2月2日、日本では節分(2021年の節分は124年ぶりに2月2日)でしたが、アメリカではGroundhog Day(グランドホッグデー)という日でした。
ウッドチャックの習性を使って、春の訪れを予想する天気占いをするという不思議な日です。
Groundhogとは、リス科の動物、ウッドチャックのこと。
今日は、アメリカのGroundhog Day(グラウンドホッグデー) についてご紹介します。
Groundhog Day(グラウンドホッグデー)とは?
- アメリカでは、2月2日がGoundhog(グラウンドホッグデー)
- アメリカ・カナダに伝わる伝統的な行事の一つで、Groundhogを使って春の訪れを占う日
日本ではあまり馴染みがない動物ですが、Groundhogは、リス科の動物のウッドチャックのこと。
もし、2月2日の天気が良く、巣穴から出てきたGroundhog(ウッドチャック)が自分の影を見て、巣穴に戻って行ったら、冬のような天気があと6週間は続くと言われています。
Goundhogは怖がりで、自分の影を見ると驚いて巣穴に戻ってしまうそうです。
もし、2月2日が曇天で、Groundhog(ウッドチャック)の影が見えなかったら、春の訪れが近いと言われています。
2021年の春の訪れは?
Groundhog Dayの天気占いとして一番権威があると言われているのは、ペンシルバニの西に位置するPunxsutawney(パンクサトーニー)地方で催されるセレモニーです。
今年のパンクサトーニーのGroundhog占いによると、ウッドチャックは自分の影を見て巣穴に戻ったようで、冬のような天気があと6週間続く(6 more weeks of winter)とのことです。
キンダーガーデン学んでくるGroundhog Day
プレスクールやキンダーガーデンでもGroundhog Dayについて学んできます。
Groundhog Dayに関連して、プレスクールやキンダーガーデンでは、影(Shadow)やお天気の勉強もしてきたようです。
Natasha Wingの”The Night Before”シリーズにも、”The Night Before Groundhog Day”があります。
“The Night Before…”シリーズは、アメリカの子どもたちが記念日やイベントの時にどんなことをするのか、わかりやすく描かれている絵本なので、小さい子どもとアメリカ文化を勉強するのにぴったりです。
まとめ
今日は、アメリカの2月2日、Groundhog Day(グラウンドホッグデー)についてご紹介しました。
アメリカではプレスクールの子供でも知っている、Groundhogが春の訪れを予言するという昔ながらの行事。
アメリカのスマホのカレンダーでは、Groundhog Dayと表示されますが、私は、息子たちが学校に行くまでGroundhog Dayがどんな日なのか知りませんでした。
Groundhog Dayは、寒い冬を過ごしているニューヨークの子供たちに、春が近づいていることを教えてくれる日でもあるようです。
まだまだ天気予報でも雪マークが多いニューヨーク。
Groundhogの予想でも、まだ寒い日が続くようですが、その後は暖かい春が訪れますように・・・