私が十数年前にニューヨークに来た時、衝撃を受けたことがいくつかあります。
- 家に洗濯機がないことが多い(特にNYCでは地下などの共有スペースのものを利用するか、最寄りのランドリーを利用している)
- 家の造り・内装が雑なことが多い(新築でも雨漏りがあったり床が斜めなことも多々。リノベーションもいわゆる便利屋=Handy manが請け負っていることが多く、ペンキの塗り方や、修理の仕方が雑な場合がある)
- アメリカ人の部屋の中はとてもおしゃれ(とにかくみんなセンスが良くて、モデルルームのよう)
- 大手デパートでも陳列がひどいことがある(特にセール時期)
- マンハッタンの街が臭い(特に夏場、ゴミと排気ガスなどが混じった独特の臭い)
- 生理用品がしょぼい(日本製品と比べると雲泥の差)
もちろん、変わっていることも変わっていないこともありますが、アメリカの生理用品の進化しています。
今日は、最近のアメリカの生理用品事情!可愛いパッケージと地球や人に優しいコンセプト についてご紹介します。
最近のアメリカの生理用品のコンセプト
- 可愛いパッケージ
- 地球や人に優しい
可愛いパッケージ
インスタなどのSNS映えでも狙っているのか、生理用品とは思えないような おしゃれなパッケージ が並んでいます。
アメリカでは、購入する時に生理用品は茶色い紙袋などに入れて人目につかないようにするという習慣は全くありませんが、最近のパッケージなら特に気にはなりません。
地球や人に優しい
塩素や染料は使用せず、オーガニックコットンが使用されていたり、地球や人に優しいコンセプトの製品が増えています。
途上国では生理用品が高級品である場合も・・・
そのような観点から、一つ購入すると、必要としている人の手にも生理用品が一つ届く仕組みになっているものもあります。
最近の生理用品のご紹介
こちらでは、パッケージがおしゃれで、地球や人に優しいコンセプトの生理用品をいくつかご紹介します。
L.
- L. ホームページ: L.
- コンセプト: L.の商品を購入すると、必要な人がL.の商品が一つ使えるようになる
CORA
- CORA ホームページ:CORA
- コンセプト: CORAの商品を購入することで、女の子たちが学校にとどまる機会と将来に向けて力強く踏み出す機会を与えることができる
月経カップ
アメリカでは、月経カップ(Menstrual Cup)を利用している人も増えて来ているようです。
月経カップは繰り返し利用できるので、ゴミの削減に繋がります。
私の友人も資源を大切にしたいという思いから利用しています。
1番量が多い時の外出時には持ち歩きが困難なので(持ち運び用の袋などもありますが、公共の場で洗うことは難しいため)、使い捨てのものを利用しているようですが、それ以外は特に問題ないとのことです。
まとめ
今日は、最近のアメリカの生理用品事情!可愛いパッケージと地球に優しいコンセプト についてご紹介しました。
アメリカの生理用品は、日本製のように包装を開ける時に一度に羽(Wing)部分のシールまで剥がれたり、捨てるときに綺麗に包めるようなシールがあったり、気の利いた便利機能は付いていませんが、日本とはまた少し違う視点で進化を遂げていると言えます。
日本の生理用品は使用する人を一番に考えている気がします。もちろん使用する人の使い心地はとても大切です。
しかし、それだけでなく、よく使用するものだからこそ、環境や人に優しくありたいという視点がアメリカらしいと思います。