ニューヨークでは、ついに、2022年3月2日から学校でのマスク着用の義務が解除されました。
マスク慣れしている子どもたちですが、マスクをして来なくても良いというニュースを聞いて喜んでいるとも聞いています。
今日は、 ついに学校でもマスクはオプショナル!マスク着用義務化解除が進むニューヨーク についてご紹介します。
マスク着用義務化解除までの流れ
- 2月10日 公共交通機関・医療施設などを除く屋内でのマスク着用義務解除
- 3月2日 学校でのマスク着用義務解除
学校でのマスク着用義務化解除に対する反応
もちろん、この決定には、賛成派も反対派もいて、様々な意見が出ています。
例えば、私が住んでいる地域のFacebookグループでは、2022年-23年のスクールイヤーでマスクは義務化されるべきか?というようなアンケートがありました。
その中では、60%くらいがYES、20%くらいがNO、20%くらいがもし必要があれば、というような回答でした。
感染状況が落ち着いている現時点では、「もし必要があれば」と回答していた20%の人たちはNOという回答になっている可能性を考えると、賛否がほぼ拮抗している状況かと思います。
ただ、義務化が解除されるという決定が下された以上、マスク着用の有無は、個人・家庭の判断に委ねられます。
多くの人たちが、自分と違ったとしても、それぞれの判断を尊重しようとしています。
息子のクラス(エレメンタリースクール)では、先生がマスク義務化解除に関する話し合いの場を設けてくれたようです。
先生からは、生徒たちが様々な反応を見せたこと、家庭でぜひこのことについて話し合って欲しい、というような連絡がきました。
マスク着用義務化解除の初日の学校の様子
- ナーサリー: 子どもたちはほぼ全員マスクなし、送迎をしている大人もほぼマスクなし
- エレメンタリースクール: 6〜7割くらいがマスクを外していた
喉元過ぎれば・・・という感覚があるのか、この間まで、高機能なくちばしマスク(KN-95)をしていた人たちと同じだとは思えないくらい、マスクなしの方が多数だったようです。
日本人は、花粉症対策などでもマスクをよく着けているので、マスクに対する抵抗感が少なく、いくらピークが去ったとはいえ、コロナの脅威はまだそこにあると慎重な考えを持っている人が多いかと思いますが、アメリカ人は異なる感覚を持っているようです。
ナーサリー
息子はマスクをして登園しましたが、先生に促されて外したようです(絶対に外してはダメ!とは伝えていませんでした)。
マスクを着用したままの子どもも数名いましたが、降園時には、ほぼみんなマスクなしでした。
先生はまだ着けている方が多かったです。
(二日目以降は、先生たちもほぼノーマスクになっていました。)
エレメンタリースクール
息子の学区では、スクールバスでもマスクは不要とのことですが、バスは狭いこともあり、バスの中だけマスクを着けている子どももいたようです。
クラスでは、マスクをしていない子の方が少し多かったようです。
先生は、マスクをしていたり、していなかったりとまちまちだったそうです。
マスク義務化解除から二日目は、マスクをしている人はもっと少なくなったとのこと。
スクールドライバーもノーマスク。
息子のクラス(約20名)のうち、マスクをしていたのは片手以下の人数だったそうです。
まとめ
今日は、ついに学校でもマスクはオプショナル!マスク着用義務化解除が進むニューヨーク についてご紹介しました。
最近のニューヨークでは、昨年の夏のように、マスクなしの人が増えてきた印象を受けます。
このまま感染状況が落ち着くことを願うばかりです。
マスク着用有無、ワクチン接種有無に関しても、改めて、子どもたちと各々の判断を尊重できるよう、理解を深める話し合いをしていきたいものです。