アメリカで走る

【研究結果】ランニングは「若さ」を保つのか?

健康と若さを目的としてランニングをしている方は多いと思います。

今回は「若さ」と「ランニング」についてのお話です。

European Heart Journalで「ある種の運動が若さを保つ」という研究結果が発表されました。

少し生物学的になりますが、ランニングと関係するとても面白く「為になる」お話です。

テロメアが若さを保つためのキーファクター

テロメアの長さが若さの秘訣です!ということなのですが、

ん?テロメアって何だ?

普段、全く聞かない言葉ですよね。。。

テロメアとは体内にある細胞の染色体の端についている化学物質です。

体は多くの細胞からできており、普段活発に細胞分裂をし若い細胞を生み出し続けます。これが「若さ」ということですね。

しかし歳をとるにつれてこのテロメアはどんどん短くなっていき、短くになるに伴い細胞分裂の回数が少なくなりやがて分裂をしなくなります。

それが「老化」です。

なのでこのテロメアを長く活発な状態にしておくことこそが細胞分裂を維持させる=若さを保つということになります。

テロメアが長い状態では病気にもかかりにくいと言われている為、「若さ」だけでなく「健康」を維持する為にもとても重要なファクターです。

テロメアは短くなっても再度伸ばすことができると言われており、今回紹介する研究はズバリ「テロメアを長く伸ばせた」という結果ということです。

テロメアを長くすることが証明できた実験

ある研究者は266名の健康な人を集め、テロメアに関わる運動の実験を行いました。

その266名は以下のように4つのグループに分けられます。

  1. 持久力トレーニングを行うグループ
  2. 高強度インターバルトレーニングを行うグループ
  3. ウェイトトレーニングを行うグループ
  4. 何もせず普段と変わらない生活を送るグループ

4番目のグループ以外は45分のトレーニングを週3回、半年間続けました。実験後、研究者はそれぞれのテロメアの長さがどう変化したかを調べます。

結果、1と2のグループからは4のグループよりも2、3倍長いテロメアが検出され、ランニングなどの持久力トレーニングは「若さ」と「健康」を維持できるということが証明されました。

この研究でも長く活発なテロメアはストレスや炎症などから耐性を保持することができると言っており、やはりテロメアを長くする、もしくは維持することが「若さ」と「健康」には必要だと示唆しています。

運動含め普段の生活習慣に気をつけましょう

今回の研究は「運動」と「テロメアの長さ」の関係を調べたもので、やはり「若さ」を維持するには運動、特には持久力系のトレーニングが必要ということなりました。

しかし「若さ」の秘訣はそれだけではありません。

月並みですが食事や睡眠などもテロメアと密接な関係にあり、特にストレスの多い生活を送っている人のテロメアは短いということも言われています。

なので運動だけでなく普段の生活習慣が「若さ」を維持する為に必要になってくるのだろうと思います。

何れにせよ、運動は若さを維持するには不可欠な要素ということなので、どんどん走って若く健康な体を作り上げてください!

関連記事

  1. ランニング雑記

    仕事ができる人ほどマラソン高記録を出している!?

    気合いを入れてマラソン大会に登録したけれど、十分な練習がでないままで大…

  2. ランニング雑記

    スピード回復!ランニング後の筋肉回復を早める6つの方法

    正直ランニング後、簡単なストレッチだけで終わり入念なケアをしないことも…

  3. ランニング雑記

    ニューヨーカーのランチタイムはランニングの時間

    天気がいい!ということで走ります。オフィスがチェルシー…

  4. アメリカで走る

    他愛もないこと、誰もしないことが感動とお金を呼ぶというお話

    面白い記事がありました。とあるノルウェー人の男性ランナーがトレ…

  5. アメリカで走る

    超絶楽しい!ウォルトディズニーワールドマラソンの体験レポート

    毎年1月にフロリダ州オーランドにあるウォルトディズニーワールドでマラ…

  6. アメリカで走る

    世界6大マラソンのひとつ、ニューヨークシティマラソンの一日を紹介

    こんにちは、ロイです。待ちに待ったニューヨークシティマラソンに…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. ロイの活動

    早起きは1.02ドルの徳
  2. ランニング雑記

    マラソン直後に提供されるベーグルはランニングに適した食べ物?
  3. アメリカで生活する

    近未来型コンビニ、Amazon Goがニューヨークにオープンを予定
  4. アメリカで走る

    疲れを残さない!マラソン後すぐに実践できる5つのリカバリー
  5. ロイの活動

    龍谷大学で講演をさせて頂きました
PAGE TOP