アメリカでは、5月最後の月曜日はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)です。
メモリアルデーにあわせて、学校などは金曜と月曜もお休みで4連休となっています。
昨年は、コロナの影響でメモリアルデー恒例のエアショー(航空ショー)や花火の打ち上げも全てキャンセル。
しかし花火をどうしても見たかった人が多かったようで、近所で大きな打ち上げ花火が上がる(違法ではないのか?!)という不思議なメモリアルデーでした。
今年は、ニューヨークのロングアイランドのエアショーや花火大会も復活(残念ながら花火大会は悪天候のためレイバーデーに延期になってしまいましたが・・・)!
雨模様の週末ですが、私たちは金曜日のエアショーのチケットを取っていたので、晴天の中、迫力のある飛行機のショーを見ることができました。
今日は、コロナに負けずに復活!ベスページのエアショー(ジョーンズビーチ州立公園) についてご紹介します。
ベスページ エアショー(Bethpage Air Show)
ベスページエアショーは、メモリアルデーの週末にニューヨークのロングアイランドのジョーンズビーチ州立公園で開催されるエアショーです。
コロナ前のベスページのエアショーは、1日で20万人の人がくるほどの人気イベント。
- ホームページ: Bethpage Air Show at Jones Beach State Park
- 日時: メモリアルデー直前の金・土・日、10時から15時(※金曜日は予行演習)
- 場所: 2400 Ocean Parkway, Wantagh, NY 11793
- 利用可能な駐車場: Parking Field 1から6まで
- チケット: 駐車料金として10ドル/台のみ(※2021年は事前購入必須)
メモリアルデーは毎年、5月の最後の月曜日。
今年は5月31日(月)がメモリアルデーなので、エアショーは28日(金)、29日(土)、30日(日)の予定でした。
金曜日はPractice Dayのため、本番ではなく練習を見ることになります。
昨年はコロナの影響で中止、今年は再開されることとなりましたが生憎の悪天候で土日ともエアショーは中止に。
急遽、明日31日(月)12時から15時の間、エアショーが開催されることになったようです。
キャンセルとなってしまった土日のエアショーのチケットを持っている人が参加可能とのこと。
詳細はホームページにてご確認ください。
エアショーのパフォーマンス
エアショーは見所たくさん!
特に轟音で猛スピードで空を駆け抜けていく戦闘機のパフォーマンスは迫力満点です。
息子たちはパラシュートで実際に人が降りてくるところやエアロバティックスを見れて感激していました。
私たちは風が寒すぎて午前中で帰ってしまいましたが、10ドルの入場料の価値は十分に楽しめました。
Military(軍隊)
- Golden Knights: パラシュートのパフォーマンス
- U.S. Coast Guard Search and Rescue Demonstration: ヘリコプターを使った海上レスキュー隊のパフォーマンス
- United States Air Force A-10 Thunderbolt II: USエアフォース、サンダーボルトIIのパフォーマンス
- United States Air Force Thunderbirds: USエアフォース、サンダーバーズのパフォーマンス
Civilian(民間人)
- American Airpower Museum Warbirds: アメリカ航空戦力博物館によるパフォーマンス
- Bayport Aerodrome Society: ベイポート・エアロドーム・ソサイエティによる年代物の飛行機を使ったパフォーマンス
- David Windmiller: ディビッド・ウィンドミラー氏によるエアロバティックス(曲技飛行)のパフォーマンス
- GEICO Skytypers: ガイコスカイタパーチームによるパフォーマンス
- Mike Goulian: マイク・グーリアン氏によるエアロバティックス(曲技飛行)のパフォーマンス
- Farmingdale State College Aviation: ファーミングデール州立航空大学の学生によるパフォーマンス
コロナ禍のエアショーの様子
今年はコロナ禍で行われる初めてのエアショー。
収容人数を制限するなどの対策が取られていました。
- 事前のチケット購入が必須(事前に全てSOLD OUT=売り切れ、当日券はなし)
- 入場制限: 入場者は各駐車場の駐車可能台数の半分(50%)まで
- 駐車場利用時の注意事項: 1台置きに駐車する
私たちは金曜日の予行演習の回に行ってきましたが、観客はほぼ全員(子供も含め)、ノーマスクでした!
広いビーチ、屋外で十分なソーシャルディスタンスはあるとはいえ、コロナ禍とは思えないようなイベントでした。
個人的には、ついにニューヨークはここまできたのか?!という驚きと、果たしてこれで大丈夫なのか?!という不安が入り混じる思いでした。
大人の観客でマスクをしていた人は片手で数える程。
駐車場やトイレ、移動中はマスクをしている子供も見かけましたが、ビーチでは外している子供の方が多かったです。
駐車場の受付やセキュリティチェックの人たちなど、働いている人たちは全員マスクを着用していました。
昨年は、マスクをしていない人がいたら口論が始まることもありましたが、今年はマスクなし=ワクチン接種済みという認識があることもあり、みんな穏やかにショーを楽しんでいました。
まとめ
今日は、コロナに負けずに復活!ベスページのエアショー(ジョーンズビーチ州立公園) についてご紹介しました。
5月最後の月曜日のメモリアルデー。
アメリカではこの日を境にプール開きしたり、ビーチがオープンしたり、夏が始まる日でもあります。
ビーチでゆっくり過ごすだけでも楽しいですが、10ドルで見ることができるエアショーは迫力満点でおすすめです。
ものすごいスピードと音で空を突き抜ける本物の戦闘機や、普段あまり見ることができないパラシュート隊の落下や飛行機のパフォーマンスを楽しむことができます。
エアショーのチケットの購入方法、おすすめの持ち物などについては次のブログをご参考ください!