たちは食べやすいようです。
タケノコ(Bamboo Shoot)
水煮のものを使用しています。
近所のHマート、日系スーパーでは生のタケノコは見たことがありません・・・
椎茸(Flower Shiitake Mushroom)
椎茸は、Shiitake Mushroomと呼ばれています。
Shiitake Mushuroomはアメリカ系スーパーマーケットでも取り扱っていることがありますが、Hマートでは丸みがあり少し肉厚な”どんこ”のようなFlower Shiitakeも売っています。
里芋(Eddo)
見た目も味も日本の里芋とほぼ同じです。
ゴボウ(Burdock)
我が家では煮しめと八幡巻きに使用しました。
牛肉の薄切り(Thin Sliced Beef Brisket)
八幡巻きに使用。
アメリカ系のスーパーマーケットでは薄切り肉はほとんど見かけません。
Hマートにはしゃぶしゃぶや焼肉に使用できるくらいの薄切り肉が沢山売っています。
大根(Daikon/ Chinese/ Korean Radish)
日本の大根は、Daikon Radishと言います。
Hマートにはzdaikon Radishはありませんが、日本の大根に近い、Dongchimi Radish(ドンチミ大根)、Chinese Radish(中国大根)、Radish(ラディッシュ・大根)が売っています。
我が家では、1番安いので、1番下の大きくて太い大根を買うことが多いです。
煮干し(Dried Anchovy)
田作りに使用しました。
かなり沢山入っています。
鮭(Salmon Steak)
かなり脂がのっています。
骨と皮をとって、昆布巻きに使用しました。
有頭海老(Head-On Shrimp)
有頭海老は、地元のアメリカ系スーパーマーケットの海鮮売り場にも売っています。
Hマート以外で購入したお節の食材
人参、卵はどこでも売っています。
大きめの日系スーパーに行けば、全てが揃うと思いますが、アメリカの日系スーパーは包装なども日本的で、とてもきれいなものが多い分、量が少なく割高であることが多いです。
そのため、お節料理の準備をする時には、Hマート→日系スーパー→アメリカ系スーパーマーケットの順番でスーパーマーケットをはしごしています。
- 黒豆
- はんぺん:伊達巻用
- 花かつお(鰹節):出汁用
- 干ぴょう:昆布巻き用
- 白ごま:田作り用
- こんにゃく:Hマートにも売っています
- かまぼこ:Hマートにも売っていますが、鮮度と種類は日系スーパーのものの方がよいことが多いです
- 乾燥昆布:出汁用昆布はHマートにも売っていましたが、昆布巻き用の長めのものはありませんでした
- ローストビーフ用の内腿の塊肉(Beef Top Round)
- さつまいも(Oriental/ Japanese Sweet Potato, Japanese Yam):HマートでもKoimo Sweet Potatoとして売っています
せっかくのお正月には新鮮なお野菜が食べたい!という方は、鈴木ファームさんのお野菜がおすすめです。
日本から持ってきた方が良い道具とおすすめのお重
日本人の多いエリアであれば、アメリカでもほぼ全てお節の食材が揃います。
我が家のお節にはありませんが、年末の日系スーパーでは数の子やいくらなども売っています。
Hマートやアマゾンで日本的なお皿や道具なども揃いますが、個人的にお節作り用に日本から持ってきた方が良いと思う道具と、我が家が使用しているおすすめのお重をご紹介します。
日本から持ってきた方が良い道具
- お重、お盆
- 伊達巻用の鬼すだれ
お重、お盆
日系スーパーではお正月の前に売り出していることが多いですが、日本で買うよりも割高です。
お正月だけは日本の雰囲気を味わいたいという場合は、日本で買ってきた方が良いと思います。
半月盆があれば、お節の種類が少なくても、見栄えがよく、華やかな盛り付けができます。
伊達巻用の鬼すだれ
日系スーパーで、巻きすは見つかりますが、鬼すだれは見たことがありません。
我が家には鬼すだれがないので、巻きすを使っていますが、もっと伊達巻っぽい伊達巻を作るために鬼すだれが欲しいです。
おすすめのお重
- 紀州塗りのNjeco汎のお重
我が家のお重は 紀州塗りのNjeco汎の長角二段重 です。
環境への配慮から、和歌山県の世界遺産・熊野古道の檜の間伐材(森林が過密になるのを防ぐために成長過程で伐採される木々)で作られている美しい木製のお重です。
10年以上使用していますが、傷やいたみが一切なく、新品のようにツルツルできれいです。
蓋のデザインにはゴールドが入っていて、上品で高級感がありますが、お値段もお手頃なのでおすすめです。
まとめ
今日は、 アメリカでお節を作ろう!お節料理用の食材調達はHマートが便利 についてご紹介しました。
日本と違い、アメリカでは市販のお節の種類が限られていますが、お節の材料は手に入るので、自分なりのお節料理を作ってみることはできます。
本格的にお節料理を作るとかなりの時間がかかりますが、作り置きができるため、お正月の三が日くらいは手の込んだお料理をせずにゆっくりすることができます。
また、子供たちに日本のお正月文化やお節料理の意味を教える良いきっかけにもなります。
アメリカにいるからこそ、お節料理を作ってみてはいかがでしょうか。