この夏、日本に一時帰国をしました。
夏の間、日本の感染者数は増加の一方、緊急事態宣言も出されている状況で不安も多かったですが、なんとか無事にアメリカに戻ってきました。
日本入国前には、政府が指定した方式で高額な新型コロナウィルスの検査(4歳次男ギャン泣き)を受けました。
空港では、またPCR検査(4歳次男も唾液検査)を受け、必要書類やアプリを何度も提示して3時間後にようやく空港から脱出。
その後は、公共交通以外の手段で移動し、待機場所では2週間の間、アプリやテレビ電話の監視下に置かれている自主隔離生活でした。
それと比較すると、アメリカ入国時は、日本入国時の手続きが信じらないくらいの簡単さでした。
今日は、2021年夏、日本帰国〜アメリカ(ニューヨーク)便 搭乗時に必要な書類と到着後の自主隔離の有無〜 についてご紹介します。
アメリカ(ニューヨーク)便 搭乗時に必要な書類
2歳以上の搭乗者は、以下二点が搭乗手続時に必要(2021年9月現在)
1. アメリカ政府 (CDC) の宣誓書(Attestation)にサインをしたものを航空会社へ提出(2〜17歳の場合は、保護者が代理で提出)
2. 出発3日以内に取得したCOVID-19陰性証明書、または新型コロナウイルスから回復したことを示す文書(90日以内にCOVIDに感染した際の陽性結果を示す証明書および、認可された医療提供者または公衆衛生当局が発行した、渡航許可が下りたことを示す書類)を航空会社へ提示
ー ANAのホームページを参照
宣誓書(Attestation)
陰性証明書ばかり気を取られて、私はこちらを用意していませんでしたが、搭乗手続きの際に航空会社の方が用紙を人数分渡してくださり、その場で書いて提出しました。
子供の分は代理署名しました。
入力する欄は少ないので、数分で完了しました。
新型コロナウィルスの陰性証明
いわゆる、抗原検査、もしくは、PCR検査と呼ばれているものであれば問題はないようですが、【陰性】、または、【COVID-19を検出せず】という記載が必要とのこと。
出発前3日以内に受けた検査の陰性証明書が有効であるため、日本入国時の72時間以内という制限よりは、若干ですが時間的に余裕があります。
航空会社により、受諾可能な証明書の種類などが異なるようなので、搭乗する航空会社のホームページ等でよく確認をすることをおすすめします。
私が発行してもらった陰性証明書には、検査を受けた日時、検査方式、検査結果、医師の情報や署名の他に、パスポート情報(パスポート番号、パスポートに記載されている氏名、生年月日)等の情報が記載されていました。
PCR検査の詳細については、旅行会社のAmnetさんのページに詳しい情報が日本語で掲載されています。
アメリカ(ニューヨーク)到着後の自主隔離の有無
- ニューヨーク到着時の空港では、PCR検査や特別な質問状などの提出は一切不要
- ニューヨーク州では海外からの帰国者・訪問者もワクチン接種の有無に関わらず、自主隔離宅、PCR検査は必須ではない
- ただし、CDCのガイドラインに沿って行動するように推奨されている
ニューヨークの空港到着後は、飛行機から降りる際はいつもより少し時間がかかりましたが、入国審査でも税関等でも特別な質問をされることもなく、拍子抜けするくらいあっけなく入国手続きが完了しました。
私たちは念のため1週間ほぼ自宅で過ごしましたが、ニューヨーク州では自主隔離は義務ではないため、息子の学校からは海外旅行後もPCR検査の陰性証明の提出は不要、自粛不要で学校に登校可能という連絡がきました。
帰国後の自主隔離の有無に関しては、お住いの地域や学区に方針を確認することをおすすめします。
- ワクチン接種済みでコロナの症状がない場合、自主隔離は不要。帰国後3-5日後にPCR検査等を受けることが推奨されている
- ワクチン未接種でコロナの症状がない場合、帰国後3-5日後にPCR検査等を受けて、7日間(PCR検査等を受けない場合は10日間)自主隔離することが推奨されている
私は、学校の方針ついては学校の看護師に確認をしました。
アメリカでは自分の職域外だと担任の先生は回答してくれない・・・ということがよくあるので、正しい担当者に質問するように気をつけたいものです。
まとめ
今日は、2021年夏、日本帰国〜アメリカ(ニューヨーク)便搭乗に必要な書類と到着後の自粛有無〜 についてご紹介しました。
日本に入国するときには事前準備も多く、到着後も色々と大変ではありましたが、コンビニや近所の公園に行くだけでも楽しく、帰国した甲斐がありました。
ニューヨークでもマスクが欠かせない生活は続いていますが、学校もリモート授業ではなく対面式で再開し、コロナ以前のような生活に少しずつ近づいているように感じます。
来年のことは来年にならないと分かりませんが、金銭的な負担もかなり多いので、今年と同じような状況・規制が続くようであれば日本帰国は厳しいと考えています。
来年も子供たちと日本に帰国できるように、コロナの収束を願うばかりです。