夏が終わり涼しくなると、巷ではどんどんマラソン大会が増えていきますね。
今年ランニングを始めて、近い将来フルマラソンに挑戦してみようかな?と思っている方も多いんじゃないでしょうか。
どんなベテランランナーでも「初めてのフルマラソン」という時期はあり、
その時、未知の挑戦に不安になったでしょう。
今回は初心者ランナーのために知っておかなければならないフルマラソン挑戦のための5つのアドバイスを紹介します。
食事に神経質にならないように
「カーボローディング」という言葉があります。
マラソンに向けてエネルギーを蓄えるために炭水化物中心の食事をとることですね。
マラソン大会前日に炭水化物中心の夕食をとるということはよく知られてますが、
色々な記事や研究を見ると、マラソン大会の4日前から、長ければ1週間前から炭水化物中心の食生活を送ることを
推奨している内容もあったりします。
しかし普段と違う食生活を突然始めてしまうと、やはり体の重たさを感じたり
ランニング中にいつもと違うコンディションになる可能性があります。
水分補給も同じです。
ミネラル分が多いという理由で硬水を多量摂取すると、
やはりいつもと違うコンディションになる可能性がありますし、
蓄えた栄養分も排泄されてしまいます。
初心者ランナーはマラソン大会が近づくにつれて色々調べてしまいますが、
いつもの通りの食事をとり、過度に生活を変化させないように気をつけてください。
天候ではなく気温に気をつけましょう
マラソン大会当日の天気が気になります。
しかし晴れか雨かという天候ではなくその日の気温に気をつけましょう。
雨だからといって長袖やジャケットなどを来て走ってしまうと、実は気温もしくは湿度が高いという
非常に不快で疲れるマラソンとなってしまうことがあります。
長時間走ると当然体は疲れ、体温も上がっていきます。
そういった点を踏まえて、気温には気をつけて
マラソン大会当日は快適な服装、装備で走りましょう。
新しいことはしない
旅行であれば良い思い出の記録を残すためにも、カッコいい/可愛い服を着たり、
新しく買った靴やカバンを持って出かけたいですね。
フルマラソン初体験は大きな挑戦で、のちに大きな思い出となりますが
共に練習をしてきた慣れ親しんだ服装で走りましょう。
新品でまだ走り慣れていない靴で走ると、靴擦れが起こるかもしれませんし
新たな靴下、ベルトを装着すると体に擦れてしまうかもしれません。
水分補給用のボトルを持って走るのであれば、少なくとも数回練習で慣れておきましょう。
ジェルなど栄養補給のための食品も体に合った使い慣れたものにしましょう。
とにかく快適で、いつも通りの自分の力が発揮できるようにするのが第一で
普段と違うことを大会当日にぶっつけ本番は避けた方がいいです。
スロースタート、スローラン
よーい、ドンのタイミングで全力疾走して、先頭集団で写真撮ってもらう。。。
これ、しちゃダメです。
42.195キロは極めて長い距離で、言うなれば小旅行です。
あくまで目標は完走ですから、スロースタートで走り始めてください。
しっかり練習を積んできて、待ちに待った大会だとスタート時は心が躍ります。
体力もしっかりつけてのスタートですから、どこまでも走れるような気がします。
しかしそこは心を静めてゆっくりと自分の考えるペースで走りましょう。
自分のコンディションが良いかどうかわかるのも、10キロ地点に到着して体が慣れてきた頃です。
たとえ調子が良くても突然疲労はやってきます。
ペースは変えずに基本スローランを心がけるのが完走のコツです。
とにかく楽しむ!
とにかく楽しむ!これが全てです。
初めての挑戦ですから気構えてしまうのは仕方ないですが、
初挑戦というのは人生一回しか味わえない経験です。
路上から大勢の方が大声で応援してくれるでしょう。
普段走れない道を堂々と走れるので、見たことのない光景を見れるでしょう。
そういった一瞬一瞬がとても貴重な体験となります。
「自分を超える挑戦をしているんだ!」そう思いながら楽しく、ポジティブに走るのが大事です。
なんだかんだ言っても数時間後には終わってしまっているのです。
苦しい場面があっても、最終的にいい思い出になるためにそれ含めて楽しむという気持ちで臨めるようにしましょう。