アメリカのニューヨークで生まれた息子たち。
次男も3半歳になり、ベビーカー(ストローラー)を卒業しましたが、去年まではお出かけのときのマストアイテムでした。
今日は、アメリカでおすすめのトラベルシステムとストローラー(ベビーカー) についてご紹介します。
トラベルシステム(Travel System)とは
- 赤ちゃんをチャイルドシートの座席に乗せたままベビーカーに乗せたり、ベビーカーから車に乗せ換えることができるベビーカーのこと
- 日常生活で車を利用するアメリカ生活では、必須の子育てアイテム!
一言にトラベルシステムと言っても、種類は豊富!
私が子育てをしていた数年前のトラベルシステムは、ベビーカーの上に新生児用チャイルドシート(Infant Car Seat)を乗せるトラベルシステムが主流でしたが、最新のものはもっと使いやすく進化しています。
数年前までは、アメリカのベビーカーは重たくて、折りたたむのが面倒で、折りたたんでも自立しない・・・というイメージがありましたが、ベビーカー自体のクオリティも上がっているようです。
アメリカでおすすめのベビーカー(ストローラー)
Doona(ドゥーナ) – Car Seat & Stroller
- ホームページ: Doona
- 商品名: Doona Car Seat & Stroller
- 商品概要:従来のトラベルシステムの仕組みにとらわれない、世界初の革新的なカーシート&ストローラー。新ベビーカー(Stroller)がそのまま新生児用チャイルドシート(Infant Car Seat)になり、新生児用チャイルドシート(Infant Car Seat)がそのままベビーカー(Stroller)になる
- 対象年齢: 新生児〜15カ月頃まで。身長:32 inches(81 cm)以下、体重:4〜35 lbs(1.8〜15 kg)
- 簡単操作: 新生児用カーシートを取り外し、フレームやベビーカーに取り付ける手間が省ける
- 安心設計: シートがそのままベビーカーになるので、安定感があり、より安全性が高い
※Doona(ドゥーナ)は、日本でも発売されています(商品紹介ページはこちら)。
GRACO(グレコ) – Travel System
- ホームページ: GRACO
- 商品名: Modes™ Nest Travel System, Modes™ Pramette Travel System, Modes™ Element LX Travel System
- 商品概要: 3 Strollers in 1 という謳い文句の通り、新生児用カーシートを運ぶベビーカー、新生児用のベビーカー(もしくは新生児用のバシネットタイプのベビーカー)、幼児用のストローラー、三通りの使い方が可能。シートを取り外すことで、フレームだけのベビカーになる
- 3 in 1: 新生児から幼児期まで三通りの使い方が可能
- リーズナブル: 200ドル後半〜という嬉しい価格設定
- 簡単操作: ワンステップで折りたたみが可能、折りたたんだ状態で自立する
Chicco(キッコ) – Travel System
- ホームページ: Chicco
- 商品名:Bravo Primo Trio Travel System, Corso LE Modular Travel System, Corso Modular Travel System
- 商品概要: 新生児用カーシートを運ぶベビーカーと幼児用のストローラー、二通りの使い方が可能。シートを取り外すことで、フレームだけのベビカーになる
- 2 in 1: 新生児から幼児期まで二通りの使い方が可能
- リーズナブル: 300ドル後半〜という良心的な価格設定
- 簡単操作: ワンステップで折りたたみが可能、折りたたんだ状態で自立する
Bugaboo(バガブー) – Travel System
- ホームページ: Bugaboo
- 商品名: Bugaboo Fox 2
- 商品概要: 新生児用カーシートを運ぶベビーカー、新生児用のバシネットタイプのベビーカー、幼児用のストローラー、三通りの使い方が可能。シートを取り外すことで、フレームだけのベビカーになる
- ハイセンス: 高級感がありモダンなデザイン
- フリートライアルが可能: 100日間のお試し使用ができる、配送費も無料(Bugaboo – 100 day free trial)
- 収納しやすい: 折りたたんだ状態で自立する
UPPAbaby(アッパベビー) – Travel System
- ホームページ: UPPAbaby
- 商品名: UPPAbaby VISTA 2
- 商品概要: 新生児用カーシートを運ぶベビーカー、新生児用のバシネットタイプのベビーカー、幼児用のストローラー、三通りの使い方が可能。シートを取り外すことで、フレームだけのベビカーになる
- ニューヨーカーに人気: 高級感があり、モダンなデザイン
- 拡張性が高い: オプションを使えばダブルストローラーとしても使用可能
- 簡単操作: ワンステップで折りたたみが可能、折りたたんだ状態で自立する
Baby Jogger(ベビージョガー) – Travel System
- ホームページ: Baby Jogger
- 商品名: city mini® 2 Travel System, city mini® GT2 Travel System, city select® Travel System, city tour™ 2 Travel System
- 商品概要: 幼児用ベビーカーに新生児用チャイルドシートをのせる従来型のトラベルシステム
- チャイルドシートを乗せるだけの簡単操作: 上記のモデルのように変形はしないので、シートを外したり、つけたりする手間はない
- フリートライアルが可能: 100日間のお試し使用が可能、返品時の配送費は自己負担(Baby Jogger – 100-day trial)
- ワンステップで折りたたみが可能: ただし、折りたたんだ状態で自立はしない
Baby Joggerには、ジョギングストローラーのラインアップもあります。
Doonaとトラベルシステム、どちらが便利?!
従来からのトラベルシステムは、少し子どもが大きくなっても使えるのが魅力的。
Doonaはあまり長い時間は使えませんが、何よりもカーシートがそのままストローラーになるという画期的なデザイン。
どちらもとても魅力的ですが、ここでは簡単に双方のメリットをまとめてみました。
Doonaのメリット
- とにかく移動が楽!
- より安全!
とにかく移動が楽!
アメリカで出産・育児を経験した人なら必ず一度は思うであろう、新生児用チャイルドシートを移動するのが重たくて億劫・・・という問題が解決されます。
車での移動が多い、兄弟の学校や習い事の送り迎えで少しの間だけど赤ちゃんを一緒に連れて行かなくてはいけない、という方にはおすすめです。
より安全!
トラベルシステムのように、新生児用チャイルドシートを何かにのせる場合は、アダプターにしっかり取り付けて、ベルトなどで固定する必要がありますが、Doonaはカーシートがそのままストローラーになります。
そのため、より安定性が高く安全で、移動もよりスムーズです。
トラベルシステムのメリット
- 種類が豊富!
- 長く使える!
- リーズナブルな価格!
種類が豊富!
GRACO、Chicco、Baby Jogger、Bugaboo、UPPAbabyなどの人気ブランドが取り扱っていて、デザインや形の種類も豊富です。
好みのものを選べるのは嬉しいポイントです。
長く使える!
Doonaは、そのままカーシートになるだけあって、サイズは小さめ。
そのため、使用できる期間は新生児期から15ヶ月頃までとなっています。
トラベルシステムは、シートを付け替えることで、新生児期から幼児期まで長期間使用できます。
リーズナブルな価格!
Doonaは、ユニークなデザインということもあり、お値段は高めに設定されています。
そして、サイズアウトした後は、別のカーシートとストローラーが必要になるので、若干出費がかさみます。
トラベルシステム(ベビーカー+新生児用チャイルドシート)の相場は500ドル程度。
もちろん、ブランドによりますが、GRACOなどの型落ち品やセール品は、200ドル以下で手に入ることもあるので、Doonaと比較するとリーズナブルかと思います。
ベビーカー選びのポイント(経験談)
最後に、私の経験談をご紹介します。
私は、お古でいただいたChiccoのトラベルシステム&新生児用ベビーカー、幼児期はBaby JoggerのCity Mini GTを利用していました。
Baby Jogger City Miniは現在でも人気があり、タイヤも大きく使いやすいのですが、折りたたんだ時に自立しないのが難点でした。
アメリカでは、ほとんどたたむ必要はなく(図書館や博物館などのStroller Parkingでは折りたたまない状態でストローラーを置いて置けるので)、不便に感じませんでしたが、日本に帰った時は、バスや電車に乗る際や、室内の遊び場のベビーカー置き場に置いておく際にも折りたたむ必要があるので、少し面倒でした。
日本に一時的に帰国する可能性がある場合は、折りたたんだ状態で自立する、なるべく軽量なものが便利かと思います。
- ストローラーフレームになり、対面方向が変えられるタイプのトラベルシステム!
- ベビーカーのアクセサリーも然りですが、出産前後は出費がかさむので、500ドル以内で購入できるGRACOやChiccoものが特におすすめ!
まとめ
今日は、アメリカでおすすめのトラベルシステムとストローラー(ベビーカー) についてご紹介しました。
知人はDoonaを使っていましたがとても便利そうでした。
他のブランドのトラベルシステムも数年前と比較すると、かなり使いやすさがアップしていると思います。
まだ日本のベビーカーよりは重たいとは思いますが、軽量化もかなり進んだと思います。
何度も買い換えられるものではないので、十分にリサーチをして、ご自分のライフスタイルに合ったベビーカーに出会えると良いですね。
そして何よりも、赤ちゃんもベビーカーを気に入ってくれますように。