アメリカのパスポート申請には直近6ヶ月以内に撮った写真が必要です。
米国国務省によると、アメリカでパスポート申請が通らない一番の原因は、パスポート写真が不適当であるということ。
2017年では、なんと!申請されたパスポートのうち、25万もの写真が不適当と見なされ、申請が通らなかったとのこと。
パスポート用写真の規格、注意事項をしっかり読んで、適切な写真を用意したいものです。
最近はパスポート用の写真が簡単に作成できるアプリもたくさんありますが、薬局や郵便局での撮影は、ほぼ失敗がなく、とても簡単でスピーディー。
今日は、どこで撮る?アメリカパスポート用の写真サービス比較 をご紹介します。
アメリカパスポート・ビザ用の写真サイズ
- 2 x 2 インチ = 51 x 51 mm
日本パスポート用写真(1.77 x 1.38 インチ = 45 x 35 mm)とはサイズが異なり、正方形です。
アメリカパスポート・ビザ用の写真サービス比較
場所 | サービス | 料金 |
USPS(郵便局) | 撮影と印刷 | $15 |
薬局 | 撮影と印刷 | $14.99 |
AAA(トリプルA)の支店 | 撮影と印刷 | 無料〜$15 |
大手スーパーマーケット | 印刷のみ | $7.44ドル
$12.99ドル |
USPS(郵便局): 写真撮影・印刷のサービス
- USPS(郵便局)で撮影・印刷
- 料金: 15ドル
- 予約時に写真撮影あり(”New Passport with Photo Services “)を選択する
- 申請時に写真撮影、その場で印刷(通常、申請書への貼り付けまでしてくれる)
郵便局でパスポート申請の予約を取る際に、Serviceの項目で “New Passport with Photo Services” を選択すると、申請時に郵便局で写真撮影をしてもらえます。
申請に慣れている郵便局での撮影、そのまま郵便局の方が適切なサイズに切ってくれるので、安心感があり、とても簡単です。
私が利用した郵便局では、持ち込みの写真でも郵便局員の人が適切なサイズに切って貼り付けをしてくれます。
場所によっては写真サービスを提供していない場合があるので、予約時に確認することをおすすめします。
薬局: 写真撮影・印刷のサービス
アメリカの薬局には、パスポート写真を撮影・印刷してくれるサービスがあります。
基本的に予約は不要。
その場で撮影して、数分後には印刷したのものがもらえます。
首が座っている赤ちゃんであれば、少し高めに持ち上げて撮影してもらうことも可能です。
AAA(トリプルA)の支店: 写真撮影・印刷のサービス
- AAAの支店で撮影・印刷
- 料金はメンバーシップのレベルにより異なる
- 1セットは2枚入り
メンバーシップ | 料金 |
AAA Basic | 10ドル |
AAA Plus | 無料(年間1セットまで) |
AAA Premier | 無料(年間4セットまで) |
AAA会員でない | 15ドル |
北米のロードサービス、AAA(トリプルA)の特典に、パスポート写真サービスがあります。
郵便局や薬局よりも少しお得なので、AAA会員で最寄りにサービス店がある場合はぜひ活用したいサービスです。
大手スーパーマーケット: 印刷のみのサービス
ターゲットやウォールマートなどの大手スーパーマーケットには、写真の印刷サービスがあります。
スマホなどで撮影した写真をパスポート写真用のウェブサイトにアップロードして注文すると、約1時間後には印刷が完了します。
配送を依頼する場合は、また別途費用と日数がかかります。
まとめ
今日は、どこで撮る?アメリカパスポート用の写真サービス比較 をご紹介しました。
薬局や郵便局では、少しお金はかかりますが、適切な写真を短時間で用意してくれるのが魅力です。
こちらでは紹介していませんが、もちろん写真屋さんでもパスポート写真の撮影・印刷サービスがあります。
また、スマホアプリを活用すれば、より安い価格(ほぼ無料か、数セント程度!)でパスポート写真を用意することができます。
色々な選択肢がありますが、これからパスポート写真を用意する方の参考になれば幸いです。