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食事制限のダイエットは正しいのか?体重を減らすために知っておきたいこと

こんにちは、ロイです。

カッコいい、綺麗な体を持ちたいというのは男女問わず永遠の課題ですよね。

今まではそんなに太ってなかったのに、年齢が進むにつれて体質が変わり体型も変わってきます。

ダイエットというのは常に関心のあるトピックで、ダイエット本もたくさん出版されています。

しかし「ダイエット=体重を減らす」という風に理解しがちです。

果たして体重を減らすことだけがいいダイエットなのでしょうか。

食事制限のダイエットでは体内で何が起こっているのか

ダイエットというと色々な方法が思いつきますが、

やはり食べるという行為が体重に一番直結しているので

「食事量を減らしカロリー摂取を避ける」というのがポピュラーだと思います。

そしてダイエットの結果を知る手段は体重計のメモリです。

減っていれば嬉しいし、減っていなければ嬉しくない。

しかし減っていることは本当に嬉しいことなのでしょうか。

ほとんどの場合、食事量を減らすダイエットというのは単に筋肉の減少が起こっている状態で、

無くした方が良い脂肪分というのはそのままの状態です。

ランニングなどで痩せた方が速くなるという考えがもしあるなら、

食事量を減らすのは逆効果で間違いなくパワーとスピードを失い弱くなってしまっています。

また体重計だけでなく、鏡の前に立って見た目の良し悪しでダイエット成功という判断をするのも危険です。

特に外見からだとどうしても改善したい部分ばかり目についてしまい、正しいダイエット結果を知ることはできません。

食事制限のダイエットでは同じ体のサイズの中で、どんどん中身が弱くなっている状態になっているのです。

過去にInternational Journal of Obesity and Related Metabolic Disordersから発表された食事制限(ローカロリーダイエット)を行なった27名のテストから興味深い結果があります。

彼らは8週間のローカロリーダイエットから約8.6キロの体重減量に成功。1週間あたり約1.1キロ弱の減量です。

しかし体をよく分析してみると8.6キロのうち2.7キロの筋肉減少がみられました。失った体重のうち32%は体を強く維持させるために重要な要素である筋肉だったのです。

体の筋肉と脂肪の割合を上手に調整するのが良いダイエット

一般女性では平均的に以下の割合で体が構成されています。

  • 筋肉:35%
  • 脂肪:28%
  • 骨・臓器・血液などの液体:37%

55キロの女性の場合、約19キロが筋肉で約15キロが脂肪となります。

上記の8週間ダイエットでは、この女性は46.4キロになったことにあり筋肉と脂肪の割合は約16キロと約13キロとなります。

よくリバウンドという言葉を聞きますよね。

ダイエットした分の体重が再び元の体重に戻ってしまうことですが、

この場合ほとんど脂肪分で戻ることになります。

つまり筋肉量は約16キロそのままで、脂肪だけが8.6キロ増の約21.6キロとなります。

体重計では同じ55キロでも気がつけば体の構成が変わって、知らず知らず体が弱くなっているということがあります。

ダイエットは運動を基本として行ったほうがいい理由

ダイエットを目的として走っている方は多いのではないでしょうか。

ランニング後、果たしていくら体重が落ちているのか。。。

そんな気持ちで体重計で測ってはみたものの、

思ったほどの減量が見られずガッカリ、という方もいると思います。

しかし体重の数値的には何の変化はなくとも、実は体の構成・体質的には良い方向に進んでいるのです!

別の54名の女性を対象にダイエットテストした話です。テスト結果から女性たちは4つのグループに分けられました。

  • Group 1:食事制限で体重減量した
  • Group 2:運動によって体重減量した
  • Group 3:運動したが体重維持だった
  • Group 4:食事制限をしたが体重維持だった

その過程でGroup1とGroup3の減った脂肪量は全く変わらなかったのです。

簡単に説明すると、50キロの女性(筋肉30キロ/脂肪20キロ)がテストを行った場合、

同じ脂肪量の減少なのでこういった結果になります。

  • Group 1:体重50キロ(筋肉30キロ/脂肪20キロ) → 体重40キロに減量成功(筋肉25キロ/脂肪15キロ)
  • Group 2:体重50キロ(筋肉30キロ/脂肪20キロ) → 体重50キロから変わらず(筋肉35キロ/脂肪15キロ)

同じ5キロの脂肪燃焼でも一方は筋肉量が減少し、一方は筋肉量が増加しています。

これでは体重減量という目的を達成していないように見えますが、ランナーとしては大きなメリットは二つあります。

ランナーとしての強い体づくり

筋力アップはランニングスピードを上げ、また怪我のしにくい体となります。

長距離を走るためには関節を保護する筋力が必要なので、強い体づくりをするためにも運動は大切です。

長期的にダイエット効果を生む

上記のテストだと体重は減少していませんが、そもそも体重を減らし方として

消費エネルギー量を増やす必要があり、そのためには基礎代謝を上げなければいけません。

基礎代謝が上がれば、体内の脂肪が燃焼され太りにくい体となるわけです。

筋力低下はそのまま基礎代謝の低下になり、実は食事制限のダイエットはさらに脂肪を燃やしにくい体質になっているのです。

筋力アップは短期的に体重減量にならなくても、基礎代謝が上がり脂肪を燃焼するという体質改善となるため、ランニングを続けていれば必ず体重減量となるのです。

最後に

体重の測りだけ見て、もしくは自身の見た目だけでダイエット成功かどうか判断するのは正しい体重減量ではないように思います。

昔モデルが過剰なダイエットで骨みたいになっているのを見たことありますが、結局健康的でないということで、過剰なダイエットを控えるように警告が出たと聞いたことがあります。

男性も女性もカッコいい、綺麗な体を手に入れるのは永遠のテーマで終わりはありません。

目指すことは非常に良いことだと思います。自分自身を磨くことは素晴らしいことです。

ただ気をつけて健康的なダイエットを行いたいですね。

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