アメリカで走る

今後求められるマインドセット。それはブルドーザーになること

ニューヨークにいると、駐在の方と出会うことが多いです。日本の本社から米国に送り込まれ、大体3〜4年の間、現地で仕事をしている方々ですね。本社から選ばれてきているので、若い方でも感心するほどしっかりしている方が多いです。

私は米国に渡り学校を経てからこちらで仕事を始めたので、社会人になったのは比較的遅い方です。当時仕事を始めた頃に出会った同い年の駐在の方との間に社会人としての実績、経験に圧倒的な差があるな、と実感したことがあります。

日本では多くの方が大学卒業後に社会人(22歳くらい)となります。人からズレると不安を感じてしまう日本社会では、何か遅れをとってしまうと「どうしよう〜」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

私も早くその差を埋めなければと、必死で仕事をしたのを覚えています。その時ある人から言われた言葉が「君はブルドーザーになればいいんだ」ということでした。

新幹線とブルドーザー

日本では基本的にみんな一緒に横一列で人生は進んでいきます。そして初めてその横一列が崩れ、競争を体験するのが受験であったり、就職となります。生まれてから見えないけれども、レールというものが敷かれており、そこから脱線しないように人生を頑張ります。

一般的にレールの上をいかに上手に走れるかが大事で、就職後は「そのレールを問題を起こさず速く走れるか」、「普通よりも快速、快速よりも特急であること」を求められます。

私が言われたことは、「駐在で来ている人はいわば新幹線である」ということでした。そして私は新幹線になる必要はなく、ブルドーザーのような道も何もない状態から道を開拓できる存在になれ、ということでした。

当時私はNBAのチームに正社員で採用されたてで、日本人でビジネス部門で正社員として働いている人はいませんでした。当然職員になるためのやり方というものは存在しておらず、その点を評価して「ブルドーザー」とおっしゃってくれました。

そのユニークな経歴からニューヨークの日系ローカル紙にも取り上げられました。

他人は他人、自分は自分

月並みですが、人を羨んだところでどうしようもないですね。

自分がこうなりたいと願うことは良いことですが、それは決して他人と比べるようなことではないと。

人を羨むってことは自分を否定してしまうことなんだとその時学びました。

自分で価値を作り出す

今後は「個」の力、つまりパーソナルブランディングが誰にも必要なスキルとなり、ブルドーザー的な存在になって行かないといけないと思います。

自分のやりたいことを見つけ、そこを自分の市場として開拓し、やりたいことで人生を送っていければ良いですね。

 

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