アメリカの子どもたちのクリスマスシーズンの楽しみの一つ、ジンジャーブレッドハウス作り。
ジンジャーブレッドハウスとは、子どもたちの憧れでもある、いわゆるお菓子のお家のこと。
アメリカでは、クリスマスの時期になると、大手スーパーやホームセンター、ドラッグストアなど、あらゆる場所でジンジャーブレッドハウスキットが売り出されます。
種類がとても豊富なので、毎年違うものを選ぶのも楽しいです。
今日は、アメリカのクリスマスに欠かせないお菓子のお家!ジンジャーブレッドハウスとは? についてご紹介します。
ジンジャーブレッドとは
学校でジンジャーブレッドマンのお話を聞いたり、家族でジンジャーブレッドハウスをデコレーションしたり・・・
ジンジャーブレッドは、アメリカのクリスマスシーズンには欠かせない存在です。
- ジンジャーブレッドは、ジンジャー(生姜)やクローブ、シナモンなどのスパイスや蜂蜜などが入った柔らかいクッキーのようなお菓子
- ジンジャーブレッドハウスの起源は、16世紀頃のドイツで、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」でお菓子の家が登場したことにより、ヨーロッパでその人気が高まったと言われている
- ドイツ語でジンジャーブレッドハウスは、「ヘクセンハウス(Hexenhaus)」
アメリカ人は、ファミリートラディション(家族で決まった時に行うイベントなど)をとても大切にします。
毎年、同じ時期に同じ場所で家族写真を撮ったり、サンクスギビングにTurkey Bowlと呼ばれるフットボールゲームをしたり、週末は家族でボードゲームをして過ごしたり・・・
ファミリートラディションとして、クリスマスにジンジャーブレッドハウスをデコレーションする家族も多いようです。
ジンジャーブレッドハウスを飾ろう
ジンジャーブレッドハウスは、食べられる材料で作られていますが、食べることより(作りながらつまみ食いはあると思いますが・・・)、デコレーションをして、ジンジャーの香りを楽しむために飾ることが多いようです。
ジンジャーブレッドハウス選び
アメリカでは、クリスマスシーズンになると、色々な場所でジンジャーブレッドハウスのキットが売り出されます。
スーパーマーケット、ホームセンター、薬局、もちろん、アマゾンでも買うことができます。
大体10ドルくらいで売っていますが、MichaelsやHomeGoodsなどでは、クリスマス直前になると半額くらいに値下げされることも!
ジンジャーブレッドハウスの種類
一番、オーソドックスなのは、お家。
他にも、ロケット、スーパーマリオ、プリンセス、バービーハウス、電車など、様々なテーマのものがあります。
こちらは、グミで作る簡易版。
家の絵が描かれている箱の上に、アイシングを使ってグミを貼り付けます。
ジンジャーブレッドハウスよりも簡単にできるので、あまり時間が取れない時や、お子さまが小さい時におすすめです。
アイシングは同梱されていませんが、アイシングは粉糖と牛乳で簡単に作ることができます。
ジンジャーブレッドハウスのデコレーション
ジンジャーブレッドハウスのキットの中には、アイシングや装飾用のお菓子など必要なものが全て入っているので、作るのはとても簡単!
アイシングをノリ代わりにして、家の壁や屋根をくっつけたあと、お菓子を使ってデコレーションすれば完成です。
まとめ
今日は、アメリカのクリスマスに欠かせないお菓子のお家!ジンジャーブレッドハウスとは? についてご紹介しました。
子どもの頃にヘンゼルとグレーテルの話などを読んで、お菓子の家に憧れを抱いたこともある人も多いと思います。
アメリカでは色々な種類のジンジャーブレッドハウスが手に入るので、一度、試してみてはいかがでしょうか。