アメリカ(ニューヨーク)から日本への一時帰国。
今年の夏は、オリンピックとコロナの影響で、空港での手続きにかなりの時間を要します。
私たちはニューアーク発のユナイテッド航空便を利用しましたが、フェンシングのオリンピック選手が同乗していたようです。
オリンピック選手・関係者よりも先に機内から出ることができましたが、それでも、着陸後、飛行機から出るだけにも30分弱かかりました。
それから必要書類などを提示したり、PCR検査をしたり、バスで移動をしたり・・・
結局、成田空港到着後、空港を出るまで3時間強かかりました。
準備していた書類等もほぼ不備はなく、各種手続きにはそこまで時間はかかりませんでしたが、なんとPCRの検査待ちに1時間・・・
羽田空港では、唾液検査の方が列が短く進みが早いと聞いていたので、子供と一緒に唾の練習もしていましたが、成田空港ではどのみち時間がかかったのであまり意味はなかったようです。
とはいえ、備えあれば憂いなし。
準備をしっかりしておいた方が手続きはスムーズになるかと思います。
今日は、2021年夏、日本帰国〜出国・入国の準備〜 についてご紹介します。
米国出国・日本入国のための準備
帰国準備をされている方はご存知の通り、現在、日本に帰国する場合、いろいろな事前準備が必要となります。
私が帰国したときに準備したものは以下のものです。
頻繁に情報が更新されるので、最新情報は厚生労働省のホームページからご確認ください。
- 参照サイト: 厚生労働省 – 水際対策に係る新たな措置について
【米国出国前、自宅で準備】
- PCR陰性証明書→用紙提出
- 質問票→QRコードを印刷した用紙、もしくはスクリーンショットをとった携帯画面を提示
- 誓約書→用紙提出
- スマホアプリのインストールと設定→個人のスマホで設定(13歳以上の渡航者必須)
【日本入国前、機内で準備】
- スマホアプリに関する承諾書(機内配布)→用紙提出
PCR陰性証明書
- 参照サイト: 厚生労働省ホームページ – 検査証明書の提示について
出国前、必ず事前に準備する必要がある書類がこの陰性証明。
出国72時間前以内に指定された方式で検査し、指定された書式(フォーマット)での証明書を用意する必要があります。
私は、マンハッタンの日系クリニック、安心メディカルにて検査を受けました。
ユナイテッド航空では、搭乗前にオンラインでの陰性証明書のアップロードも必要でした。
質問票
- 参照サイト: 厚生労働省ホームページ – 質問票の提出について
こちらも事前に回答し、QRコードを用意しておいた方が手続きがスムーズです。
印刷したものを提示した方が簡単ではありますが、うまく印刷できない場合や、印刷したものが読み込めないこともあるようなので、回答後には念のためスクリーンショットをとっておく方が良いと思います。
搭乗前、私は出国の前日に入力しましたが、特に問題はありませんでした。
アメリカの用紙サイズ(レターサイズ)に印刷しようとすると、うまくできない場合があるようですが、スマホを横向きにして印刷するとうまく印刷できました。
誓約書
- 参照サイト: 厚生労働省ホームページ – 検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出について
印刷した誓約書に必要情報を入力し、提出する必要がありますが、機内でも誓約書が配布されます。
事前に印刷できない場合は、飛行機の中で記入すれば良いかと思います。
スマホアプリのインストールと設定
- 参照サイト: 厚生労働省ホームページ –スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について
【インストールするアプリと設定】
- 健康居所確認アプリ(mySOS)
- 接触確認アプリ(COCOCA)
- スマホの位置情報設定・保存
事前準備をしておいた方が手続きがスムーズです。
私は古いバージョンのSOSアプリを入れていたため、再インストールが必要となりましたが、そこまで時間はかかりませんでした。
(搭乗日前日にアップルストアからアプリをインストールをしていましたが、その時点ではアップルストアからは最新版がダウンロードできなかったようです。)
現在、ダウンロードが必要なスマホアプリは2種類。
私が渡航するタイミングくらいでmySOSというアプリのアップデートがあり、それまで位置情報確認として使われていた OEL(Overseas Entransts Locator)というアプリはダウンロード不要になったようです。
最新版のmySOSはアップルストアからはダウンロードできない場合もあるようなので、厚労省のホームページ掲載されているQRコードを読み込んで、最新版をダウンロードした方が良いようです。
アプリの設定確認の場所では、なぜか正式に動作確認をするチームの前に、アプリがインストールさせれているか確認するチェックポイントがあるという、謎の二重チェック体制となっていました。
チェックをする人たちは皆さん学生さんや留学生のような方々だったので、分からないことがあればその場で聞いてみるのも良いかと思います。
スマホアプリに関する誓約書
こちらはホームページなどには掲載されていないので、機内での入力が必須となります。
記入する欄はそこまで多くありませんが、なぜかスマホを使用しない子供の分まで記入する必要があるようなので、ご注意ください。
日本到着後、空港での流れ
ご参考までに、私が到着した成田空港での流れをご紹介します。
私たちの場合、3時間以上かかりましたが、羽田では2時間程度で終了する場合もあるようです。
- 上記のように用意した書類などを提示(途中、PCR検査)
- PCR検査結果待ち
- 陰性証明(ピンクの紙)を受領
- (場合によってはバスでターミナル移動)
- 入国審査
- 手荷物受け取り
- 税関申告
- ようやく出口へ・・・
まとめ
今日は、2021年夏、日本帰国〜出国前の準備〜 についてご紹介しました。
事前準備をしっかりしなくては!とかなり気が張っていましたが、とにかく一番大切なのは、出国72時間前のCovid-19の陰性証明書。
もちろん、他のものも家族分入力したり、記入したりするのは時間がかかるので、準備するに越したことはありませんが、多少の漏れは機内や空港でなんとか修正はできるかと思います。
とにかく待ち時間が長くなるので、子連れの場合、機内での課題は子供の体力温存と睡眠確保。
また、待ち時間対策として、おもちゃやお菓子を持参して挑むのが良いかと思います。