私のBucket Listに記載されている項目の一つがボストンマラソン。
あっ、ちなみにBucket Listとは人生のうちに一度はやっておきたい事リストです。
このリストを作っている人は結構多く居て、やりたい事を100以上リストしている人もいれば1000以上もリストしている人もいます。
で、話を元に戻すと私のやりたい事リストにボストンマラソンが入っています。
「他のフルマラソンと同じように登録し、お金を支払えばできんじゃん」と思いがちですが実はボストンマラソンはそうもいかないのです。。。
ボストンマラソンにはどういった参加資格が必要なのでしょうか?
歴史と権威のあるボストンマラソン
世界にはフルマラソンのイベントが多く存在しますが、その中でも世界6大マラソンと呼ばれるランナーが是非とも挑戦したい大会があります。
以下がその世界6大マラソンと呼ばれるものです。
- ボストンマラソン
- ロンドンマラソン
- ベルリンマラソン
- シカゴマラソン
- ニューヨークシティマラソン
- 東京マラソン
2006年にボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの5つの都市が選ばれ、2007年に東京が加わります。
それぞれの歴史を見てみると、(2018年時点)
- ロンドンマラソン:39年(1981年に開始)
- ベルリンマラソン:44年(1974年に開始)
- シカゴマラソン:41年(1977年に開始)
- ニューヨークシティマラソン:48年(1970年に開始)
- 東京マラソン:11年(2007年に開始)
となっています。その中でボストンマラソンの歴史はというと、
121年(1897年に開始)!!
世界6大マラソンの中でも群を抜いて古く、近代オリンピックに次いで歴史の古い大会の一つなのです。
その歴史あるマラソンであるがゆえ、ボストンマラソンはランナーの誰もが憧れる大会なのです。
お金だけでは参加できない大会
どのマラソンも簡単には参加できず、よその国から参加するには抽選が主な参加資格を得る方法ではないでしょうか。どちらにしても事前に参加表明しておくと運が良ければ参加することができます。
しかしボストンマラソンはそう簡単には参加できません。
参加するにはまず大会側が設定している資格タイムを満たしている必要があります。そしてその資格タイムというのが、「ボストンマラソンを走ってみたい」と思っている初心者ランナーの心を折るようなタイム設定となっています。
えげつなくないですか。。。自分の年齢枠だと3時間10分を切っておかないとそもそも応募すらさせてもらえないのです。
しかもローカルな大会ではなく、大会側が定めるある程度知名度のあるフルマラソンイベントで記録を残す必要があります。
その参加条件の厳しさ故、ボストンマラソンは「選ばれし者のマラソン」と言われています。
もちろんそのタイム設定から、大会に参加する大半のランナーは4時間以内でゴールするらしいです。
聞いた話ですが、(男性35−39歳枠で言うと)たとえ3時間10分を切っててもそのぐらいの記録タイムを保持している参加応募者が殺到し、また応募者の中でもタイムの速いランナーが優先されるため、少なくとも3時間5分くらいのタイムは保持しておかないといけないらしいです。。。
余計難しいやん。
最後に
人生を賭けてランニングに打ち込まないとおそらく参加資格を得られないであろうボストンマラソン。
マラソンに参加するとその大会グッズを身に纏ったりしますが、ボストンマラソンのジャケットを着ている人を見ると本当に憧れの眼差しで見てしまいます。選ばれた者だけが参加できるマラソンだからこそ、お土産とかで服をもらっても袖を通すことができないのです。
ボストンマラソンに参加するにはサブ4とか言っている場合ではないのですが、自分のBucket Listの一つを達成するためにも人生通して挑戦していきたいと思います。