アメリカで猛威を振るっているオミクロン。
私が住んでいるニューヨーク郊外でも、年末からと年明けにかけて、PCRの検査の予約が取れなかったり、家庭用の検査キットが売っているお店が見当たらない・・・という異常事態が続いています。
もちろん政府や自治体、病院団体もそのような事態は把握しているので、無料の検査場所を設けたり、検査キットを無料で配布してくれたりしています。
しかし、それでも検査需要に追いつかないくらいの感染者数の増え方のようです。
今日は、感染拡大中のニューヨークのコロナ対策!ドライブスルーでコロナの検査と検査キット入手 についてご紹介します。
ニューヨーク州のコロナ陽性件数
再び、新型コロナウィルス、オミクロン株の脅威に晒されているニューヨーク。
陽性件数はまさにうなぎのぼり。
- 12月28日以降の陽性件数は、1日5万件以上
- ニューヨーク州でコロナ患者の入院者数は1万人を突破
ー 1月4日現在、NYS – Positive Tests Over Time, by Region and County より引用
私が住んでいるニューヨークのロングアイランドでも陽性件数がかなり増えていて、最近は1日で1万件超える日もあるくらいです。
現在、アメリカの新型コロナウィルスの新規感染の90%以上がオミクロン株だと言われています。
オミクロンはブレイクスルー感染する確率や、小さな子どもでも感染する確率が非常に高くなっているようです。
学校での感染も再び拡大しており、息子の学校では、リモート授業へいつでも移行できるような対策がされています。
また、1月からは、家庭の事情などで一次的にリモート授業(ライブストリームで参加)を選択することも可能になっています。
ドライブスルーでコロナの検査
感染が拡大する現在、PCRの検査は予約が取りにくかったり、長蛇の列に並ばないと検査を受けられないというような状況です。
私が住んでいるロングアイランドの町では、病院団体が無料のドライブスルーのPCR検査場を設けてくれています。
- 事前予約必須
- 検査方式は、RT-PCR法(セルフ検査)
事前予約必須
ウェブサイトにて事前に予約が必要ですが、予約の申し込みが多いようで、非常に予約が取りにく状況です。
私も長時間、ウェブサイトとにらめっこしながら、ようやく予約を取ることができました。
混み具合などにより、ウォークイン(予約なし)でも検査を受け付けてくれる場合とそうでない場合があるようです。
検査方式はRT-PCR法(セルフ検査)
検査方法は、RT-PCR法。
検査自体は、自分で行います。
- オンラインで事前予約
- 予約日時確定後、オンラインで氏名などの必要情報を記入
- 係の人に、質問票に答えたのちに表示される、検査キットの写真を撮るためのスマホ画面を提示
- 係の人が、検査キットを車に持ってきてくれる
- 係の人の説明(画面にも表示されている)の通り、検査キットのバーコードをスマホで撮影
- バーコードが読み取れたら、検査キットの袋と容器を開けて、自分で綿棒を鼻の中に入れる(なるべく奥に、左右それぞれ5回はグリグリするようにとのこと)
- 綿棒を容器と袋に入れて、係の人に渡す
- 検査完了
非常にスムーズで、会場に到着してから10分程度で全て終了しました。
提出した検体は、検査機関に送られます。
私の場合、その日のうちに自分の検体が検査機関に届いたというメッセージが届きました
72時間以内に検査結果が通知される予定です。
ドライブスルーでコロナ検査キット入手
自宅でコロナの検査をするための検査キットも需要が高まっており、入手困難な状況になっています。
場所によっては、通常20ドル以下の検査キットが50ドルくらいで売られていることも・・・
オンライン購入後、発送の通知がなかなか来ないというようなトラブルも発生しているようです。
私が住んでいる町では、無料で家庭用の検査キットが配布されました。
- 事前予約必要なし
- 検査方式は、抗原検査
事前予約必要なし
検査キットの受け取りは、予約なしのドライブスルー方式。
指定された配布時間に配布場所に車で行き、身分証明書(免許証など)を提示すれば検査キットを無料でもらうことができました。
かなりの渋滞にはなっていましたが、ドライブスルーなので少しずつ車は進み、20分程度で入手することができました。
検査方式は抗原検査(セルフ検査)
綿棒と液体のようなものが入った容器などが入っていました。
10分程度で検査結果が出るようです。
まとめ
今日は、感染拡大中のニューヨークのコロナ対策!ドライブスルーでコロナの検査と検査キット入手 についてご紹介しました。
感染者数も非常に増えている中、ドライブスルーで検査できたり、検査キットがもらえるのは非常にありがたいことです。
何よりも、この極寒の中、ずっと屋外で検査やキット配布のための対応をしてくださっている方々に深く感謝致します。
微力ながら、自分でできる感染抑制に努めたいと思います。