こんにちは!royboyrunsの嫁です。アメリカ、ニューヨーク生活についてご紹介していきたいと思います。
アメリカの秋は楽しいことが沢山!
パンプキンピックで拾ってきたかぼちゃたち。もちろんそのまま飾るだけでもハロウィン気分を味わえて楽しいのですが、おすすめなのは、ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-lantern)作りです。
今回は、ジャック・オー・ランタン(おばけかぼちゃ)の作り方をご紹介します。我が家の経験に基づいたものですが、少しでも参考になると嬉しいです。
目次
はじめに
そもそもジャック・オー・ランタンとは・・・
元々はアイルランド、および、スコットランドに伝わる鬼火のようなもので、魔除けの意味があるようです。アメリカでのハロウィンには欠かせない存在となっています。ランタン(提灯)というだけあって、かぼちゃの中にはライトやキャンドルを灯します。かぼちゃの種や中身を取り除いてから、好きなデザインを彫っていきます。穴を空けたり、デザインを彫ることを英語ではカービング(Carving)と言います。
ジャック・オー・ランタンを作るために必要な道具
- 水性マジック
- 新聞紙
- キッチンペーパー
- 彫刻キット(カービングキット=Pumpkin Carving Kit)*
- 漂白剤(Bleach)
- 漂白剤用のスプレーボトル、または、かぼちゃが入るくらいのバケツ
- 水
- ゴム手袋、もしくは軍手(手が汚れるのが嫌な場合)
*ハロウィンの時期になると、スーパーマーケットやターゲットなど様々な場所で売っています。我が家はAmazonで購入しました。

カービングキット。大きなスプーンも周りにギザギザが付いているので普通のスプーンより種をかき出しやすくなっています。

左:スプレーボトル。スーパーの掃除売り場に売っていました。右:漂白剤。写真とは異なりますが、有名なブランドではCLOROXのものがあります。
ジャック・オー・ランタンの作り方
- 好きなデザインを決める(初めての方はシンプルなデザインがおすすめ)
- 新聞紙の上にかぼちゃを置いて、ヘタの部分を丸くくりぬく
- 種と中身をきれいに取り出す(種などが残らないようにすることが、腐敗を防ぐポイント)
- かぼちゃに水性マジックで好きなデザインを描く(水性マジックだと後で拭いて消せるので便利。複雑な絵の場合は、デザインを印刷して、それを写し紙に写してから、テープなどでパンプキンに貼る)
- ペーパータオルで水分を吸い取る
- デザインにそって彫る(複雑な絵の場合は、始めにキリなどで目印となるような点をつけて、その点線に沿って彫る)
- 腐敗防止のため、完成したジャック・オー・ランタンを漂白剤を水で薄めたもの**を入れたバケツに漬ける、もしくは、その液体をスプレーする
- 乾燥させたら、出来上がり!
**バケツで漂白剤に漬ける場合:3ガロン(約11リットル)の水に対し、テーブルスプーン(大さじ)3杯分の漂白剤を入れて混ぜたものに20分間漬けた後、乾燥させる。スプレーの場合は、1クォート(約1リットル)の水に対し、テーブルスプーン(大さじ)1杯分の漂白剤を入れたものをスプレーボトルに入れて、かぼちゃの表面や彫った箇所にスプレーをした後、乾燥させる。

ヘタの部分は丸くくり抜き、大きなスプーンなどを使って種などをかき出します。

今年の作品。ロケット、次男が選んだくるくるお目目の顔、長男が下書きしたチビかぼちゃ。
中にキャンドルを入れるととても良い雰囲気。ますますハロウィンが楽しみになります。
ジャック・オー・ランタン作りのポイント
-
- シンプルなデザインから始める:あまり細かいデザインだとせっかく穴を開けた後に折れてしまうということがあるので、初めての方はシンプルなデザインをおすすめします。一般的なジャック・オー・ランタンの顔でも十分に可愛いです。
- 中央部分から彫る:周りから彫り始めると中心部分を彫る時に力が入って、せっかくのデザインがポキっと折れてしまうことがあります。
- 腐らせない工夫をする:種や身はなるべくきれいに取って、余分な水分をキッチンペーパーで取ってから漂白剤を使用しましょう。漂白剤はなくても大丈夫ですが、その場合、1週間くらいで痛んでしまうことが多いです。乾燥を防ぐためにワセリンを塗る、必要のない時は冷蔵庫に保存をする、という方法もありますが、長持ちさせるには漂白剤を塗布するのが一番おすすめです。初めて我が家でジャック・オー・ランタンを作ったとき、漂白剤を使用しなかったら、一週間程度でふにゃふにゃになってしまい、ハロウィンまで持ちませんでした・・・)。
もっと簡単にジャック・オー・ランタンを作りたい場合
Carvable Pumpkin、すなわちカービング(Carving)ができる作り物のかぼちゃをおすすめします。ターゲットなどで安く売っています。ヘタの部分をくり抜いて、中身や種を取り出す必要がありません。本物のかぼちゃよりは若干穴が開けにくいですが、腐る心配がないので毎年楽しむことができます。

カーバブル(Carvable)のパンプキン。中は白くて空洞。色々な大きさや色のものがあります。
とにかく彫るのが面倒!子供と楽しみたい!という形は、マジックでお気に入りの顔や絵を描くだけでも十分に楽しめます。我が家も息子たちがもっと小さい時は、フェルトで作った顔のパーツを子どもたちに貼らせたり、マジックで好きなように絵を描かせだものを飾っていました。

大人も手伝っていますが、長男1歳の時の作品です。この頃から現在まで、長男のパンプキン好きは続いています。

長男2歳の時の作品。
まとめ
アメリカのハロウィンには欠かせない、ジャック・オー・ランタンの作り方をご紹介しました。
ジャック・オー・ランタンを作るは少し面倒ですが、作ってみるとハロウィンが更に楽しみになります。本物のジャック・オー・ランタンでなくても、かぼちゃたちは並べるだけで可愛いくて、味わいがあります。
ハロウィンは、仮装をしてパーティーやパレードをしたり、トリック・オア・トリート(Trick or Treat)をしてお菓子を山ほどもらえる子供が大好きなイベントです。
ぜひ、パンプキンパッチ(パンプキン畑)でかぼちゃを獲って、家の外や中をデコレーションしたり、ジャック・オー・ランタンを作ったりして、ハロウィンの雰囲気を楽しんでみて下さい。
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