今年も11月の第一日曜日にニューヨークシティマラソンが開催予定で、参加資格を得たランナーは、本番に向けてトレーニングを積んでいる時期だと思います。
過去のブログでも伝えたように(まだ間に合う!?ニューヨークシティマラソンの参加条件まとめ)参加資格を得るにはいくつかの方法があるのですがそのうちの一つである抽選に応募したことがあります。
2、3年ぐらい応募し続けたのですが、結果一度も当選せず。。。
ん〜・・・果たしてこの「抽選枠」での参加の可能性はどれくらいなのでしょうか?
抽選の仕組み
抽選受付の開始は毎年1月くらいに運営団体より発表されます。2019年に開催されるニューヨークシティマラソンの抽選開始も2019年1月くらいに発表予定と公式サイトでも記載されています。2018年の抽選は今年2月28日に終了し、当選結果はすぐに応募者にメール、または公式サイトの自身のアカウントページで連絡されました。
抽選は公平を期するために以下の3種類の枠に分けて行われます。
- ニューヨーク市から60マイル(約97キロ)以内に住んでいる応募者
- ニューヨーク市以外の米国内、もしくは米国領(プエルトリコなど)に住んでいる応募者
- 米国民でない海外からの応募者
2017年度の抽選結果
2018年の抽選結果はまだ発表されていませんが、2017年の抽選応募者数は国内、各国から合わせて105,184名でした。一昨年の応募者数は98,247名だったので、7%もアップしたことになります。応募者数は毎年上がっているみたいですね。
結果抽選からニューヨークシティマラソン参加資格を得た参加者数は16,211名。 当選確率15.4%ですね。
上記の3種類の抽選の割合を見てみると、
- ニューヨーク市から60マイル以内に住んでいる応募者から5,145名が当選。同枠内での当選確率は17%でした。全体の参加者のうち31.7%。
- ニューヨーク市以外の米国内、もしくは米国領に住んでいる応募者からは6,748名が当選。同枠内の当選確率は17%。全体の参加者のうち41.6%。
- 米国民でない海外からの応募者からは4,318名が当選。同枠内の当選確率は14%でした。全体の参加者のうち26.6%。
終わりに
ニューヨークシティマラソンの全参加者数は5万人以上と言われています。抽選枠からの参加者数が16,211名だとすると、少なくとも33,789名が何かしらの保証されている(guranteed)枠から参加しているということになりますね。
保証枠の一つである9+1プログラム(大会運営団体が開催するレースに年に9回出場+1回ボランティアに参加すると自動的にニューヨークシティマラソンの参加資格が獲得できる)からの参加者も増えてきているらしいので、ひょっとすると今後は抽選も厳しくなっていくかもしれないです。
逆に言うとそれぐらい多くのランナーが必死になって参加資格を得ようとしているイベントだということがわかります。
抽選に受かるというのはすごくラッキーで羨ましがられることなので、当たった人は是非挑戦してみてください。間違いなく貴重な体験ができるチケットとなりますよ。