一年でもっともワンダフルな時期、ホリデーシーズン到来です!
ホリデーシーズンとは大体クリスマスから新年までの期間を指します。
とは言っても11月後半のサンクスギビング直後からクリスマスモードに入り
街の至るところでクリスマスツリーを目にすることになります。
今回は、初めての生木のクリスマスツリーを購入する方へ!手入れのための知っ得情報 についてご紹介します。
やっぱり生木のクリスマスツリーが人気
12月に入るとマンハッタンの路上に「Fresh Cut Christmas Trees」を扱う売店が現れます。
マンハッタンの家はほとんどがアパートで、間取りもそんな広くないので
売られているのはどちらかというと少し小さめのツリーが多い気がします。
ただ、オフィスなどで飾る場合もあるためか、大きなツリーも扱っています。
郊外にはクリスマスツリーピックができる、「Christmas Tree Farm」という
ツリーを自分で刈り取って家に持って帰るという農場もあります。
ここで購入する場合は刈り取るためのノコギリを持参する、
もしくはレンタルする必要がありますが
一軒家に住み、家族と住んでいる家庭にとってはこの購入の仕方も一般的です。
手入れなどのしやすさからウォールマートなどで売られている
人工的なクリスマスツリーを飾る方も多いですが、
生木のクリスマスツリーを飾ることが恒例行事となっているお家もあるようです。
クリスマスツリーを飾り始めるのはサンクスギビングのあと
11月24日のサンクスギビングが終わると世間は一気にクリスマスムードに包まれます。
テレビはクリスマス仕様のCMが流れ始め、ホリデーシーズンに向けてのセールも始まります。
12月に入る時期からクリスマスツリーを飾り付ける家庭が多く、
また玄関をクリスマスデコレーションする家もよく見ます。
クリスマスツリーは、ホームデポ(Home Depot)のようなホームセンター、
ナーサリーなどの園芸店でも売り出されています。
我が家の近所では、消防署がクリスマスツリーの販売を行なっており、
私たちはそちらで生木のクリスマスツリーを購入しています。
私たちは、クリスマス2週間前の12月8日に買いに行きましたが、
残っていたのはわずか4本!!
200本仕入れていたらしいのですが、12月最初の週が1番の繁忙期とのこと。
家のサイズには少し大きかったですが、残ったものから1本選びました。
金額は少し高め
販売しているお店、農場、また気のサイズによって金額は違いますが
ツリーの購入は決して安い買い物ではありません。
毎年買うことを考えると、人工的な作り物のクリスマスツリーよりも高くつきます。
私が購入したのは185cmくらいのものでしたが、金額は$65でした(約7,400円)。
ほとんど同じ大きさのものでも、葉のつきかたや枝の質により、金額が異なる場合もあります。
購入から家に持ち帰るまで
私が購入したのは農場ではなかったため、すでに刈り取られたツリーでした。
陳列されているものの中から気に入ったツリーを選ぶと、その場で木の幹の切ってくれます。
これはツリーがすぐに水を吸えるようにするためです。
郊外で購入した後、車に積んで持って帰るのが一般的です。
お店の人がしっかりと車に縛ってくれるので、自分で縛る必要はありません。
マンハッタンでは、車を持っていない人も多いためか、引きずったりや男の人が数名で担いで持って帰っているのを見たこともあります。
帰宅後は車からツリーを下ろし、家の中に入れます。
ツリーを買う前に、クリスマスツリーのスタンドを組み立てておきましょう。
このスタンドにツリーを差し込み固定させます。
クリスマスツリーを購入する前に、どれくらいの大きさのツリーを買うか考え、
そのサイズに合うスタンドを選ぶように注意しましょう。
ツリーが立った、後はツリーライトをつけたり、オーナメントを飾るだけです。
ツリーにオーナメントを飾り付ける作業は、とても楽しいので、子どもたちも率先して手伝ってくれます。
特に、自分たちが学校で作ってきたオーナメントを飾るときは一段と嬉しそうです。
生木のクリスマスツリーを飾るための注意事項
生木のクリスマスツリーを飾るのは心が弾む楽しいことですが、大変なこともあります。
買う前に、注意事項も頭に入れておきたいものです。
生木のツリーはとても重たい
生木のクリスマスツリーは、いわば丸太なので、とても重たいです。
クリスマスツリーを移動させたり、立てるのは結構な力仕事となります。
特に車から下ろしたり立てたりする時は近くに人がいないか十分気をつけましょう。
人の上にツリーが倒れこむと大けがにつながります。
トゲが刺さったり樹液が手につくこともあるので、運ぶときは、軍手を装着することをおすすめします。
水をしっかりあげる必要がある
クリスマスツリーは、とにかく水をよく飲みます。
クリスマスツリースタンドは水を入れられるようになっているので、
決して絶やすことのないように、常に水が張った状態にしておきましょう。
ちなみに水よりも砂糖水の方が好物のようで
そちらの方が元気な状態を維持するみたいです。
火事の原因になる可能性がある
毎年クリスマスツリーが原因となる火事が起こります。
水分が少なくなるとツリー自体が乾燥し始めます。
そしてツリーライトなどの発熱により、発火するというケースがあるようです。
クリスマスツリーは背が高いため、一旦火が付くと天井まで火が昇るのが非常に速いです。
ツリーが乾燥しないように、水をしっかりあげることを心がけましょう。
木の葉のクズがたくさん落ちる
触っても、触らなくても、もみの木の葉(クズ)がたくさん落ちます。
時間が経てば経つほどクズは落ちやすくなります。
特にツリーの下はクズがたまりやすいので、掃除が大変です。
アメリカ人は家の中でも靴を履いていることが多いので、
あまり気にならないののかもしれませんが、
私の日本人の友人は、掃除が大変すぎて、
生木のクリスマスツリーは、1年で十分と言っていました。
指定日にクリスマスツリーを廃棄する
クリスマスが終わったからといって勝手にクリスマスツリーを捨ててはいけません。
ツリーは再利用されるため、捨てていい日はその地域によって決まっています。
場所によっては専用の袋に入れるなど捨て方も決まっているので
しっかり廃棄情報をチェックして、マナーを守りましょう。
運び出すときも、重たいので運び出す時も一苦労。
クズもたくさん落ちるので、心の覚悟を!
最後に
今回は、初めての生木のクリスマスツリーを購入する方へ!手入れのための知っ得情報 についてご紹介しました。
クリスマスツリーを飾るだけで、お家の中はクリスマスモードになり、楽しい雰囲気に包まれます。
アメリカではクリスマスの朝、子供達のプレゼントはツリーの下に置くので、
子どもたちは、クリスマスツリーが大好き!
アメリカならではのクリスマスを過ごしたい、という方は、ぜひ、一度、生木のクリスマスツリーを飾ってみてはいかがでしょう。
フレッシュなモミの木の香りが、楽しいクリスマスの雰囲気をまた一段と盛り上げてくれます。