アメリカで子育て

ニューヨーク育ちの息子の初挑戦!一時帰国中に日本の小学校に体験入学

今年の日本の一時帰国中、長男が日本の小学校に体験入学しました。

YouTubeなどでみた日本の給食の様子や、サタデースクールに通うお友だちの話などを聞いて興味を持ったようで、長男が自ら「夏休みに日本の小学校に行ってみたい!」と言ってきました。

生まれも育ちもニューヨークの息子は、補習校にもサタデースクールにも通っていませんが、家での会話はほぼ日本語。

ひらがな、カタカナ、音読、漢字は時間を見つけて家庭学習しているので、小学一年生の勉強なら楽しくできると思い、今回、日本の小学校に通わせることにしました。

アメリカの小学校が終わってからの帰国なので、通える期間はわずか二週間ほどでしたが、長男はとても楽しみにしていました。

今日は、ニューヨーク育ちの息子の初挑戦!一時帰国中に日本の小学校に体験入学 についてご紹介します。

体験入学の申し込みまでの流れ

ホームページからEメールで問い合わせ

今回、息子が体験入学したのは、私が子どもの頃に通った小学校です。

帰国の約1ヶ月前に、学校のホームページの問い合わせフォームから、海外在住であること、一時帰国中に体験入学をしたいこと、期間や年齢などを記入してメールを送りました。

すると、数日後、体験入学が可能であるというお返事がきました。

あわせて、以下のような体験入学時の注意事項もご連絡いただきました。

体験入学時の注意事項
  • 給食開始までには少し時間がかかる(アレルギー対応は不可)
  • 給食は日数分の費用がかかる
  • 上履き、水着、水泳帽、テーブルクロスなどの最低限の持ち物が必要となる

 

その後、メールにて、体験入学と事前打ち合わせの日程を調整しました。

そして、息子は、7月4日から2週間、学校に通うことになりました。

帰国したのは6月末でしたが、給食の提供開始までに時間がかかるとのことで、7月4日からの登校となりました。



  • 息子が通った小学校の給食費は(300円 x 日数分)でした。

事前打ち合わせ

6月最後の週、担任の先生との打ち合わせの時間を設けていただき、息子も同伴で参加しました。

打ち合わせ内容は、

  • 緊急連絡先の確認
  • 時間割についての説明
  • 持ち物についての説明

など。

その後は、校長先生へのご挨拶、クラスへも案内していただきました。

事前説明があったので、息子はより安心して学校に行くことができました。

用意したもの

体験入学に際し、準備したものをご紹介します。

今回は二週間というとても短い期間だったので、基本的にはあるもので良いという感じで柔軟に対応していただきました。

ランドセルは持っていないので、アメリカで使っているバックパックで登校。

水泳帽の色はよくわからずに青色を用意したら、みんなは赤色ですが・・・と言われましたが、人と違うことにあまり抵抗のない息子は特に気にならなかったようです。

必要だったもの
  • 上履き 
  • テーブルクロス(縦40cm x 横60cmくらいのもの) 
  • 水泳帽 
  • ラップタオル(水泳用)
  • 教科書 
  • 国語と算数のノートと自由帳
  • 液体のり 
  • セロハンテープ 
  • ハサミ
  • 色鉛筆 
  • 水筒

 

連絡帳も必要とのことでしたが、先生が余分に持っているとのことでいただくことができました。

教科書は、在ニューヨーク領事館に依頼をして無料配布してもらったものが一式あったので持参しましたが、学校で使用している教科書とは出版社が異なり、結局、先生のものを貸していただいたようです。

ラップタオルは必須ではありませんが、プールのための着替え中、先生は更衣室に入れないとのことだったので、用意してよかったと思っています。

水着はあるもので良いとのことでしたが、持っているものがちょうど小さくなっていたいので、シンプルなデザインのものを購入しました。

文房具はアメリカのものでも良いので、日本の小学校に通う場合は持参した方が良いかと思います。

水筒は、暑さ対策のため必須とのことでした!

その他、以下のものは便利そうだと思い、百均で用意しました。

100均で用意したもの
  • 上履き袋 
  • 給食袋(テーブルクロスと口拭き用のハンカチを入れるもの) 
  • 透明の下敷き
  • 名前シール 
  • 油性ペン 
  • タオルハンカチ
  • 配布物などを入れるためのフォルダ

 



  • 日本国籍があることが一つの条件となっていますが、在ニューヨーク領事館では、毎年一月末から二月末に教科書配布の申請を受け付けています。

いざ、学校へ

登下校

初日のみ、私も一緒に登校し、下校時は校門前まで迎えに行きました。

学校付近のスーパーや図書館には、何度も一緒に行ったことがあるので、道順はすぐに覚えられたようです。

息子が通った小学校では集団登下校を行っていませんでしたが、登校時は、お隣の高学年のお姉ちゃんに一緒に行ってもらうようにお願いをしました。

とても優しいお姉ちゃんだったので、息子は毎日色々なお話をしながら、楽しく登校できたようです。

二日目も少し心配で途中まで迎えに行きましたが、「もう明日からはこなくて良いよ!」と言われてしまいました。

アメリカの学校ではバス停に行くまでの短い距離も大人に荷物を持たせる甘えん坊の息子ですが、「郷に入れば郷に従う」ようで、自分で重たいバックパックを背負って、元気に登下校していました。

時間割

息子は小学校一年生。

月火、木金は5時間授業、水曜日のみ4時間授業でした。

科目は、国語、算数がメイン。

他にも音楽、生活、体育(水泳)、図工、英語の授業を体験できたようです。

まとめ

今日は、ニューヨーク育ちの息子の初挑戦!一時帰国中に日本の小学校に体験入学 についてご紹介しました。

一人で歩いての登下校、給食、プール、日本語での授業・・・

日本の学校生活は息子にとって初めてのことばかりでしたが、とても楽しかったようで、毎日ニコニコ笑顔で帰ってきました。

新しい経験をした息子は、刺激もたくさん受けて、またひとつ自信がついたようです。

短い間でしたが、楽しくお話ができるお友だちもできたようで、温かい気持ちで受け入れてくれた先生とクラスメイトに感謝の気持ちでいっぱいです。

市町村によって受け入れ状況などは異なると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。


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