アメリカには、あまり日本では見かけないような野菜や果物もよく売っています。
スパゲティ・スクウォッシュもその中の一つかと思います。
スパゲティスクオッシュは、本当にスパゲティのような麺状の実が出てくる不思議な食べ物です。
実(み)をかき出す作業は子供と一緒に楽しめます。
今日は、スパゲティみたいなカボチャ!スパゲティスクウォッシュの食べ方 についてご紹介します。
スクウォッシュ・スクワッシュ(Squash)とパンプキン(Pumpkin)の違い
日本では、英語でカボチャはパンプキンと習います。
しかし、アメリカでは日本のカボチャは『日本の冬かぼちゃ(Japanese Winter Squash)、カボチャ・スクウォッシュ(Kabocha Squash)と呼ばれています。
スクウォッシュもパンプキンもウリ科カボチャ属。
パンプキンもスクウォッシュの仲間ではありますが、アメリカでは使い分けられています。
- パンプキン(Pumpkin)
- 皮も中身もオレンジ色
- 茎が太くトゲトゲしていることが多い
- ハロウィンのジャック・オー・ランタンとなる
- サンクスギビングにはパンプキンパイがよく食べられる
- スクウォッシュ(Squash)
- 皮も中身の色、大きさも様々
- 茎はそこまで太くないことが多い
ハロウィン前にオレンジ色のカボチャを採りに行きますがカボチャ畑はパンプキンパッチ(Pumpkin Patch)であって、スクウォッシュパッチ(Squash Patch)とは呼びません。
スパゲティスクウォッシュ(Spaghetti Squash)とは
- 日本では、キンシウリ(金糸瓜)、そうめんカボチャと呼ばれている
- ズッキーニなどと同じ部類のペポカボチャの一種
- ビタミンCやビタミンB-6が豊富
- 小さいフットボール、ラグビーボールのような形と大きさ
- 熟した実の皮は黄色ものが多い
- 食感はシャキシャキしていて、くせがなく、淡白な味
スパゲッティの味を想像して食べると物足りなさを感じるかも知れませんが、さっぱりしたものを食べたい時にはおすすめです。
スパゲティスクウォッシュの食べ方
- 縦に半分に切る(丸いので、滑らないように気をつけて!)
- 種とわたを取り出す
- オーブンでローストする(オーブンの温度は204℃=400°Fで30〜40分)、もしくは20分程度茹でる
- 冷ましてからフォークで実をかき出す
おすすめの調理方法
- そのまま食べる
大根のようなシャキシャキした食感ですが、さっぱりとした甘さもあります
我が家の息子たちは、そのまま食べるのが一番美味しいとのこと
- 中華風サラダ
生、もしくは少しだけ火を通したスパゲティスクウォッシュとお好みの野菜(人参、大根、きゅうりなど)を入れて、中華だしとごま油を入れて混ぜて完成
- 味噌汁に入れる
食感を残したい場合は、火を通しすぎないのがポイント
- スパゲッティ(麺)の代わりにお好みのパスタソースであえる
欧米では人気の食べ方
トマトソースやバターとの相性も良いですが、割とさっぱりとした味わいになります
炭水化物やグルテンの摂取を控えたいベジタリアンやヴィーガンの方にもおすすめです
- 切り干し大根風の煮物
切り干し大根の代わりにスパゲティスクウォッシュを使い、鶏肉、人参などと煮ても美味しいです
まとめ
今日は、スパゲティみたいなカボチャ!スパゲティスクウォッシュの食べ方 についてご紹介します。
黄色のフットボールの形のようなスパゲティスクウォッシュ。
スパゲッティのような麺状の実が食べられる、面白いカボチャです。
あまり日本では馴染みがないですが、くせのない味で様々な料理にも利用できるのでおすすめです!