コロナワクチンの1回目(first dose)を接種してきました。
場所は、ニューヨークのロングアイランドの大規模なワクチン接種会場(Mass Site)の一つ、SUNY。
SUNYとは
- State University of New York=ニューヨーク州立大学のこと
今日は、ニューヨーク州運営の大規模会場でのワクチン接種の流れと様子についてご紹介します。
ワクチン接種が可能か確認
ニューヨークのワクチン接種対象は16歳以上まで拡大しています。
まずは自分が接種可能か確認しましょう。
- 16歳以上(Age 16 and older)
- ニューヨーク在住者(Reside in New York State)
- ニューヨークで勤務している人(Work in New York State)
- ニューヨークで勉強している人(Study in New York State)
16歳〜17歳は受けられるワクチンの種類が限定されています。
- ファイザー(Pfizer): 16歳以上
- モデルナ(Moderna): 18歳以上
- ジョンソン・アンド・ジョンソン(Johnson & Johnson): 18歳以上
ワクチン接種の予約
コロナワクチンを接種する権利がある場合は、下記のサイトで予約をとりましょう。
急速に接種可能対象者の枠が16歳まで拡大されてこともあり、現在は予約が少し取りにくい状態になっているようです。
私は幸い最寄りのSUNY(State University of New York)の予約を取ることができました。
- ニューヨーク州運営の場所: See if you may be Eligible to Receive the COVID-19 Vaccine
- ニューヨーク市運営の場所: NYC Vaccine Finder
- 薬局 GoodRx: Find a vaccination appointment
- Walmart: Covid-19 Vaccines
- Stop & Shop: Covid-19 Vaccination
- Vaccine Finder: Find COVID-19 Vaccines Near You
ワクチン接種会場に行く前の準備
ワクチンの予約が取れたら、会場に行くまでに下記2点を確認しましょう。
- CDMS Registration Ticketを印刷、もしくは、携帯電話ですぐに表示できるようにしておく
- New York State COVID-19 Vaccine Formを入力し、提出する(オンライン)
会場に行くときには、身分証明書(免許証など)をお忘れなく。
CDMS Registration Ticket
予約が取れると、予約確認の連絡がテキストとEメールで届きます。
予約確認のEメールに添付されているCDMS Registration Ticketはとても大事です!
会場到着後の受付と実際に接種をするときの2回、このチケットに書かれている ID#(ID番号)が必要になります。
New York State COVID-19 Vaccine Form
予約が取れた後、ワクチンフォーム(New York State COVID-19 Vaccine Form)の入力が必要となります。
オンラインで入力、提出できます。
提出後、EメールでSubmission IDが届きます。
Submission IDは念のため、控えておきましょう。
ニューヨーク州のウェブサイトでは、”You will need to bring the submission ID to your appointment. “と記載があります。
私はオンラインで提出済みでしたが、結局接種する場所で同じ質問を繰り返し聞かれました。
ワクチン接種会場での流れ
さすがMass Site(大規模な会場)!
きちんとシステム化されていて、接種はとてもスムーズでした。
- わずか30分!
ワクチン接種当日の流れ
SUNYの敷地の入り口に近づくと、大きな電光掲示板が出ていました。
敷地の入り口に、軍隊の方が立っていて、誘導してくれました。
入り口から実際の会場までは、制限速度を守って行くようにとのことでした。

ここでは特にIDや予約の証明の提示は必要ありませんでした。
思ったよりも距離は遠く、3分くらい車で走った場所に再度、軍隊の方が立っていて誘導してくれました。
駐車場に車を停めてから会場入り口へ。
会場入り口では、検温がありました。
少し歩くと受付があり、身分証明書(免許証)と予約チケットのIDを提示します。
中に入ると係の人が空いているブースに誘導してくれました。

椅子は一つのブースに4脚。2脚ずつ両端に置いてありました。

椅子が二脚ずつあるので、次男を連れて行きましたが、問題なく待っていられました。
ブース内では、ワクチンフォーム(New York State COVID-19 Vaccine Form)と同様の質問をされます。
あとは、どちらの腕に打ちたい?と聞かれ、ナースがすぐに注射を打ってくれました。
注射を打つ場所
- 思ったより上、肩に近い上腕
- 半袖の方が打ちやすい(長袖で腕まくりしてももっと上と言われて、結局首の部分から腕を出して注射してもらいました)

Vaccinated!のシールももらえました!

座席の後ろの仕切りはホワイトボード代わりになっていました。退出時間を書いてくれます。
その後は、15分間待つように言われ、15分経ったら退出可能になります。

かなりの数のブースがありましたが、密集・混雑をしている雰囲気はありませんでした。

矢印を辿って行くと出口に到着します(入り口は別の場所です)。
ワクチン接種完了後
副反応は?
私が打ったのはファイザーのワクチンです。
接種後の感想
- 注射した方の腕が痛い!
直後より、数時間経ってからの方が痛みが増しました。
夫や知人は腕を上げたりする時だけ痛むくらいだそうですが、私は何をしなくても腕が痛い感じです。
とはいえ、子供も抱っこでき、料理もでき、生活に支障はありません。
着替えをするときと背中を洗うときは少し痛かったですが、幸い、それ以外の症状(幸い倦怠感も微熱)も一切ありません。
私の周りでは、モデルナを打った知人たちの方が、倦怠感、微熱(人によっては24時間の高熱)があったという話をよく聞きます。
2回目の接種の時の方が副反応が強くでることが多いようです。
2回目のワクチン接種は?
ニューヨーク州運営会場でワクチン接種をした場合
- (ファイザーとモデルナの場合)2回めのワクチンは3週間後に同じ時間帯、同じ場所で自動的にスケジュールされる予定
- 私の場合、1回目のワクチン接種から翌々日にEメールにて2回目の接種日時の連絡あり
憧れの(?)Covid-19 Vaccination Record Cardもその場でもらえました。
こちらがワクチン接種が完了した証明になるので、失くさないように!
接種後は、写真やコピーを取り、原本も大事に保管するように推奨されています。
まだ見かけませんが、これからは車などにVaccinated!と言うスティッカーを貼る人が増えるかもしれません。
まとめ
今日は、ニューヨーク州運営の会場でのワクチン接種の流れと様子についてご紹介しました。
幸い予約が取れて、当日もスムーズに接種が完了しました。
ワクチン会場で次々とやってくる人たちに対応をしている軍隊の方や医療従事者、現場で働いている方々に本当に頭が下がります。
ワクチン接種が完了しても100パーセント感染しない訳ではありませんが(しかも1回目なので)、気持ちが少し晴れやかになりました。
少しでもこれからワクチン接種をされる方の参考になれば幸いです。