マラソンをやっている方であれば、一度は海外のマラソン大会に参加してみたいと思ったことはあるはず。
ニューヨークで最も有名なマラソン大会と言えば、11月の第1日曜に行われるニューヨークシティマラソン!
世界から5万人のランナーが集まり、マンハッタン、ブルックリン、クィーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの地区を走る大会です。
ただお金を払えば走れるという大会ではなく、参加するためには限られた手段しかありません。
今回は、ニューヨークシティマラソンへの参加方法をご紹介します。
ニューヨークシティマラソンの参加資格
NYRR主催のレースに9回+ボランティ1回参加
おそらく最もポピュラーで、確実な参加資格の獲得方法。
NYRRが主催する年間イベントを9回参加し、加えて1回ボランティアをすると、翌年のニューヨークシティマラソンへの参加資格が与えられます。
私もこの方法で、参加を果たしました。大会によって金額は違いますが、9回大会に参加すると、それなりの参加費がかかり、マラソンにコミットしなくてはいけません。
抽選に応募
毎年1月15日から2月15日の1ヶ月間、大会運営団体であるNew York Road Runners(NYRR)が参加希望の抽選を受け付けます。この抽選に応募するだけで確か15ドル弱の金額がかかります。
結果は2月28日に発表。各自メール、もしくはNYRRの個人アカウントに通知が来ます。
ただし!!こちら競争率は毎年上がっています。2017年の応募者数は105,184名で、受かった人数は16,211名。当選率15.4%! 私も抽選しましたが2、3年連続で受かりませんでした。。。
抽選に応募はネットで行われるので、世界どこからでも可能です。ぜひ自分の運を試してみてください。
ちなみに当選後、期限付きの支払いメールが来ます。金額は255ドル。期限を過ぎると当選が取り消されるのでお気をつけください。
旅行代理店から参加枠を購入
米国外に居住している人はこの方法が一般的。日本だとH.I.S.から参加枠を購入でき、毎年大勢の日本人ランナーがニューヨークへいらっしゃってますね。
Team for Kidsに参加
2つ目は「Team for Kids」という子供を支援したチームがあり、それに加わる方法です。
10月3日までに2,620ドル分の寄付をすることで自動的に大会参加資格がもらえます。
毎年4,000名ほどのランナーがこのプログラムを通じて参加しています。
チャリティー団体を支援
NYRRはいくつかのキッズチャリティーの非営利団体と提携しており、その団体がいくつかの参加枠を所持しています。
大会参加希望者は各自で団体に連絡を取り、その参加枠を購入、団体の代表としてマラソンに臨むことになります。
枠さえ残っていれば、夏が終わった頃でも参加することが可能かも?
ベテランランナー
なんと過去15回以上参加したことのある方には、今後参加資格が与えられるというもの。
この枠を持っている方に会ったことがありますが、どちらかというとニューヨーク在住者向けでしょうか。
優秀タイムランナー
一昨年のNYRR主催の年間の大会で(2018年のニューヨークシティマラソン参加希望だと一年前である2017年の年間イベント)、タイム優秀者に参加資格を与えるというもの。
エリートランナー向けで、なかなか獲得は難しいといえます。
世界トップクラスのマラソンランナー
世界レベルでのエリートランナーには、参加資格は与えられます。
一年前の参加辞退を活用
2017年の参加資格を得ていたがやむなくキャンセルした方には、2018年も引き続き資格を与えられるというもの。
ただし参加料を再び払わないといけません。
まとめ
ニューヨークシティマラソンは勾配のキツく記録が出にくい大会と言われていますが、とにかく盛り上がりはハンパないです。
前日からセントラルパークでは前夜祭が行われ、世界各国の参加者とパーティーが行われます。
毎年参加してても、毎年が最高と言う方も多いです。
人生一度の体験として、是非参加してみてはいかが?