ランニング雑記

 

/更新日:2018.06.6

ランニングしているから健康?過信なランナーは要注意

「走ってるから絶対健康!」

そういう自信を持っていませんか?

走った後は、疲れているけれど体の毒素が抜けた気がします。普段運動していなくてランニングすると汗ダラダラになります。それだけで普段の運動不足が解消された気持ちになりスッキリしますよね。

「エネルギーを消費して脂肪も焼けた。いっぱいお酒飲んだりや食事をしても大丈夫!」

「いっぱい食べても太らない。だって普段から走っているから」

・・・果たしてそんなんでしょうか。


ある記事がありました。

1973年から毎年ボストンマラソンに出場している男性がいました。年齢は60歳を超えています。若い頃は毎週90~120マイル(約145~193キロ)走っていました。今でも誕生日には年齢と同じ距離を走っています。自分の健康にはかなり自信があり、気持ちも非常に若いです。

ある時、トレーニング開始後すぐに息切れを起こします。いつもと様子がおかしいので医師に診てもらうと、冠動脈疾患だと診断を受けます。

医師にこう言います。

「待ってくれ、ありえないよ!俺は8回もトライアスロンに参加したことがあるし、140回もマラソン大会に出ているんだ。人生を通して走っているのに、なんで冠動脈疾患なんかになるんだ!?」

自分の健康には自信が持っていた一方で、食事に関しても自信を持っていました。60歳を超えているのに、食欲は10代並み。「普段からいっぱい走っているからどんなに食べても脂肪は焼かれているし、実際全く太らない」と彼は考えていたのです。


この記事を投稿した出版社が、実際ランナーに向けてアンケートをしたところ、半分の回答が「走っているし太っていないから、食事に関しては全く問題ないと考えている」というものでした。

別の調査では、趣味で長距離ランニングをしている人の62%がスポーツ医学が推奨する栄養学、食事の取り方を知ってはいるものの、実践していないという結果が出ました。

ランナーの中には健康管理、体型維持に関しては自分は正しいことをしていると過信している人が非常に多いとのことです。(特に50代、60代)

結論としてランニングをしているから健康であるとは一概には言えません。走っていても気を配らない食事バランス、特に炭水化物や精製された砂糖の過剰摂取は体を蝕んでいくのです。

マラソンだけでなく、食事にも正しく気を使いましょう。

 

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