アメリカ生まれの息子たちは現在、二重国籍。
アメリカと日本、二つのパスポートを所持しています。
今年6歳になった長男は、初めてのパスポート更新。
現在はパンデミックの影響で、今までよりかなり時間がかかるようになっているので、更新を控えている方は要注意です。
今日は、アメリカのパスポートの申請方法 についてご紹介します。
アメリカのパスポート申請の流れ
アメリカのパスポート申請は、郵便局でできるので、基本的にはとても簡単です。
しかし、手続きの期間が非常に長くなっているので、更新を控えている方は要注意!!
以前は4週間程度で手元に届いていましたが、パンデミックの影響でExpedite Fee(60ドル)を払っても届くまで約7週間かかりました。
- パスポート申請用紙を用意する
- 最寄りの郵便局で申請のための予約を取る
- 必要書類等を用意して、予約した郵便局でパスポート申請をする
- ひたすら待つ
- 手元に届く
1. パスポートの申請用紙を用意する
16歳未満の子供(Minor)は、更新でもあっても新規申請と同等の扱いとなるため、茶色い用紙(DS-11)が必要となります。
2. 最寄りの郵便局で申請のための予約を取る
- 電話、もしくは、オンラインでパスポート申請のための予約を取る
3. 必要書類等を用意して、予約した郵便局でパスポート申請をする
申請手続き自体は、5分から10分程度で終わる簡単なものです。
原則的に申請者本人が郵便局に出向く必要があります。
16歳未満の未成年の場合、特別な理由がない限り、両親の立会いが必要となります。
- 古いパスポート(更新の場合)
- 出生証明書(Birth Certificate)の原本
- パスポート申請用の写真
- 申請料金(現金、もしくはクレジットカード)
- 16歳未満の場合、両親の立会いと両親の身分証明証(運転免許証など)が必要
出生証明証は原本が必要です。
郵便局側で確認、コピーをとった後、原本は手元に返ってきます。
USパスポート用の写真サイズは、2 x 2 インチ = 51 x 51 mm。
日本パスポート用写真(1.77 x 1.38 インチ = 45 x 35 mm)とはサイズが異なりますのでご注意を。
4. ひたすら待つ
現在、コロナの影響もあり、夏休み前に申請が相当増えたようで、パスポートが手元に届くまでかなりの時間がかかります。
夏休みが終わると状況も落ち着くと思われますが、早めに申請する方が良さそうです。
- 通常依頼: 18週間以内(手続きに最長12週間、郵送に最長6週間)
- 急ぎ(Expedite)依頼: 12週間以内(手続きに最長6週間、郵送に最長6週間)
- パスポートオフィスでの緊急申請、急ぎ依頼: 72時間以内(72時間以内に海外旅行が控えている、家族の死亡・危篤などの緊急事態である場合に限る)
ー 2021年7月現在
パスポート申請後、6週間以内にオンライン上でステータスが確認できます。
ステータスがチェックできる状態(”In Process”)になるまでは、郵便局へ行っても、コールセンターに電話しても、申請状態は全くわかりません。
以前は急ぎの処理をせずとも4週間以内パスポートが届くこともありましたが、現在は”In Process”になるまでにほぼ丸々6週間かかります。
急ぎの場合は、申請時に郵便局でExpediteの依頼と1-2 Day Delivery(速達)での郵送依頼をすることをおすすめします。
5. 手元に届く
ステータスが”In Process”から”Mailed”になったら、無事に郵送された証です。
我が家は、1-2 Day Delivery(速達)郵送依頼をしたので、”Mailed”の状態になった翌日の午前中に、パスポートが手元に届きました。
まとめ
今日は、アメリカのパスポートの申請方法 についてご紹介しました。
多くの人たちが今年こそは!と旅行を計画し、パスポート申請が増えていることは理解できますが、想像以上に手続きに時間がかかりました。
夏休み後は状況が改善する可能性もあるので、最新情報は 米国国務省のホームページ で確認することをおすすめします。