キッチンやお風呂の排水溝が詰まる!
アメリカでもよくあるトラブルです。
我が家では、キッチンの排水溝にごみ取り網をつけていますが、それでも流れが悪くなることがしばしば。
今日は、スネイクを使ったら排水管に穴が開いて大失敗!排水管詰まりを直す時の注意点 についてご紹介します。
液体パイプクリーナー
一番簡単なのは、排水溝に詰まったものを溶かす液体のパイプクリーナーを使うこと。
英語では、Drain Opnerと呼ばれています。
アメリカのホームセンター、Aceの店員さんのおすすめは、Pequaのもの。
Amazonでのレビューも高評価。

Pequaの裏側。ドクロマークが付いていて、いかにも危険で効き目が強そうです。
今までのお家ではよく使っていて、全く問題はありませんがでしたが、今のお家の大家さんには、使わないでください!と言われていました。
排水管自体が非常に古くて痛んでいることを大家さんが知っていたためだと思われます。
排水管の状態によっては、排水管自体を痛めてしまう可能性があるため、使う前には、排水管の種類や状態を確認することをおすすめします。
ケミカルな液体パイプクリーナーを使う前に、重曹(Baking Soda)とお酢を混ぜた自作のパイプクリーナーの方が環境にも排水管にも優しいので、そちらをまず試してみるのも良いと思います。
スネイク
液体のパイプクリーナーを使ってはいけないとのことだったので、試しに使ってみたのが、Drain Snake、というもの。

ペットボトルの倍以上の長さがあるものを買ってきました。
日本では、フレキシスネイクという商品名のものがあるようです。
ただのプラスチックの棒ですが、よく見るとトゲトゲが沢山。触るとかなり痛いので、触らない方が良いです。
これを排水溝から排水管の中に入れると、ごっそりと排水管のゴミが取れるという代物のはずでしたが・・・
我が家の排水管は老朽化と腐食が進みすぎていて、軽く突っ込んだだけで、排水管に穴が開いてしまいました。
排水管から汚くて臭い水が漏れてきて大惨事となりました・・・。
幸い大家さんが数時間で駆けつけてくれて、新しく丈夫そうな排水管に取り替えてくれましたが、キッチンの水道が使えないのはかなり不便でした。
どちらも排水管自体を痛めてしまう可能性があります。特に古い排水管の場合は注意が必要です。
排水管の状態に問題がなければ、スネイクでは、排水管の奥に詰まっているものがごっそりと取れるようです。
一番のおすすめは・・・
結論として、賃貸の場合、排水溝が詰まったら、まずは大家さんに相談するのが一番です。
大家さんの許可があるのであれば、パイプクリーナーやスネイクを使って解決すれば良いと思います。
持ち家の場合は、自分で排水管の状態をみて判断するのが良いと思いますが、試してみる価値があるのは、昔ながらのスッポン(ラバーカップ)です。
英語では、Drain Plungerと言います。
前回の排水溝詰まりの原因は、金タワシの欠けら(アメリカの金タワシはすぐにばらけます・・・)でしたが、スッポンで見事に取れました。
もっと深い所に入ってしまってしまっていたら、取れないのかもしれませんが、スッポンの威力を見せつけられました。
大家さんもこれが一番!と言っていました。
まとめ
今日は、スネイクを使ったら排水管に穴が開いて大失敗!排水管詰まりを直す時の注意点 についてご紹介しました。
アメリカでは、築100年以上の家でも何度もリノベーション(改築)を繰り返して、賃貸・売買していることもよくあります。
入居前や売約前にはインスペクターによる検査が行われますが、水を流した際に、問題なくが水が流れて、水漏れがなければ、排水管の状態まではチェックしない可能性も高いです。
そのため、スネイクで排水管に穴が開くことは、アメリカの住宅事情ならば十分にありえます。
一般的な液体パイプクリーナーやスネイクを使う方法も、排水管の状態によっては、自体を悪化させてしまう可能性があるのでご注意ください!


