昨年、日本へ一時帰国する際は、PCR検査費用の高さに驚きながら、少しでも低価格で検査が受けられる場所を見つけるの必死でしたが、今年は有効な検査方法が増えたため、昨年よりは簡単にPCR検査をすることができました。
今日は、2022年夏、日本帰国〜WalgreensのドライブスルーのPCR検査〜 についてご紹介します。
出国前検査証明書(出国72時間前の陰性証明)
有効な検査様式や書式なども変更する可能性があるため、まずは、最新の検査証明に関する情報を確認することをおすすめします。
- 厚生労働省ホームページ 【水際対策】出国前検査証明書 にて詳細確認可能
昨年からの大きな違いは、核酸増幅検査の場合、鼻腔ぬぐい液(Nasal Swab)が有効になったことです。
昨年は、鼻腔ぬぐい液(Nasal Swab)は有効な検査方式ではなく、唾液(Saliva)か鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合(Nasopharyngeal and Oropharyngeal Swabs)か鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)のいずれかの方法で検査をする必要がありました。
米国ではいずれの方式も一般的ではなかったため、検査を実施している場所を探すのは難しく、検査は高額、しかも鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)は綿棒よりもかなり長い棒を鼻の奥まで入れるため、4歳だった息子は見ているだけでもギャン泣きでした。
鼻腔ぬぐい液(Nasal Swab)は、アメリカで一般的なPCR検査方式なので、今年はかなり選択肢が広がりました。
WalgreensでのPCR検査
こちらでは、私が利用したWalgreensでのPCR検査についてご紹介します。
WalgreensのPCR検査概要
- ホームページ: Walgreens – Covid-19 Testing for Age 3+
- オンライン予約可能(3日前から)
- ドライブスルーのセルフ検査
- 検査結果は48時間以内にEメールでお知らせ
今回の日本帰国に際し、私が利用したのは薬局チェーンの Walgreens のドライブスルー(Drive-thru)のPCR検査です。
WalgreensのドライブスルーのPCR検査には、「Rapid NAAT Test」(結果が2時間以内に出るもの)もありますが、私の近所のWalgreensでは、「PCR Laboratory Test」のみ対応可能とのことでした。
私が利用した時は、1週間前から予約が可能で、保険があってもなくても、検査は無料でした。
しかし、数日後には、予約は3日前からしか取れなくなっていて、料金が発生する可能性がある(Cost May Now Apply)というメッセージが表示されるようになったので、利用する際は最寄りのWalgreensにて詳細を確認をすることをおすすめします。
ラボテストの場合、検査結果が出るまでにかかる時間は「48時間以内(Up to 48 hours)」との記載がありましたが、翌日までに検査結果が出ることが多いようです。
私は、出発日の3日前の夕方に検査をして、翌日の夜9時頃にEメールで検査結果が送られてきました。
WalgreensのPCR検査の流れ
まず、ドライブスルーの窓口で、パスポート・免許証などの身分証を提示して、予約を確認します。
確認作業が終わると、受取口から検査キットが渡されます。
自分で綿棒を鼻にグリグリとして、入っている液体のところに綿棒を入れて蓋をした状態で、受取口に返却します。
お店の人がOKと言えば、検査完了!
検査自体は簡単ですが、私が利用したWalgreensでは確認作業に結構時間がかかり、一人あたり15分程度、時間がかかりました。
ドライブスルーの窓口も時間帯によっては列ができていることがあるので、少し早めに到着した方が良いかもしれません。
COVID-19に関する検査証明
事前に、日本に旅行するために「COVID-19に関する検査証明」にお店のスタンプ(Seal)がもらいたい旨を伝えて、対応をしてもらえるか確認することをおすすめします。
私は、「COVID-19に関する検査証明」を人数分印刷し、「氏名」と「生年月日」は予め自分で記入しました。
検査日当日は、あらかじめ店内の窓口で、「COVID-19に関する検査証明」にスタンプ(Seal)が欲しい旨を伝えました。
すると、ドライブスルーの検査の時には薬剤師の方がきてくれて、「採取検体」、「検査法」、「検体採取日時」を記入してくれました。
陰性結果が出た翌日、「COVID-19に関する検査証明」とプリントアウトした陰性結果を持参すると、薬剤師の方はお店のスタンプを押して、署名もしてくれました。
そして、その陰性結果をファストトラックにアップロードしてから約数時間後、無事に結果が承認されたようで、ファストトラックの画面が青に変わりました。
Urgent Care
- ホームページ: Northwell Health Urgent Care
- オンライン予約可能(3日前から)
- 検査結果は約30分後
アメリカには、Urgent Careと言われる緊急外来施設がありますが、最寄りのUrgent Careでも、渡航用のPCR検査を実施しているとのことでした。
私の近所のUrgent Careでは、保険がある場合は、Co-payのみの支払い、保険がない場合は、195ドルとのことでした。
こちらもオンラインで予約可能、予約は3日前からとなりますが、検査結果がすぐに出るので、保険がある場合は、Urgent Careでの検査がスムーズかもしれません。
私が確認したUrgent Careでは、「COVID-19に関する検査証明」にも対応可能とのことでした。
Alliance Health – PCR, Rapid Antigen & Antibody Testing
- ホームページ: Alliance Health
- 電話予約可能(数週間前でも予約可能)
- 検査結果は48時間以内にEメールでお知らせ
こちらは、今回利用しておらず、問い合わせをしただけですが、保険の有無に関わらず、結果が48時間以内にわかるラボテストの場合、一人95ドルで渡航用のPCR検査が可能とのこと。
検査結果は48時間以内、検査結果が出たら、「COVID-19に関する検査証明」にも対応可能とのことでした。
まとめ
今日は、2022年夏、日本帰国〜WalgreensのドライブスルーのPCR検査〜 についてご紹介しました。
こちらは2022年6月末の情報です。
渡航用のPCR検査の需要が高まるにつれて、変更があるかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。