寒さが本格的になってきたニューヨーク。最高気温も摂氏5度以下の日が続いています。
今日は寒い時期に特におすすめ、Hマートの食材で作る参鶏湯(サムゲタン)をご紹介します。
参鶏湯(サムゲタン)とは
参鶏湯とは、高麗人参と鶏肉のスープのことです。
通常、丸ごと1羽の鶏肉に餅米、にんにく、高麗人参、ナツメなどを入れて煮込んだもので、韓国の伝統料理の一つです。健康に良い薬膳料理でもあります。
参鶏湯のおすすめポイント
- 簡単:とても簡単にいうと、鶏肉のお腹に参鶏湯の素を詰めて、ひたすら煮るだけ!柔らかくなったら出来上がりです。煮込む時間はかかりますが、材料、調理方法はとてもシンプルで簡単です。長時間煮込むことで鶏肉はとても柔らかくなるので幼児でも食べられます。
- 身体に良い:参鶏湯は薬膳料理でもあります。高麗人参、生姜やにんにくなどを入れるので、身体がとても温まります。寒い冬にはもちろんですが、夏バテのときにもおすすめです。
- アレンジがしやすい:刺激の強いにんにく、生姜、胡椒を控えれば子供でも食べられる優しい味に仕上がります。人参や大根も一緒に煮込めばお野菜たっぷりの鶏のスープになります。中華出汁やごま油、ご飯を足せばお粥としても楽しめます。シンプルな料理なので、自分の好きなようにアレンジ可能です。
Hマートに売っている参鶏湯の素
参鶏湯の材料が入っている素が売っています。他にも色々な種類があると思いますが、私が見つけたのはこちら↓
中身は
- Sweet Rice : 餅米
- Jujube : ナツメ
- Chestnut : 栗
- Ginseng : 高麗人参
参鶏湯の材料
- 参鶏湯の素 1袋
- 青ネギ 2束(1束は煮込み用、1束は小口切りにして食べるときに添える)
- 小さめの鶏肉丸ごと1羽
- お好みで、にんにく、生姜、塩、胡椒

Cornish Henにこだわらなくても、小さめのチキンがあれば作れます。
参鶏湯の作り方
- 鶏肉の内臓など、中身を取り出し、軽く洗う:鶏肉はコーニッシュヘン(Cornish Hen)という小ぶりのチキンがおすすめ。コーニッシュヘン、コーニッシュチキンとは、元々イギリスのコーンウォール(Cornwall)地方で飼育されていた鶏の品種の一つで、現在ではアメリカでもとても人気のある品種です。通常、2パウンド以下の若鶏で、茶色の卵を産みます。
- お尻の部分を楊枝などで閉じる
- 詰め物を入れる:参鶏湯の素の餅米、ナツメ、栗、高麗人参を入れました。お好みで生姜やにんにくを一片くらい入れてください。
- お腹の部分も楊枝などで閉じる
- 鶏肉と長ネギをお鍋に入れて、鶏肉が隠れるくらいの水を入れて沸騰させる:食べるときに自分で塩、胡椒を加えるのが一般的なようですが、我が家では大さじ2〜3杯の塩をお鍋に入れてから煮込んでいます。
お好みで生姜やにんにくも入れて煮込んでください。
- アクをとり、蓋をしてから、火を弱めて1.5〜2時間程度煮る:吹きこぼれに注意しましょう。水が減ったら、また鶏がかぶる程度に水を足しながら煮込んでください。
- 柔らかくなったら出来上がり
煮込むとスープが白濁してきます。
- お好みで塩、胡椒、青ネギを添える
参鶏湯の素の裏に書かれているレシピを元に、自分流にアレンジしたものです。
まとめ
寒い時期に特におすすめの韓国の伝統料理、参鶏湯(サムゲタン)。アメリカの韓国系スーパーマーケット、Hマートに売っている参鶏湯の素を利用すれば、簡単に参鶏湯を作ることができます。
煮込む時間は少しかかりますが、準備や調理方法自体はとてもシンプル。味付けも塩とお好みの調味料だけ。
身体もポカポカ温まるので、寒い日にぜひお試しください!
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