宇宙兄弟を夢見る息子たちを連れて、兵庫県にある西はりま天文台に行ってきました。
西はりま天文台には、一般公開されている望遠鏡としては世界最大の『なゆた望遠鏡』があります。
今回の帰国の目玉でもあり、子どもたちも楽しみにしていました。
天気予報は晴れ、当日も太陽が見えていたのでワクワクしていましたが、なんと、夜には雲が多くなり・・・
『なゆた望遠鏡』からは何も見ることができませんでした。。
とても残念な結果になってしまいましたが、ぜひまたいつかリベンジしたいと思います。
今日は、一般公開されている世界最大の望遠鏡!西はりま天文台の「なゆた望遠鏡」 についてご紹介します。
西はりま天文台
- ホームページ: 兵庫県立大学 西はりま天文台
- 場所: 〒679-5313 兵庫県佐用郡佐用町西河内 407-2
- 夜間天体観望会:
- 平日 宿泊者のみ
- 土曜日・日曜日 宿泊の方と電話で事前予約された方のみ
コロナの影響で、夜の天文観望会は宿泊者か事前予約者のみが参加可能です。
昼間にも見ることができる星を観測する『昼間の星と太陽の観察会』は予約不要で、誰でも参加することができます。
西はりま天文台のおすすめポイント
- 大迫力!世界最大級の「なゆた望遠鏡」での天体観望会
- 昼間の天体観察
- ロッジでキャンプ気分
大迫力!世界最大級の「なゆた望遠鏡」
口径2m、経緯台式の「なゆた望遠鏡」は日本国内最大で、一般の方が日常的に見学したり星を直接覗くことができる望遠鏡としては世界最大の望遠鏡とのこと。(ホームページより)
土星のリングや海王星、冥王星も見ることができるそうです。
平日の夜の天体観望会に参加するためには、施設に宿泊する必要がありますが、土日は、事前予約をすれば日帰りでも参加可能です。
私たちが参加したとき、観望会は19:30〜21:30、初めの30分はスライドを見ながらの説明会でした。
子どもたちは、少し昼寝をさせて、お風呂や歯磨きなども全て終わらせておきました。
帰るときは灯りが全くない真っ暗な中を帰るので、携帯電話か懐中電灯(宿泊する場合は、お部屋に一つあります)をお忘れなく!
実際には一つも星を見ることができなかったので、望遠鏡からみた美しさや感動を伝えることができず、非常に残念ですが、大きな「なゆた望遠鏡」が動いたり、建物の天井が開く様子は迫力あり!
ちなみに、8月中旬以降ならば「なゆた望遠鏡」を使った観望会で土星を見ることもできるようです。
地球から見る土星のリングは、毎年角度が少しずつ異なるとのこと。
いつか、見ることができますように・・・
昼間の天体観察
「なゆた」とは違う一つの大きな望遠鏡を使って、昼間に天体観察をすることができます。
- 「昼間の星の観察会」は13:30~(第一回)、15:30~(第二回)
- 「太陽の観察会」は14:30~
こちらは予約不要で、誰でも参加することができます。
私たちは、星の観察会に参加してきました。
昼間も少し雲が多く、一つしか星を見ることができませんでしたが、日中に光り輝く星をみるという貴重な経験ができました。
子どもたちには少し難しかったようですが、二人ともなんとか星を見ることができたようです。
ロッジでキャンプ気分
天文台付近は外灯がほとんどないので、晴れていれば望遠鏡がなくても満天の星を見ることができそうです。
今回は、星を見ることはできませんでしたが、ログハウスの周りは自然がいっぱい。
子どもたちは、セミやセミの抜け殻を探したり、コガネムシやバッタを捕まえて、楽しんでいました。
私たちが泊まったのは5名一室の「家族用ロッジ」。
寝室は2つで、ベッドはそれぞれ2つと3つでした。
ベッドガードなどはなかったので、小さな子どもは少し注意が必要です(次男は一緒に寝ていましたが、ベッドから落ちてしまいました・・・)。
ロッジは基本的にはセルフサービス。
食器類はありましたが、タオル類は一切ないのでお忘れなく。
食べ物や調味料などを買える場所は近くにはないので、山に登り始める前に買ってくることをおすすめします。
バーベキューもすることができるようですが、私たちは、施設内の食堂に夕飯をお願いしました。
子どもたちのおかずは、ハンバーグ、ソーセージ、エビフライ、大人はアジフライとエビフライ。
あとは、サラダとスープ、ご飯でした。
ご飯はおひつ、味噌汁はお鍋に入っていて、子ども連れには十分すぎるくらいの量でした。
食堂でオーダーした食事はお部屋で食べることができますが、食器類は洗って戻す必要があります。
夜、観望会から帰ってくると、玄関の明かりの周りには虫がいっぱい・・・!
自然の中でお泊まりするだけでも、子どもたちにとっては新しい発見がいろいろあったようです。
まとめ
今日は、一般公開されている世界最大の望遠鏡!西はりま天文台の「なゆた望遠鏡」 についてご紹介しました。
星を見ることができず、子どもたちもとてもがっかりしていましたが、どんなに楽しみにしていても、予定通り・思った通りにいかないこともあるということを学ぶことができ、一つの良い経験となりました。
ぜひまたいつか、天気の良い、雲のない日に観望会に参加したいと思います。