美しい紅葉の季節。
ニューヨークでは、落ち葉の量も今がピークです。
ニューヨークのロングアイランドのキンダーガーデン(日本の年中〜年長)に通っている息子。
落ち葉を拾ったり、学校の周りをネイチャーウォークしたりしながら、葉っぱについて色々なことを学んでいるようです。
今日は、キンダーガーデンで葉っぱの勉強!アメリカ教育の良いところ についてご紹介します。
アメリカのキンダーガーデンで学んできたこと
葉っぱの種類
下記のような葉っぱの種類を学んできて、色や形を見て見分けがつくようになりました。
すでにママやパパより詳しいので、お散歩しながら色々教えてくれます。
- カエデ(Maple)
- イロハモミジ(Japanese Maple)
- イチョウ(Ginkgo)
- オーク(Oak)
- ポプラ(Poplar)
- ササフラス(Sassafras)
- カバノキ(Birch)
葉っぱや秋に関する英単語
葉っぱの特徴は、葉っぱの先が尖っている(Pointy edge)、丸っこい(Round edge)というような言葉表現するようです。
他にも学校では葉っぱや秋に関する英単語を色々学んできました。
中には私が知らないような単語も・・・
- Fractal(フラクタル=次元分裂図形)
- Symmetrical(対称な)
- Chlorophyl(クロロフィル)
- Photosynthesis(光合成)
- Hibernation(冬眠)
幼児用の英語絵本にも、私が初めて耳にするような単語が山のように出てきます。
こちらで子育てをはじめて、日本での英語教育、受験英語の限界をひしひしと感じます。
秋におすすめの英語絵本
Leaf Man
葉っぱと木ノ実でできたLeaf Man。
風に吹かれて姿を消したLeaf Manを思わず探しに出かけたくなります。
色とりどりの葉っぱで出来た鳥や牛にも変身するので、子供たちの想像力も掻き立てられます。
学校では、この本を読んだ後に葉っぱを拾って、自分なりのLeaf Manを作ったようです。
little tree
小さな木、little treeは、はじめはみんなと同じ大きさでしたが、秋になっても冬になっても葉っぱを落とそうとしません。
そしていつの間にか、周りの木々は成長し、little treeだけ小さいまま。
そしてある日、勇気を出して、little treeも葉っぱを落とす決意をします。
みんなが当たり前にしていることでも、難しかったり、こだわりがあって出来なかったり。
でも勇気を出して一歩踏み出してみると、意外に簡単で、その後大きな変化があったり。
色々なことを感じ、考えさせられる一冊です。
Autumn Leaves by Ken Robbins
子供葉っぱ博士にぴったりの絵本!
写真とともに色々な木の葉っぱの名前や特徴を学ぶことができます。
葉っぱの形や特徴を伝える英語表現の勉強にもなります。
この本を読んだ後は、子供と一緒に木を見上げたり、葉っぱを拾うのが楽しくなります。
長男(5歳)作成、秋の本
すっかり葉っぱ好きになった長男。
ついには自分で葉っぱの本を作成していました(なぜか右開きでしたが・・・)。
タイトルは『Fall Book』(秋の本)。
一丁前にタイトルページにはWritten and Illustrated by… 自分の名前を書いていました。
Chapter構成になっていて各章のタイトルは・・・
- Chapter 1 All about pumpkins
- Chapter 2 All about hibernating animals
- Chapter 3 All about leaves
ところどころスペルミスはあるものの、5歳にしてはなかなかの出来栄え。
全て自力で作成。
まとめ
今日は、キンダーガーデンで葉っぱの勉強!アメリカ教育の良いところ についてご紹介しました。
息子たちも落ち葉が大好きが息子たち。
学校でも葉っぱについて沢山学んできます。
まだキンダーガーデンに通い始めたばかりですが、アメリカの教育はみんなが同じことができるように型を押し付けるのではなく、得意な能力を伸ばしてくれていると感じます。
キンダーガーデンとの先生との面談での先生から『(長男が)何かのプロジェクトを1人でやり始めたら、終わるまでやりたいようにやらせるようにしている』というコメントをもらいました。
足並みを揃えることだけではなく、個性を伸ばそうとしてくれる方針に感謝です。
季節を五感で感じながら、子供の好奇心をどんどん育んでいきたいものです。