ニューヨークには、ダムの見学ができる場所があります!
ニューヨークの水源の1つであるウエストチェスター(Westchester)にあるクロトンダム(Croton Dam)。
クロトンダム付近は、クロトンゴージ公園(Croton Gorge Park)として一般開放されているので、誰でも見学することができます。
自然を感じながら散歩ができるトレイルもあり、冬季は無料で入れるので、ちょっとしたお出かけにおすすめです。
今日は、子供も楽しめる!ニューヨークの水源のクロトンダムとクロトンゴージ公園 についてご紹介します。
クロトンダム(Croton Dam)とは
ニューヨークのウェストチェスターのハドソン川沿いのにあるクロトンダム(Croton Dam)。
ニューヨーク州の水道水の水源は三カ所ありますが、そのうちの一つです。
クロトンダムには、クロトンゴージ公園があり、ダムを見学することができます!
- キャッツキル(Catskill)
- デラウェア(Delaware)
- クロトン(Croton)
クロトンゴージ公園(Croton Gorge Park)
- 名称: Croton Gorge Park
- ホームページ: Croton Gorge Park
- 場所: 35 Yorktown Rd, Croton-on-Hudson, NY 10520
- 駐車場(入場)料金: 夏季(5月からLabor Dayまで)10ドル、Labor Day以降は無料
- 時間: 8時から夕暮れまでオープン
Labor Day以降は入場料が無料なのが嬉しいポイント!
プレイグラウンドもあるので、ちょっとした子どものお出かけスポットとしてもおすすめです。
秋は紅葉も楽しめるようです。
クロトンゴージ公園のおすすめポイント
- 自然の中でお散歩が楽しめる
- ダムが間近で見られる
- 美しい石の建造物と景色を楽しめる
自然の中でお散歩が楽しめる
ダムを見下ろせる高い塀の上(橋の所)まで歩いて登れます。
子供でも簡単に登れるなだらかな道と、急勾配な近道があります。
私たちは、行きはなだらかな道、帰りは急勾配の坂道を下りました。
どちらも、徒歩15分程度で、3歳と5歳の息子たちも歩けるくらいの距離でした。
ダムが間近で見られる
本物のダムが見られる貴重な場所。
私たちが行った時は、流れている水の量はそこまで多くはありませんでしたが、それでも初めて見るダムに子どもたちは興味津々。
子供たちに、ダムとは何か、ニューヨークの水はどこから来ているのか、水の大切さを教える良いきっかけになりました。
美しい石の建造物と景色を楽しめる
Gorge(ゴージ)とは、山あい、山峡の意味。
山と山に囲まれたダムはそれだけでも美しいですが、歴史のある石の建造物がまた圧巻です。
クロトンダムは、1842年に完成したアメリカで初めての石造りのダムです。
その後、水の需要が増えて行くに伴い、1907年に現在の形のダムが完成したようです。
エジプトのピラミッド、中国の万里の長城に続いて、3番目に大きな手斧掛けの石造りの建造物だという情報もあります。
見晴らしが良く、歩いているだけでも清々しい気分になれました。
紅葉の時期は、また格別に美しい景色が楽しめるようです。
クロトンゴージ公園の様子
まとめ
今日は、子供も楽しめる!ニューヨークの水源のクロトンダムとクロトンゴージ公園 についてご紹介しました。
ニューヨークの水は割ときれいだと言われていますが、その水源の1つがクロトンダム。
子供たちも自然の中のお散歩、本物のダムや放水を初めてみて、勉強になったようです。
普段自分たちが使っている水がどこから来ているのか、なぜ水を貯えておく必要があるのかなど、水の大切さを教えるきっかけにもなりました。
屋外かつ、そこまで混みあってはいないので(とはいえ、サンクスギビングの週末の午後は駐車場がいっぱいになるくらいの人はいましたが)、コロナ禍の気分転換にもおすすめです。
ニューヨークの水事情や環境問題の取り組みなどについて知りたい方におすすめの一冊