待ちに待ったニューヨークシティマラソンに参加してきました!
昨年はイベント前日にマンハッタンの友人宅に泊まらせてもらい、
家族は当日ゴールするであろう時間に応援に来てくれました。
しかし雨だったので子供二人を連れて来てくれた妻はとても疲れただろうということで、
今年は前日に家族と共にホテルに泊まりました。
マラソンに参加したのは私一人だけでしたが、家族総出の1日イベントとなりました。
そんなニューヨークシティマラソンの1日を紹介したいと思います。
朝を起きてからスタート地点まで。マンハッタンからスタテン島へ大移動!
まずニューヨークシティマラソンに参加が決定した方は、事前に主催側よりどこからスタート地点のある「スタートビレッジ」行きのバスに乗るかメッセージが届きます。乗り場は以下の3つからどこか一つを選択します。
- マンハッタン、ミッドタウンの42丁目にあるニューヨーク公立図書館から
- フェリーでスタテン島まで行き、スタテン島側からの船乗り場から
- ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムから
つまり勝手にスタート地点まで行くことはできません。
私はニューヨーク公共図書館から5時30分発のバスを選びました。
当日の朝続々とランナーが集まります。
5番街は封鎖されており、無数のバスが用意されているので驚くほどスムーズに送迎されます。
バスに揺られること30分ほど。スタートビレッジに到着です。
ここでセキュリティーを通りスタート時間まで時間を潰すことになります。
ビレッジでの待ち時間は3時間強!暖かい服装でしっかり食事をとって時間を潰そう
各ランナーは青色、橙色、緑色と色分けされています。
そしてビレッジも色分けされており、自分の色のビレッジでスタートまで過ごすこととなります。
私がビレッジに着いたのは6時くらいでした。
「Wave 2」グループの10時15分スタートだったので、少なくとも4時間15分をビレッジで過ごしたことになります。
ちなみにそれぞれのWaveのスタート時間は以下の通り。
- Wave 1:9時50分
- Wave 2:10時15分
- Wave 3:10時40分
- Wave 4:11時
もう少し遅めのバスで到着するランナーも多くいますが、Wave 1であっても3時間はビレッジで時間を潰さなければなりません。
屋外で待つことになるので、必ず暖かい服装で行きましょう。中には毛布などを持って来ているランナーもいます。
服や毛布はスタート前にドネーションすることが出来るので、全ランナーが古びた暖かい服装でビレッジにやって来ます。
軽食は無料で食べられる!
ビレッジ内はスポンサーなどが無料で軽食を提供しています。
時間も長いのでゆっくり朝ごはんを取ることができます。
私はベーグル、バナナ、水、紅茶をいただきました。
毎年スポンサーのダンキンドーナツがニットキャップを配布してくれます。
これは非常にありがたいグッズで、屋外で待つのにすごく重宝します。
そのため多くのランナーがビレッジ内で被っています。
もちろん自分で食べたい食事を持参することも可能です。
セキュリティーで没収されることもありません。
自分のWaveがアナウンスされたらいよいよコーラルに入ります!
長い待ち時間も突然終わりを告げれます。
スタート時間30分ほど前になるとスタート地点へと続くコーラルが開かれます。
ここで多くのランナーが服を脱ぎ、走る格好となりコーラルへ向かいます。
今までリラックスしていた人も、いよいよという顔つきになって来ます。ある意味一番緊張する時間帯かもしれません。
そしてスタート地点まで誘導されている時がとても興奮する時間です。
スタートしたらとにかく楽しんで!ニューヨーカーがあなたを応援してくれます
スタートしたらあとはとにかく楽しみます!!
ニューヨーカーは本当に優しく陽気で路上から応援してくれます。
ニューヨークシティマラソンは5つの郡全てを走るマラソンですが、
郡を結ぶ橋以外は全ての路上でニューヨーカーの応援が巻き起こっています。
特にクイーンズボロ橋を渡りきりマンハッタンに入った時の応援の数と熱狂さは圧巻です。
音楽を聴きながら走っていても、その音楽がかき消されるほどの声援を浴びます。
最後のセントラルパーク内は近すぎではないかと思うほど応援がそばまで寄って来ています。
ゴール付近ということもあってこの辺りから感極まってきます。。。
ゴール後はゆっくり余韻に浸りながら体力回復に努めましょう
ゴールした後もすぐに解散!というわけでなくリカバリー含めセントラルパークを結構歩きます。
ようやくセントラルパークに出れたと思っても、家族と会えるエリアまで再びかなり歩きます。
1キロ以上は余裕で歩いたんじゃないかな。。。
昨年は小雨で人も詰まっていたので、家族と再会まで30分以上かかったのを覚えています。
家族や友人、恋人と再会したランナーはみんな抱き合って喜び合っています。
その後も一緒に帰宅したり、時間を置いてレンストランに行ったり。
私が家族と再会し、電車に乗って家に戻ってきた頃には暗くなっていました。
食事のあとはもちろん泥のように眠りました。
長い1日で疲れましたが、本当に気持ちのいい1日でした。