めっきりニューヨークの人気観光地と定着したハイライン。
走るにはちょっと不向きかもしれませんが、ランニングコースとしてご紹介。
マンハッタンのハイラインを走る
ハイラインとは
歴史
1800年代中期から1900代まで、このウェストサイドのエリアには貨物列車は地上を走っていました。安全のため「ウェストサイド・カウボーイズ」という列車先導者がいたのですがそれでも歩行者の事故が多発し、この一帯は「デス・アベニュー」と呼ばれるようになります。
1934年にウェストサイドの開発プロジェクトの一環として、貨物列車用としてハイラインが開通します。
トラックでの輸送が主流となった1970年代にはハイラインの活躍は徐々に減っていき、1980年に廃止となりました。
1999年にハイラインの保存を求める声が上がり、2009年から憩いの公共空間としての多くのニューヨーカーに活用されています。
現在
今では34thストリートからミートパッキングまで、約1.45マイル(2.3キロ)を結ぶ空中庭園となっています。
歴史あるニューヨークの雰囲気と調和するデザインで改築され、歩道には昔の線路が埋め込まれています。
ハイラインのランニングコース
スタート地点
34thストリートからでもミートパッキングからでも、どちらからでも歩けます。今回は34thストリートから。
マップ、一番上の緑ラインの先端が34thストリートの入り口です。
1マイル(1.6キロ)まで
基本は散歩道なので、坂などはなく超フラット。面前にニュージャージ州とハドソンリバーが広がります。
地面は以前貨物列車が走っていた歴史がわかるように、線路が埋め込まれた状態です。
ハイラインは、過去最大と言われるはマンハッタン再開発プロジェクト「ハドソンヤード」の中を抜けます。
ハドソンヤードのエリアを抜けると一気に道が細くなります。
ちなみに人気観光スポットなので、ビックリするほど人が多いです。
ここら辺に来て気付きます。「ランニングコースには絶対に向かない」と。。。あくまで散歩道ですね。
ただ緑の多い散歩道ではなく、色々なアートやデザインが飾られています。
23rdストリートまでやって来ました。ここで約1マイル(1.6キロ)地点です。
人が多いので、ほとんどランニング不可な状態です。。。
ミートパッキングまで
20thストリートを超えた辺りです。
16thストリート辺りに大きなベンチがあり、10thアベニューを北側へ眺めることができます。
南側を見ると、小さいですが遠くに自由の女神を眺めることもできます。
人気な建物、チェルシーマーケットの上です。
ここでは飲み物やTシャツなどのハイライングッズを購入できます。
チェルシーマーケットを超えるとすぐにミートパッキング。
この階段が最終地点となります。
まとめ
日中はやはり人の多さがハンパないです。
走っている人も見かけますが、ハイラインは散歩道ですね。歩く人たちのスピードもゆっくりです。
走ってみたい方は、早朝をおすすめですね。朝日を浴びて非常に気持ちいい場所です。
長さも約1.45マイル(2.3キロ)とジョギング、散歩には最適な距離ですね。